DEEP PURPLE - FLORENCE 1988(2CDR) [Shades 1441]

DEEP PURPLE - FLORENCE 1988(2CDR) [Shades 1441]

販売価格: 2,500円(税込)

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商品詳細

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Live at Campi di Bisenzio, Florence, Italy 9th September 1988 TRULY PERFECT SOUND(★NEW MASTER!!!)

 蜜月の刻が過ぎ、再び崩壊に向かっていた1988年のDEEP PURPLE。音源の秘境時代を伝えてくれる貴重なライヴアルバムが登場です。
 そんな本作に吹き込まれているのは「1988年9月9日フィレンツェ公演」。その絶品オーディエンス録音です。『THE HOUSE OF BLUE LIGHT』は再び人間関係がこじれ始めたことでも知られますが、ツアーでもリッチー・ブラックモアが手を負傷するトラブルが発生。一時中断する事態にもなりました。まずは、そんな当時の流れを紐解きつつ、ショウのポジションを確認しておきましょう。

●1987年
《1月12日『THE HOUSE OF BLUE LIGHT』発売》
・1月26日ー3月8日:欧州#1(28公演)
・4月15日ー5月30日:北米#1(28公演)
《5月30日:リッチーが左手を負傷》
・8月19日ー9月7日:欧州#2(12公演)
●1988年
《6月『NOBODY'S PERFECT』発売》
・7月31日:MONSTERS OF ROCK ITALY出演
・8月11日+16日:北米#2(2公演)
・9月9日ー29日:欧州#3(14公演)←★ココ★

 これが1987年/1988年のDEEP PURPLE。伝統の公式ライヴ盤『NOBODY'S PERFECT』はツアー序盤の「欧州#1/北米#1」から制作されましたが、本作のフィレンツェ公演はその1年以上も後の最終レッグ。「欧州#3」の初日にあたるコンサートでした。
 そんなショウで記録された本作は、驚きの絶品オーディエンス。実のところ、このショウは以前からコアなコレクター間では今イチ録音も知られていましたが、本作はそれとは異なる初登場マスターなのです。そのサウンドは超ダイレクト。ヘッドフォンで大音量にすると現場のリアルな喧騒も吸い込んでいると気づきますが、それらを完全蹂躙する極太の演奏音が凄い。距離感もまるでなく目の前に突きつけられ、ディテールまで超繊細。特にリッチーのギターはピックが弦をこする凹凸感まで分かるビビッド感なのです。しかも、それだけド密着&パワフルでありつつ、バンド一丸で迫ってもビビらないから凄い。それこそFM放送と変わらない感覚で楽しめるダイレクト・サウンドなのです。
 それほどの名録音にも関わらず、なぜShadesレーベルなのか。好事魔多しと申しますか、残念ながら完璧な録音ではないのです。第一にアンコールの「Smoke On The Water」が未収録なのですが、それ以上なのが冒頭パート。「Highway Star」での開演時には音が妙に遠く、しかも不安定。続く2曲目「Strange Kind of Woman」の終盤になって改善しますが、おおよそ丸2曲分の音が良くないのです。最初は録音の失敗かとも思いましたが、もしかしら現場PAが原因かも知れません(接触不良のような唐突感でオフ気味になったりします)。もちろん、音が不調なのはそれだけ。「Blues」からは極上サウンドに変貌してたっぷりと楽しませてくれるのです。
 最後に、そんなド密着サウンドで味わえるセットも確認。「欧州#3」と言えば、サウンドボード・アルバム『KNOCK THE TRUCKIN’(Darker Than Blue 037-040)』が代表作。比較しながら整理しておきましょう。

●クラシックス
・イン・ロック:Child in Time/Speed King
・マシン・ヘッド:Highway Star/Lazy/Space Truckin'
・その他:Strange Kind of Woman/Woman From Tokyo/Hush
●再結成後
・パーフェクト・ストレンジャーズ:Perfect Strangers/Knocking at Your Back Door
・ハウス・オブ・ブルー・ライト:Dead or Alive/Hard Lovin' Woman(★)
・その他:Blues/Difficult to Cure
※注:「★」印はサウンドボード・アルバム『KNOCK THE TRUCKIN’』で聴けない曲。

 それにしても冒頭2曲のサウンドが残念。現場PAの出音まではどうしようもないとは言え、ギリギリのところで永久保存プレス化を逃した「惜しい!」大傑作です。ともあれ、録音自体が貴重な「1988年のパープル」を目の前感覚で味わえる醍醐味は何物にも代え難い。来日の叶わなかった“THE HOUSE OF BLUE LIGHT Tour”の現場、どうぞ特等席から存分にご体験ください!

★「1988年9月9日フィレンツェ公演」の絶品オーディエンス録音。極太の演奏音が距離感もまるでなく目の前に突きつけられ、ディテールまで超繊細。特にリッチーのギターはピックが弦をこする凹凸感まで分かるビビッド感。しかも、それだけド密着&パワフルでありつつ、バンド一丸で迫ってもビビらないから凄い。残念ながら冒頭2曲の音が良くない(現場PAのトラブル?)のでプレス化は逃しましたが、それ以降はFM放送と変わらない感覚で楽しめるド密着サウンド。録音自体が貴重な「1988年のパープル」を目の前感覚で味わえる新発掘ライヴアルバムです。

Disc 1 (43:46)
1. Highway Star
2. Strange Kind of Woman
はPAトラブルと思います。
3. Blues
4. Dead or Alive
5. Perfect Strangers
6. Hard Lovin' Woman
7. Child in Time

Disc 2 (37:40)
1. Lazy
2. Drum Solo
3. Difficult to Cure
4. Keyboard Solo
5. Knocking at Your Back Door
6. Space Truckin'
7. Woman From Tokyo
8. Speed King incl. Burn
9. Hush

Ian Gillan - vocals
Ritchie Blackmore - guitar
Jon Lord - keyboards
Roger Glover - bass
Ian Paice - drums