BOB DYLAN - MADRID 1995(2CDR) [Uxbridge 1484]

BOB DYLAN - MADRID 1995(2CDR) [Uxbridge 1484]

販売価格: 2,500円(税込)

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商品詳細

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Sala La Riviera, Madrid, Spain 19th July 1995 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND

 いやはや、なんでこんなに盛り上がってるんでしょうか?とかくロックコンサートで情熱的な盛り上がりを見せがちなスペインの観客ですが、それにしてもこの日の盛り上がりは凄まじい。
 何がすごいって、そんな熱狂を前にしたディランがオープニングからキレッキレのテンションで飛ばしまくっていること。そこで歌われている「Crash On The Levee (Down In The Flood)」からして全開のシャウト。
 とにかくこの日の観客はディランの一挙一動に対して熱狂的に反応しており、そんな盛り上がりを前に彼のテンションが上がりまくったのも当然のことかと。
 もちろんバンドもこの強烈な盛り上がりを前に感化されており、「All Along The Watchtower」や「Silvio」といった曲では当時絶頂にあったディラン・バンドがハイパーなテンションの演奏を炸裂。当時のディランと言えばヘタウマなリードギターを弾くことがトレードマークとなっていましたが、ここではそれも思う存分に聞きまくり。

 ここまでだけでも1995年サマー・ヨーロッパ・ツアーの中で飛びぬけた一日であったことを痛感してもらえたかと思いますが、この日が凄まじいのは、エレクトリックな曲はもちろん、静かな曲やアコースティック・コーナーですら凄まじい盛り上がりを見せているのです。
 その最たる例が「Simple Twist Of Fate」。演奏自体は非常に穏やかにもかかわらず、ディランが歌い始めると観客はそれだけで大喜び。この状況で彼はリードギターを弾きまくり、挙句の果てには曲の後半でハイパーなシャウト。これにも観客は大喜び。
 そしてこの日の極めつけは「Tangled Up In Blue」。この時代のアコースティックで軽やかに始まる演奏ながら、観客はまたしても大熱狂。演奏が曲名に到達する度に会場が大合唱する様は圧巻。
 こんな風に、聞いていて気持ちいいくらいに盛り上がりまくって、なおかつディランがここまでハイテンションに応えたライブというのはそれだけでマニアでなくとも聞いていただきたい名演中の名演だと断言いたします。そもそも95年のサマー・ヨーロッパ・ツアーはリアタイでもリリースされたアイテムの数が少なく、今となっては見過ごされてしまった時期の一つ。
 そんなツアーから久々にアイテムがリリースされるというだけでも画期的だと思われますが、音質も素晴らしい。少し奥まった音像のオーディエンス録音ながら、かといって例の熱狂に演奏や歌がふさがれてしまうようなことは(まったく!)なく、むしろ圧巻の盛り上がりとハイテンションな演奏を理想的なバランスで聞きこめる録音状態なのです。
 そしてライブ本編を文字通り白熱の「Obviously Five Believers」で締めくくり、アンコールが必殺の「Like A Rolling Stone」に「It Ain’t Me, Babe」(これまた凄い盛り上がり!)という黄金期ナンバーが程よく散りばめたセットリスト。「こんな凄いライブが埋もれていたのか…」と打ちのめされること必須、掛け値なしにアツくなれる一枚です!

Disc 1 (55:48)
1. Intro
2. Crash On The Levee (Down In The Flood)
3. Lay Lady Lay
4. All Along The Watchtower
5. Simple Twist Of Fate
6. Watching The River Flow
7. Silvio
8. Tangled Up In Blue
9. Boots Of Spanish Leather

Disc 2 (53:02)
1. Love Minus Zero/No Limit
2. Tombstone Blues
3. She Belongs To Me
4. Band Introductions
5. Obviously Five Believers
6. Like A Rolling Stone
7. It Ain't Me, Babe
8. Rainy Day Women # 12 & 35

Bob Dylan - vocal & guitar
Bucky Baxter - pedal steel guitar & electric slide guitar
John Jackson - guitar
Tony Garnier - bass
Winston Watson - drums & percussion