THE ROLLING STONES - ROSEMONT 1981 3RD NIGHT(2CD) [IMPORT TITLE]

THE ROLLING STONES - ROSEMONT 1981 3RD NIGHT(2CD) [IMPORT TITLE]

販売価格: 3,800円(税込)

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商品詳細

*ウルフギャングのサウンドボード・マスターにおいて、10曲目のLet Me Goの4:17では、テープチェンジによる楽曲中のカット、それに伴うフェイドアウト&インの処理がされていましたが、実際は、そのカットの前後が重複して収録されており、カット部分を適切に処理することで、Let Me Goのノンカット・ヴァージョンを作成できることが判明しました。

この処理により、過去盤と違い、Let Me Goを、最初から最後までノンストップで聴き切ることができます。(★更に正しい位相で最初から最後まで聴けるのは史上初となります。)

当店にて「ROSEMONT 1981 3RD NIGHT」をご購入のお客様で、ディスク1修正盤との交換をご希望のお客様は、ご連絡を頂ければ、ご手配を致しますので、お手数ですが、どうぞよろしくお願い致します。


★在庫切れの場合取り寄せ(1週間で入荷)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。


Live at Rosemont Horizon, Chicago, Illinois, USA 25th November 1981 STEREO SBD

 今週はイースト・ラザフォードの三日目だけでなく、当然ローズモントの三日目も同時に再リリースいたします。そちらの三連戦がドタバタ三部作だと例えられるのだとすれば、ローズモントでの三日間は名演の三連発。既に前二日が証明していたように、ツアー終盤戦のスタート地点とも言うべき時期らしく非常に研ぎ澄まされた演奏を聞かせてくれていたのでした。それだけに三日目ともなれば、ストーンズの演奏がいよいよ盤石の域へと到達…ところが三日目は演奏内容だけでなく、そもそも音源の登場自体が世界中のマニアを色めき立たせたのです。
 というのもローズモントも初日と二日目に関しては2000年代に起きた81年ツアーのPAアウトのサウンドボード発掘の波に乗って出土してくれたものの、何故か三日目に限って発掘されなかったという。それだけならまだしも、何とこの日はオーディエンス録音すら存在しておらず、もはやマニアの間ではツアー後半における「幻の一日」と化していたのでした。
 そんな日を垣間見させてくれたのは皮肉にもオフィシャル・リリース群でして、まず「Start Me Up」がライブアルバム「STILL LIFE」に、さらにそこからのシングル・カット「Going To A Go-Go」のカップリングのみで発表された「Beast Of Burden」だけでこの日の演奏を聞くことが出来たのでした。おまけにそれらがリリースに際して手を加えられていたことなど知る由もなかったのです。

 それだけに2013年に同ライブアルバム用マルチトラック録音の全長版が公開された時の驚きはローズモント三日間の中でもずば抜けていたのです。それに同じ会場で三日目の公演の録音ということから基本的な録音状態のバランスも非常に良く、イースト・ラザフォードと同じ現象が音に反映されていました。唯一81年マルチトラック名物であったテープチェンジによる「Let Me Go」のカットだけが玉に瑕だったのです。
 さらに本音源が発掘されたことで先に触れたオフィシャル・リリースがどのように手を加えられていたのかも明らかにしてくれたのです。まず「Start Me Up」に関してはミックが全面的に歌を録り直し。本音源で聞かれる当日の彼は野太い81年ツアーの典型と呼べるような歌い方だったのに対し、録り直したバージョンですとミックはより丁寧な歌い方となっており、その違いは分かりやすいもの。確かに当日のミックはライブ終盤、畳みかけるかごとく演奏が続く場面でしたので、曲が進むにつれて息が荒くなる場面がありました。これもライブならではの光景なのですが、彼からすれば録り直したくなる原因だったのかもしれません。
 そして問題は「Beast Of Burden」。ミックの歌こそライブ当日のままでリリースされたのですが、演奏に関しては随所でハサミが入るという奇妙な仕上がりに。確かにエンディングはもう少し歌い続けようとしたミックとバンドが噛み合わずに終わってしまう幕切れでしたので、リリースに際してそこを編集するのは理にかなっていること。ところがそこ以外も歌の合間に関してはほとんどの個所が短く編集されており、それはまるで当時の時流に沿って二時間のライブをたった一枚のLPにまとめた「STILL LIFE」の編集方針をシングルのB面にまで貫いたかのようでした。

 こうした新事実を解き明かしてくれただけでなく、ただでさえ上質な演奏を届けてくれていたローズモントの最終日ともなれば演奏はいよいよ素晴らしい。ライブ序盤はロニーが絶好調で、今回同時リリースのイースト・ラザフォード三日目でも冴えわたっていましたが、この日は「When The Whip Comes Down」から「Black Limousine」までの彼はいつになくストラトキャスターのアームを多用しているのが面白い。そもそもバンドの演奏全体の勢いが際立っていますので、先の「Beast Of Burden」のエンディングで生じた行き違いなど取るに足らないもの。
 ライブはそのままの勢いで進行しますが、これが「Brown Sugar」以降になるとエンジン全開。特にチャーリーのドラムとキースのカッティングが「Jumping Jack Flash」では壮絶で、それぞれが存分に持ち味を発揮したハイテンションな演奏へと昇格。マルチトラックという音質の素晴らしさがそれをさらに引き立ててくれます。今回のリリースを監修したGRAF ZEPPELINにしても左右の音量バランスを整えるレベルで済んだというほどの極上ステレオ・サウンドボードで2013年に世界中のマニアを驚愕させたシカゴ三日目が待望の再リリース。それに何と言っても演奏が極上!

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(リマスター・メモ)REMASTERED BY GRAF ZEPPELIN

★位相修正*但し殆ど違いなし
★音量若干調整。左chが大きめだったのを違和感ない範囲で全体にバランス修正

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★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc 1 (70:31)
01. Under My Thumb
02. When The Whip Comes Down
03. Let's Spend The Night Together
04. Shattered
05. Neighbours
06. Black Limousine
07. Just My Imagination
08. Twenty Flight Rock
09. Going To A Go-Go

10. Let Me Go ★4:17にあった重複カット部をノーカット復旧
(ちなみに、過去の既発は全て、重複カット部前後で位相が反転していたことが判明。勿論、そのポイントも修正済みですので、本盤は、初めて、正しい位相で最初から最後まで聴くことができます。)

11. Time Is On My Side
12. Beast Of Burden
13. Waiting On A Friend
14. Let It Bleed

Disc 2 (60:23)
01. You Can't Always Get What You Want
02. Band Introductions
03. Little T & A
04. Tumbling Dice
05. She's So Cold ★フェードイン
06. Hang Fire
07. Miss You
08. Honky Tonk Women
09. Brown Sugar
10. Start Me Up
11. Jumping Jack Flash
12. Satisfaction

STEREO SOUNDBOARD RECORDING