【取り寄せ】BILLY JOEL - ST. PETERSBURG 1978(2CDR) [Uxbridge 1487]

【取り寄せ】BILLY JOEL - ST. PETERSBURG 1978(2CDR) [Uxbridge 1487]

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商品詳細

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Bay Center, St. Petersburg, FL, USA 30th October 1978 TRULY PERFECT SOUND(UPGRADE)

★新しい解説文です。

 ビリー・ジョエルの人気絶頂期1978年の歴史的名盤「52ND STREET」を引っ提げたツアーは今でこそ極上音質のオーディエンス・アルバム「BOSTON 1978」が限定プレスにてリリースされていますが、実は長いことまともなアイテムが登場しなかった不遇の時期でもあります。一つ前の「STRANGER」ツアーではナッソー・コロシアムでのラジオ放送が実現しただけでなく、テレビ出演なども積極的に行っていた。
ところが同アルバムで大ブレイクを果たしたということもあってか、「52ND STREET」ツアーになるとそうした音源や映像の存在が一気に少なくなってしまう。だからこそ「BOSTON 1978」の登場は世界中のマニアにとって待望のリリースだったのです。

 このベストセラー続行中の名盤「BOSTON 1978」よりもずっと前に「52ND STREET」ツアーをドキュメントしたプレス盤タイトルが懐かしのSHOUT TO THE TOPレーベルからリリースされていたのです。それが「HALLOWEEN EVE NIGHT」。
 同ツアーからちょうど20年が経過した1998年のリリースという絶妙なタイミングに加え、かなり良好なオーディエンス録音が収録されていたことで十分に高い評価を得たものでした。
 確かに音質は素晴らしいものがあったのですが、音源の状態がいただけない。オープニング「The Mexican Connection」の終盤には耳をつんざくようなノイズが混入、次の「The Stranger」序盤ではカットが生じるなど、ライブが始まってすぐにリスニング上のストレスとなるような個所が続出。
 それだけではありません。当初からピッチが高めで、それがライブ終盤に曲になるともうヨレヨレ。とどめは「New York State Of Mind」辺りから右チャンネルにテープの転写が起きており、ビリーと関係のない音楽が鳴り続けているという有様。これが曲間などで相当に耳障りであり、ヘッドフォンでは聞くに耐えないというレベルですらあった。
 こうしたテープの問題がすべて放置プレイだったにかかわらず、リアタイでそうした箇所の批判を浴びなかったのは音源そのものにあった音質の良さに加え、何よりビリー絶頂期のツアーが初めてリリースされたというインパクトに尽きたのではないでしょうか。

 今月「HALLOWEEN EVE NIGHT」(以下「既発盤」と称します)に使われたテープがインターネット上で久々に流通(もしかしたらネット上では初?)しました。
 ここまで挙げたようなトラブルを抱えた音源ですので、あえなくCD-Rでのリリースとなってしまうのですが、それでも今回のリリースに当たってはそうした問題を徹底的にレストア。
 まず冒頭二曲でのトラブルは幸いにもビリーの歌が入らない箇所でしたので、演奏で同じリフが登場する個所からパッチして問題を解決。さらにピッチに関しても徹底的にアジャスト、中でもラスト二曲は既発盤と比べて別次元の安定感にまで修復させました。
 そして最大の問題であった右チャンネルの転写に関しては左チャンネルを生かしたモノ化によって一掃されたのです!おまけに元がモノラルのオーディエンス録音ですので、こうした処理によって音質やレンジの変化がまったくない。

 こうして見事なまでに生まれ変わったアッパー版で聞く絶頂期ツアーは本当に素晴らしい。9月のステージを捉えた名盤「BOSTON 1978」からちょうど一か月が経過した時期ですので、セットリストや構成がその時と違っているという面白さ。何と言っても9月はライブ後半で歌われていた永遠の名曲「Honesty」がここではライブ前半に移動。
 それ以上に特筆すべきは「I Loved These Days」や「Say Goodbye To Hollywood」といった「STRANGER」以前の楽曲が落とされ、代わりに「Zanzibar」が演奏されるようになっていよいよ「52ND STREET」ツアーらしさが完成の域に達したのです。
 そしてステレオだった「BOSTON 1978」に対してこちらはモノラルという分わずかに劣ってしまうのですが、それを差し引いても非常に素晴らしい音質であることに変わりはありません。その上で既発盤とはまるで次元の違う抜群の安定度で「52ND STREET」ツアー10月の模様をじっくりと味わえる、生まれ変わった名盤の誕生です!

Disc 1(73:20)
1. The Mexican Connection
2. The Stranger 
3. Summer, Highland Falls
4. Piano Man
5. My Life
6. Prelude/Angry Young Man
7. Honesty
8. Movin' Out (Anthony's Song)
9. Untitled Instrumental
10. New York State Of Mind
11. Stiletto
12. The Entertainer
13. Until The Night

Disc 2(47:37)
1. Vienna
2. Zanzibar
3. She's Always A Woman
4. Root Beer Rag
5. Just the Way You Are
6. The Ballad of Billy the Kid
7. Big Shot
8. Only the Good Die Young
9. Get It Right the First Time
10. Souvenir

Billy Joel - Piano, Vocals David Brown - Guitar Russell Javors - Guitar, Vocals
Richie Cannata - Sax, Keyboards Doug Stegmeyer - Bass Liberty DeVitto - Drums