ERIC CLAPTON - OSAKA 2003 1ST NIGHT(2CD) [Tricone 161/162]

ERIC CLAPTON - OSAKA 2003 1ST NIGHT(2CD) [Tricone 161/162]

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Live at Osaka-Jo Hall, Osaka, Japan 17th November 2003 TRULY PERFECT MASTERS(from Original Masters)

エリック・クラプトンが2003年11月から12月にかけて行ったジャパン・ツアーから、ツアー2日目で大阪3連続公演の初日となった11月17日の大阪城ホール公演の極上ステレオ・オーディエンスマスターをリリースします!このマスターの録音者は、Tricornレーベルの既発タイトル「Osaka 2003 2nd Night」を録音したのと同一人物です。そう申せば、そのサウンド・クオリティは保証済みでしょう。しかも今回、ファースト・ジェネレーションのマスターを譲り受けてのプレス盤リリースとなります。内容を解説する前に、まずこの公演がクラプトンのこの年の活動でどのような位置を占めていたのか、その前後のトピックを見てみましょう。

・2003年3月18日:イギリス、シェフィールドのバークデイル中学校の催し「キャリアズ・ナイト」(社会的に活躍している人の実演を披露してもらう企画)に出演。この学校は、クラプトンの娘さんルースが当時通っていたところで、娘さんの発案を学校側が歓迎し、クラプトンが出演することになったもの。

・2003年3月25日:ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホールで開かれた、10代の癌患者を支援するチャリティ・コンサート「ティーンエイジ・キャンサー・トラスト」に出演。

・2003年4月9日:ニューヨーク、ビーコン・シアターで行われたウィリー・ネルソンの70歳バースデー・コンサートに出演。

・2003年5月27日:イタリア、モデーナで開かれたオペラ歌手ルチアーノ・パヴァロッティのベネフィット・コンサートに出演。

・2003年6月2日:ニューヨーク、アポロ・シアターで行われたジャズ・ミュージシャン、ウィントン・マルサリスのベネフィット・コンサートにゲスト出演。

・2003年7月9日:リバプール、キングス・ドック・アリーナで行われたジョン・メイオールの70歳バースデー・コンサートに出演。

2003年11月15日〜12月13日:ほぼ1ヶ月に渡るジャパン・ツアー★★

・2003年12月20日:イギリス、サリー州チンディングフォードで行われたゲイリー・ブルッカーのバンド’ノー・スティレット・シューズ’のコンサートにゲスト出演。

・2003年12月31日:恒例の「AA(匿名アルコール中毒者の会)」向けのチャリティ・コンサート「ニュー・イヤーズ・イヴ・ダンス」を開催。

こうして見ていただくと、このジャパンツアー以外はスポットのチャリティ・イベントばかりだったという年でした。言い換えれば、この年のクラプトンは冬までオフで、この11月に行われたジャパン・ツアーだけがメインの仕事だったわけです。それだけに彼がこのツアーに意識を集中させ、全力を傾けたことは間違いなかったと言えるでしょう。ツアー名も、大好きな日本と日本のファンにだけ向けて行われたことを示すように、「JUST FOR YOU」ツアーと名付けられたのでした。このツアー初日の広島グリーン・アリーナ公演では、クラプトンの来日公演史上最多の26曲というセットを披露したクラプトンでしたが、さすがに終演時間も遅くなり、ご本人も疲れたか、2日目のこの大阪初日では22曲のセットに短縮化され、以降はそれがレギュラーとなりました。しかしながら楽曲を絞り込んでのステージは、それだけより集中度が高まったとも言えるもので、本盤で聴かれる各曲のテンションの高さは、歴代ジャパン・ツアーでも屈指のレベルです。何よりもこの時のバンドが、クラプトンとしては必要最低限、少数精鋭の5人だけだったことは特筆すべきでしょう。キャリアのあるベテランミュージシャン4人がクラプトンをがっちりサポート、ここには甘い女性コーラスはありません。アンディとネイザンが懸命にコーラスをつけています。セットリストはバラエティに富んでおり、クリーム時代のナンバーから、直近のアルバム「REPTILE」収録曲までの多岐に渡っていました。86年のHoly Mother、75年のKnockin' On Heaven's Doorあたりがセットインしたのは非常に新鮮な印象を与えたものです。しかも、当時には既に構想が固まっていた次作「ME AND MR. JOHNSON」に収録予定の When You Got A Good Friend、Kind Hearted Womanが披露されています。When You Got A Good Friendでは、クラプトン一人がまずステージに登場し、アコースティックで演奏する中、徐々にバンドメンバーがスタンバイし、アンディのソロで繋ぐ間にクラプトンはあの「クラッシュトキャスター」にチェンジ、エレクトリックで大迫力のCrossroadsにメドレーするという展開で興奮させてくれます。音質に関しては、バンドメンバーが揃い一斉に演奏が始まる部分で導入されるスティーヴ・ガッドのドラム連打のサウンドが判断の肝でした。どうぞ本盤の怒涛のサウンドをお聴きください。この迫力、このクリアネス、文句なし、です。そしてこの日の I Shot The Sheriffがまた素晴らしい。White Roomでは、クラプトン自らがサビのコーラスを付けるという徹底ぶりです。恐らくこれはクレーム以来ではないかと思います。後奏のワウ踏み捲りのソロもGoodです。以降も非常にテンションの高いパフォーマンスが続いていきます。極め付けはLaylaでしょう。現在ではもう聴くことは叶わないと思われるオリジナルのエレクトリック・バージョンです。このバージョンでは敢えて曲中でのあの有名な7連フレーズを封印し、イントロのみとしています。その分、後奏のクラプトンのソロの切れ味は最高!これをまた生で聴きたいんだと思うのは私だけでしょうか。とにかく充実の一語に尽きる大阪初日の極上マスターを収録したのが本盤です。限定のプレスCDリリースとなりますので、どうぞお早めのオーダーをお願い致します。
 
Disc 1(61:31)
1. When You Got A Good Friend / Crossroads 2. I Shot The Sheriff 3. Bell Bottom Blues
4. Reconsider Baby 5. Can't Find My Way Home 6. White Room 7. I Want A Little Girl
8. Got My Mojo Working 9. Hoochie Coochie Man 10. Change The World 11. Five Long Years

Disc 2(62:29)
1. Kind Hearted Woman 2. Badge 3. Holy Mother 4. Lay Down Sally 5. Wonderful Tonight
6. Cocaine 7. Knockin' On Heaven's Door 8. Layla 9. Sunshine Of Your Love
10. Somewhere Over The Rainbow

Eric Clapton - guitar, vocals Nathan East - bass, vocals Steve Gadd - drums
Andy Fairweather Low - guitar, vocals Chris Stainton - keyboards