PFM - IMPRESSIONI DI NOVEMBRE(2CD) [Virtuoso 105/106]

PFM - IMPRESSIONI DI NOVEMBRE(2CD) [Virtuoso 105/106]

販売価格: 3,800円(税込)

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商品詳細

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Live at Shibuya Kokaido, Tokyo, Japan 23rd November 1975 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)

PFM、伝説の初来日ツアーは11月23日東京、25日大阪、28日名古屋、29日再び東京と計4公演行われており、来日音源を収録したタイトルとしては、2000年代初頭までは、25日大阪が「The Far East Experience '75」(Le Matango)、29日東京最終は「Cool」(Highland)、「Tokyo 1975 Finale」(Ayanami) が良質版としてファンの間で定番化されていました。以降、暫く新音源は出現しなかったのですが、2006年になって来日公演タイトルの決定版として、枚組「Nights Of Celebration」がリリースされました。これは初登場となる23日東京初日の驚愕のステレオ・ライン録音90分テイクと、最終日の「Tokyo 1975 Finale」をマスター・クオリティで再収録したもので、専門誌におけるユーロロック特集でも2位に選出されるなど、質・量ともに申し分ない内容を誇っていました。(ちなみに1位はPFM「Reading Festival 1973」(Reel Master))更には2007年には大阪公演のアップグレード完全収録盤「Harlequin」がVirtuosoレーベル第一弾としてリリースされ、こちらもファンの間で大きな話題を呼びました。

今回、Virtuosoよりリリースされるのは、ツアー初日、11月23日の東京・渋谷公会堂公演の決定版です。トレーダー間でも出回っていない完全初登場の極上レベルの超高音質オーディエンス録音マスターをダイレクトに使用した、衝撃の1時間44分完全収録盤。この時代の観客席録音としては別格のクオリティを誇っており、自然な音の広がり、劣化の感じられない高域の伸びは息を呑むばかり。信じられないと思いますが、「Nights Of Celebration」に収録されたライン録音を遥かに凌ぐ最高音質で収録されています。聴きながら「これは凄い・・・」と誰もが感動する瞬間・瞬間がたっぷりと封じ込められた音源です。強弱のバランスがここまで見事に、そして魅力的に捉えられた音源はそうはないでしょう。特に繊細な音の響きが要求されるフルートや、アコースティックギター、ヴァイオリン、ピアノの音は、言葉を失うほどに素晴らしく、本当にこれ以上ない程に魅力的な響きを伴ってスピーカーから飛び出していきます。ヒスも多く、やや荒れ気味のライン録音とは比較にならないクオリティ。ヴァイオリンソロの締めに演奏されるWilliam Tell Overture 終演後に演奏されたこの日のHarlequinは初登場で必聴パートになっています。テープチェンジのカット部分はディスク1の6トラック目のアコースティック・ギター・ソロの終盤(3:53〜)から次曲Out Of Roundabout冒頭13秒、更にはヴァイオリン・ソロの7:36から18秒間の欠損がありますが、それはどちらも既発ライン録音で補填しています。そのライン録音のパッチ部分が劣化して聴こえてしまう辺りに、本盤の音質の優秀さがお分かりになられると思います。またOut Of Roundaboutは既発は後半がフェイドアウトしていましたが、本テイクは既発より2分弱長い全長版を収録しています。(本盤の登場で、東京初日はChocolate Kingsは演奏されていないことが判りました。)これはまさに「Reading Festival 1973」以来となる大傑作ライブ盤であり、世界中のファンに衝撃を与えるニューマスターと言えます。フラヴィオ・プレーモリの卓越したキーボードプレイ、フランク・ムッシーダの正確無比なギター、マウロ・パガニーニの迫力あるヴァイオリンや繊細なフルートプの調べ、そしてフランツ・ディ・チョッチョのパワフルで豪快なドラミング、それら全てが混然一体となり、PFMでしかあり得ない音宇宙を作り上げる様を、これ以上ない程のクリアーかつ魅力的なサウンドで堪能できます。プログレ・ファンにとっては、早くも2011年ベストなライブ盤の登場と言えるでしょう。Virtuosoより、PFM 1975年日本公演・最高傑作盤が登場です。

★beatleg vol.133(2011年8月号)での本作のレビュー要訳です。ご参考まで。

本公演は過去にも『NIGHTS OF CELEBRATION』というタイトルでリリースされた経緯があるが、今回はサウンドボードでなく、オーディンス録音での収録。今回のオーディエンス録音は、音質・録音時間と、全ての点でサウンドボード録音の既発『NIGHTS OF CELEBRATION』を凌駕している。どちらかというと、こちらの方が観客の熱狂やPAから溢れでるパワーが感じられるので聴きやすい。音質は、この時代のものとしては驚く程にクリアーで、総合的な音のグレードは最上級と断言して良い。優秀な機材で録音されたのは間違いなく、自然な音の広がり、劣化が殆ど感じられない高域の伸びは、本当に息を呑むばかりであり、これが36年前の客席録音とは全くもって考えられない程のクオリティだ。しかも、既発では後半カットのあったOut Of Roundaboutは長めに収録されているし、何と言っても、既発では聞けなかったHarlequinが初めて聴けたのは嬉しい。とにかくPFMの初来日・初日公演が、ここまで質の高いサウンドでの完全収録盤で登場したのは一つの事件と言える。大変に貴重な初登場音源としてイタリアン・ロック・ファンは必携である。

Disc 1 (49:22)
1. Introduction 2. Celebration 3. Four Holes In The Ground 4. Paper Charms 5. Dove...Quando
6. Acoustic Guitar Solo 7. Out Of Roundabout

Disc 2 (54:20)
1. Mr.9 Till 5 2. Alta Loma 5 Till 9 3. Violin Solo 4. William Tell Overture 5. Harlequin
6. Bass Solo 7. Drum Solo 8. Impressioni Di Settembre 9. Celebration (reprise)

Franz Di Cioccio - Drums, Vocals Franco Mussida - Guitars
Flavio Premoli - Keyboards, Accordeon, Piccolo Patrick Djivas - Bass
Mauro Pagani - Violin, Flute Bernardo Lanzetti - Lead Vocals, Guitar