AC/DC - DEFINITIVE MONSTERS OF ROCK 1984(2CDR+DVDR) [Shades 821]

AC/DC - DEFINITIVE MONSTERS OF ROCK 1984(2CDR+DVDR) [Shades 821]

販売価格: 2,800円(税込)

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Live at Donington Park, Castle Donington, UK 18th August 1984 PERFECT SOUND

 黄金の80年代でも一大イベントだった“MONSTERS OF ROCK 1984”。「1984年8月18日ドニントン」でヘッドライナーを務めた際の極上フル・ライヴアルバムとプロショットの豪華セットが登場です。「1984年のMOR」と言えば、VAN HALENとのカップリング盤『MONSTERS OF ROCK 1984 VOL.2(Shades 771)』も記憶に新しいところですが、本作はまったくの別録音にしてさらなるクリア・サウンドが素晴らしい大傑作です。まずは、この記念碑的なショウのポジションをツアーの全体像から確認しておきましょう。

【1983年“FLICK OF THE SWITCH LEG”】
《8月15日『FLICK OF THE SWITCH』発売》
・10月11日-12月16日:北米(52公演)

【1984年“MONSTERS OF ROCK LEG”】
・8月11日-9月12日:欧州(10公演)

【1985年“ROCK IN RIO”】
・1月15日+19日:南米(2公演)

 これが『FLICK OF THE SWITCH』に伴うライヴの概要。1983年は全米、1984年は欧州MOR、1985年はROCK IN RIO……と、実にシンプルにして豪快なスケジュールでした。また、AC/DCはMOR史上初となる「2回目のヘッドライナー・バンド」でもあり、欧州全体を“MORツアー”として回った。本作は、そんな巨大ツアーの3公演目にあたる本拠地公演だったのです。

【ディスク1-2:初登場オーディエンス・アルバム】
 そんなショウを収めた本作は、フルのオーディエンス録音をディスク1-2に、プロショットをディスク3に配した3枚組です。そして、このディスク1-2こそが素晴らしい! 前述した通り『MOR 1984 VOL.2(Shades 771)』収録のクリア・マスターが話題になったばかりですが、本作はさらに上を行く。猛烈なクリアさは『MOR 1984 VOL.2(Shades 771)』に匹敵するものの、本作の“芯”はさらに極太で力強いのです。
 特に大きく違うのは低音。巨大な野外フェスにも関わらず、クリフ・ウィリアムズのベースが風に流される事もなくズンズンと轟く。これがまた強烈。『MOR 1984 VOL.2(Shades 771)』ではマルコム・ヤングのリズムギターとサイモン・ライトのドラムがクリアであっても、そこには“スキマ”が感じられた。ところが本作はその“スキマ”極太のベースが繋いでおり、“リズムのアート”、“ビート・モンスター”と呼ばれた極上グルーヴがたっぷりと味わえるのです。
 そのサウンドで描かれるショウは、まさに巨人AC/DCの本領。全世界を制覇した怪物3連作『HIGHWAY TO HELL』『BACK IN BLACK』『FOR THOSE ABOUT TO ROCK』の大代表曲が揃い、そこにこのツアーだけのレアな新曲「Guns For Hire」「Flick Off The Switch」が光る。『FLICK OF THE SWITCH』は怪物3作ほどヒットはしませんでしたが、路線はむしろ『HIGHWAY TO HELL』よりも『BACK IN BLACK』に近い。ブライアン・ジョンソンを迎えて硬化した鋼のロックンロールはセットにも完全に馴染んでおり、“グレイテストヒッツよりも豪華”な黄金期の集大成を聴かせてくれるのです。

【ディスク3:プロショットDVDR】
 そんな極上・新登場オーディエンス・マスターに続くのは、大定番のテレビ放送マルチカメラ・プロショットです。こちらは『MOR 1984 VOL.2(Shades 771)』と同じマスターを使用しており、VAN HALEN分のみカットいたしました。すでに周知の映像ではあるのですが、やはり一大イベントの“光景”は外せない。今回もボーナス的に再収録と致しました。
 60分の放送枠に沿ったダイジェスト映像ではありますが、要の「Guns For Hire」「Flick Of The Switch」をしっかり押さえられているのが嬉しい。そして、それ以上なのがクオリティ。やや暗めの画面は「オフィシャル級」とは呼びづらいものの、それでもマスター鮮度はバツグン。しかも、オフィシャル・リリースかテレビ放送の予定があったのか、マルチカメラの撮りっぱなしではなく、しっかりと編集されてる。もちろん、音声もサウンドボードの超ビビッド・サウンド。流出した当初は1曲ずつのバラ映像でしたが、本作ではキチンと当日の曲順に合わせて編集してあります。
 そのクオリティで描かれるのは、当時29歳だったアンガス・ヤングの暴れっぷりと、31歳だった世界一のリフ・ギタリスト:マルコム・ヤング。2人とも若々しく、フッサフサの髪を振り乱したヘドバンもキレッキレに刻むリフの嵐も凄まじく鋭い。10曲の短さではありますが、「Bad Boy Boogie」のストリップ、「The Jack」の尻出し、「Hells Bells」での巨大な鐘、そして「For Those About To Rock」の大砲等々、ハイライトの見どころもマルチカメラでしっかりと目撃できます。

 さすがのAC/DCも『FLY ON THE WALL』『BLOW UP YOUR VIDEO』で時代をチラ見するようになりましたが、本作はその寸前。剛鉄な3部作『BACK IN BLACK』『FOR THOSE ABOUT TO ROCK』『FLICK OF THE SWITCH』で王道の極地にあったAC/DCなのです。その大舞台を極上サウンドとプロショットで描ききった3枚組。王道中の王道に立つロックンロール大作、どうぞご堪能ください。

Disc 1 (54:32)
1. Intro. 2. Guns For Hire 3. Shoot To Thrill 4. Sin City 5. Back In Black 6. Bad Boy Boogie
7. Rock And Roll Ain't Noise Pollution 8. Flick Of The Switch 9. Hells Bells

Disc 2 (51:27)
1. The Jack 2. Have A Drink On Me 3. Highway To Hell 4. Dirty Deeds Done Dirt Cheap
5. Whole Lotta Rosie 6. Let There Be Rock 7. T.N.T. 8. For Those About To Rock (We Salute You)

DVD
1. Guns For Hire 2. Sin City 3. Bad Boy Boogie 4. Rock And Roll Ain't Noise Pollution
5. Flick Of The Switch 6. Hells Bells 7. The Jack 8. Have A Drink On Me
9. Whole Lotta Rosie 10. For Those About To Rock

Brian Johnson - Vocal Angus Young - Guitar Malcolm Young - Guitar & Vocal
Cliff Williams - Bass & Vocal Simon Wright - Drums

PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx. 60min.