BLONDIE - OLD WALDORF 1977(2CDR) [Uxbridge 1495]

BLONDIE - OLD WALDORF 1977(2CDR) [Uxbridge 1495]

販売価格: 2,500円(税込)

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商品詳細

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Old Waldorf, San Francisco, CA, USA 21st September 1977 STEREO SBD

 『PLASTIC LETTERS』でのブレイクスルー前夜にあった1977年のBLONDIE。その超極上サウンドボード・アルバムが登場です。
 そんな本作が記録されたのは「1977年9月21日サンフランシスコ公演」。以前1枚物で1公演分の既発も出回りましたが、本作は1日2公演(EARLY・LATE)に加え、同日サウンドチェックまで網羅したステレオ・サウンドボード録音セット2枚組です。その内容に触れる前に、まずはショウのポジション。1977年というと『PLASTIC LETTERS』は制作されつつも発売されていなかった時期(日本のみ先行で12月発売でした)。そのスケジュールから振り返ってみましょう。

・1月1日ー5月5日:北米#1(51公演)
・5月20日ー6月15日:欧州#1(14公演)
・6月26日ー7月3日:北米#2(4公演)
《7月『PLASTIC LETTERS』完成》
・8月27日ー10月4日:北米#3(22公演)←★ココ★
・11月11日ー21日:欧州#2(9公演)
・11月26日ー12月27日:豪州(24公演)
《12月『PLASTIC LETTERS』発売(日本)》
・12月31日:タイ(2公演)

 これが1977年のBLONDIE。『PLASTIC LETTERS』が6月ー7月に録音されたわけですが、本作のサンフランシスコ公演はその約2ヶ月後。「北米#3」の12公演目+13公演目にあたるコンサートでした。
 前述のように、この日のサウンドボードは10年以上前から知られているわけですが、本作はEARLYショウ/LATEショウの2公演+サウンドチェックを丸ごと収録しています。そして、ボリューム以上に衝撃なのがクオリティ。地元ラジオ局“KSAN”による収録なのですが、本作は放送のエアチェックではない。放送局のプロダクション・リールからダイレクトにデジタル化されたものなのです。DISC 1の冒頭に約23分間のサウンドチェックが収録されているのですが、その後にライヴ本番に移行してもサウンドがほとんど変わらない。説明などなくても明らかにミックス卓直でしかあり得ない超ド直結感たっぷりで、脳みそに直接プラグを突き刺したような丸出しの演奏音と歌声が強引に流し込まれる。完全無加工の生々しさと生演奏とのシンクロ感は「オフィシャルの代用」を超えた次元の直結サウンドボードだけの醍醐味。その旨みが最上級で味わえるのです。
 そんなド級ダイレクト・サウンドで描かれるのは、丸っきり異なる1日2公演。ここではEARLY/LATEショウの違いに着目して整理してみましょう。

●2公演共通(4曲)
・妖女ブロンディ:In the Sun/A Shark in Jets Clothing/X Offender
・囁きのブロンディ:Detroit 442
※注:上記の他、約22分のサウンドチェックでは4曲「In the Sun」「Cautious Lip」「Kidnapper」「I Love Playing With Fire」も演奏しています。

●EARLYショウのみ(10曲)
・妖女ブロンディ:Kung Fu Girls/Little Girl Lies/Look Good In Blue/Man Overboard/In the Flesh/Rifle Range/Rip Her to Shreds
・囁きのブロンディ:Kidnapper
・その他カバー:My Obsession(THE ROLLING STONES)/Funtime(イギー・ポップ)

●LATEショウのみ(11曲)
・囁きのブロンディ:Youth Nabbed as Sniper/Fan Mail/Cautious Lip/I'm on E/I Didn't Have the Nerve to Say No/Bermuda Triangle Blues (Flight 45)/(I'm Always Touched by Your) Presence, Dear/Contact in Red Square
・その他カバー:Heart Full of Soul(THE YARDBIRDS)/I Love Playing With Fire(THE RUNAWAYS)/Moonlight Drive(THE DOORS)

……と、このようになっています。70年代BLONDIEと言うと『PICTURE THIS LIVE』が浮かびますが、被っているのは4曲「In the Sun」「Look Good In Blue」「A Shark in Jets Clothing」「X Offender」のみ。オフィシャルでは聴けない初期ならではの名曲群が盛りだくさんなのです。
 しかも、EARLY/LATEショウでも全然違う。EARLYショウは明らかにデビュー作に偏っており、アルバム全11曲中「The Attack of the Giant Ants」以外の全曲を披露。LATEショウはまったく逆に『PLASTIC LETTERS』から9曲を大盤振る舞いしている。そこに散りばめられた5曲のカバーもこの時期ならではのもので、特にTHE DOORSの「Moonlight Drive」はこのの日がラスト・パフォーマンス。「Heart Full of Soul」に至っては、後にも先にも本作1回しか記録のない究極レア曲なのです。
 初期作『BLONDIE』『PLASTIC LETTERS』の生演奏版……と言いますか、それ以上の価値を誇る文化遺産級の超極上サウンドボード・アルバムです。初期の名曲群がステージだけの生テンションでアップグレードし、脳みそに直接流し込まれるライヴアルバムの超名盤。どうぞ「丸2公演+サウンド・チェック」をたっぷりとお楽しみください。

★「1977年9月21日サンフランシスコ公演」の超極上ステレオ・サウンドボード録音。以前から1公演分の1枚物も出回りっていましたが、本作は1日2公演(EARLY・LATE)に加え、同日サウンドチェックまで網羅したステレオ・サウンドボード録音セット2枚組です。地元ラジオ局“KSAN”のプロダクション・リールからデジタル化されたサウンドは、ミックス卓直でしかあり得ない超ド直結感たっぷりで、脳みそに直接プラグを突き刺したような丸出しの演奏音と歌声が強引に流し込まれる。ほとんどデビュー作のレパートリーに埋め尽くされたEARLYショウと、『PLASTIC LETTERS』ナンバー大盤振る舞いのLATEショウで内容もまるで異なり、5曲のカバーも後年には演奏しない激レア・テイクばかり。公式スタジオ作品と同等以上の超名作です。

Disc 1(67:23)

Soundcheck
01. Warm UP
02. In the Sun
03. Cautious Lip (abort)
04. Cautious Lip
05. Kidnapper take 1
06. Kidnapper take 2
07. I Love Playing With Fire (abort)
08. I Love Playing With Fire

Early Show
09. Warm Up
10. My Obsession
11. Kung Fu Girls
12. In the Sun
13. Little Girl Lies
14. Look Good In Blue
15. Man Overboard
16. In the Flesh
17. A Shark in Jets Clothing
18. Rifle Range
19. Detroit 442
20. X Offender
21. Rip Her to Shreds
22. Band Intros
23. Funtime
24. Kidnapper
25. exit

Disc 2(45:31)
Late Show
01. X Offender
02. Youth Nabbed as Sniper
03. Fan Mail
04. Cautious Lip
05. I'm on E
06. Detroit 442
07. I Didn't Have the Nerve to Say No
08. Bermuda Triangle Blues (Flight 45)
09. (I'm Always Touched by Your) Presence, Dear
10. Contact in Red Square
11. A Shark in Jets Clothing
12. In the Sun
13. Heart Full of Soul
14. I Love Playing With Fire
15. Moonlight Drive

Deborah Harry – vocals
Chris Stein – guitar
Frank Infante – bass
Jimmy Destri – keyboards
Clem Burke – drums

STEREO SOUNDBOARD RECORDING