DIRE STRAITS - PHILADELPHIA 1979 FM BROADCAST(1CDR) [Uxbridge 1546]

DIRE STRAITS - PHILADELPHIA 1979 FM BROADCAST(1CDR) [Uxbridge 1546]

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商品詳細

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Tower Theater - Upper Darby, PA, USA 6th March 1979 STEREO SBD

 アルバム『DIRE STRAITS』を全米2位、シングル『Sultans of Swing』を4位に送り込み、全米に衝撃を走らせたデビュー当時のDIRE STRAITS。その記念碑となるサウンドボード・アルバムの極上盤が登場です。
 そんな本作に記録されているのは「1979年3月6日フィラデルフィア公演」。伝統の名会場“タワーシアター”で記録されたステレオ・サウンドボード録音です(厳密に申しますと“タワーシアター”があるのはフィラデルフィアに隣接したアッパーダービー。しかし、この会場は伝統的に「フィラデルフィアの名会場」として知られています)。1979年と言えば、2ndアルバム『COMMUNIQUE』の年と記憶されていますが、本作はその前のデビュー・ツアー。その辺の状況を理解する意味でも、当時のスケジュールから紐解いてみましょう。

●1978年
・1月10日ー3月21日:英国#1(10公演)
・4月19日ー7月22日:英国#2(24公演)
《10月7日『DIRE STRAITS』発売》
・10月12日ー11月18日:欧州#1(30公演)
《11月28日ー12月12日『COMMUNIQUE』制作》
●1979年
・2月11日ー18日:欧州#2(8公演)
・2月23日ー4月2日:北米#1(28公演)←★ココ★
・5月23日ー6月14日:欧州#3a(18公演)
《6月15日『COMMUNIQUE』発売》
・6月15日ー7月8日:欧州#3b(12公演)
・9月8日ー10月7日:北米#2(22公演)
・11月1日ー12月12日:欧州#4(30公演)

 これが1978年/1979年のDIRE STRAITS。1978年末には『COMMUNIQUE』が完成していましたが、リリースされたのは半年後。その間にも欧米をじっくりとツアーしていました。本作のタワーシアター公演は、その一幕である「北米#1」の8公演目にあたるコンサートでした。そして、この「北米#1」こそ彼らの初渡米。つまり、本作は新大陸の初上陸から約2週間というタイミングであり、欧州とはまったく違うカルチャーショックのド真ん中にいる熱演が楽しめるのです。
 このショウは“WNEW-FM”でラジオ放送された事でも知られ、古くから既発群を生み出して来た定番でもありました。しかし、本作はそうした既発のコピーやリマスター再発ではありまあせん。ごく最近になって登場した極上マスターで、既発タイトルでは欠けていた「Down To The Waterline」前のイントロも収録し、曲順も正しい。エアチェックには違いないものの、当時録音されたカセットからダイレクトにデジタル化された銘品でして、経年劣化もダビング痕も見当たらない。セパレートも安定感もズバ抜けており、発掘音源も当たり前な現代なら「完全オフィシャル級」と呼ぶに相応しい極上サウンドなのです。
 そんな準公式サウンドで描かれるのは、「生演奏版のデビュー作」と言っても良いショウ。デビュー時代の放送物は幾つかありますが、一番有名なのは公式盤『LIVE AT THE BBC』ですので、比較しながら整理してみましょう。

●悲しきサルタン(8曲)
・Down To The Waterline/Six Blade Knife/Water Of Love/In The Gallery(★)/Lions/Sultans Of Swing/Wild West End/Southbound Again(★)
●その他(2曲)
・What's the Matter Baby?/Eastbound Train(★)
※注:「★」印は公式盤『LIVE AT THE BBC』で聴けない曲。

……と、このようになっています。ツアーが進むと2ndアルバムの曲も演奏するようになりますが、ここではまだデビュー作『DIRE STRAITS』中心。しかもアルバムの全9曲のうち「Setting Me Up」以外の全曲を大盤振る舞いしているのです。1979年と言えば、“ROCKPALAST”出演のプロショットも定番ですが、「Southbound Again」はそこでも聴けない美味しい1曲だったりします。そして、そんな『DIRE STRAITS』ラッシュの中に、大ヒット真っ最中だったシングル『Sultans of Swing』のB面曲「Eastbound Train」や未発表曲だった「What's the Matter Baby?」を散りばめているのです。
 セットもデビュー当時だからこその濃厚ぶりですし、それを綴る演奏も米国侵攻に乗り出したばかりの大熱演。大代表曲「Sultans Of Swing」も、まだまだアルバムに準じた6分台のコンパクトさが逆に新鮮に感じられます。まさに「1979年の春」でしかあり得ないパッションを脳みそに直接流し込んで来暮れるサウンドボード・アルバム。それこそ『DIRE STRAITS』の隣に棚差しされるのが相応しい準オフィシャルな1枚です。どうぞ、極上マスターで存分にお楽しみください。

★「1979年3月6日フィラデルフィア公演」のステレオ・サウンドボード録音。彼ら初の全米ツアーでも8公演目という初期のライヴで、当時のFM放送を録音したカセットから直接デジタル化された銘品。完全オフィシャル級クオリティで、デビュー作から「Setting Me Up」以外の全曲を大盤振る舞いが楽しめる。初期ならではの「What's the Matter Baby?」「Eastbound Train」も美味しい準オフィシャルとなるサウンドボード・アルバムです。

(49:44)
01. Intro
02. Down To The Waterline
03. Six-Blade Knife
04. Water Of Love
05. In The Gallery
06. What's The Matter With You, Baby
07. Lions
08. Sultans Of Swing
09. Wild West End
10. Eastbound Train
11. Southbound Again

Mark Knopfler - vocals, guitar
David Knopfler - guitar, vocals
John Illsley - bass, vocals
Pick Withers - drums

STEREO SOUNDBOARD RECORDING