DEEP PURPLE - LOUDER THAN EVERYTHING ELSE(2CD + Ticket Replica)*2nd Press [Darker Than Blue 237/238]

DEEP PURPLE - LOUDER THAN EVERYTHING ELSE(2CD + Ticket Replica)*2nd Press [Darker Than Blue 237/238]

販売価格: 3,800円(税込)

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商品詳細

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Live at Budokan, Tokyo, Japan 17th August 1972 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)

 ロック史に燦然と輝くライヴアルバムの大名盤『LIVE IN JAPAN』。かの超傑作を生み出した「1972年8月17日:日本武道館」公演の伝説録音が2ndプレスで復刻リリース決定です。
 そもそも「ライヴアルバムとはなにか?」。生演奏を題材にした「作品」なのか、それとも真実を伝える「記録」なのか。その答えはどちらも正解なのでしょう。ただ、『LIVE IN JAPAN』は、明らかに「作品」としての超名盤でした。オーバーダブこそないとされてはいますが、「大阪2回+東京1回」の計3公演からセレクトされ、精緻に音を整理・磨き上げられた名作中の名作。しかし、その一方で極限的な名演であるからこそ「真実の記録」にも浸りたくなるのが人情というもの。本作は、そのための最高峰オーディエンス録音なのです。今さらではありますが、まずは初来日の“奇跡の3日間”から振り返ってみましょう。

・8月15日:大阪フェスティバルホール
・8月16日:大阪フェスティバルホール
・8月17日:日本武道館 ←★本作★

 以上が伝説の初来日のすべて。3日間とも公式に録音され、そこから編集されて『LIVE IN JAPAN』が誕生。歴史が変わりました。その「真実の記録」として、3公演のオーディエンス録音を網羅した6枚組の大傑作『LIVE IN JAPAN COMPELETE(Darker Than Blue 044-049)』も有名で、そこにも日本武道館公演は収録されていました。しかし、本作はその後に登場したまったくの別録音なのです。
 この新録音の登場は凄まじいものでした。なにしろ、初来日から40年近くも日本武道館のオーディエンス録音は1種類しか知られていなかった。『LIVE IN JAPAN COMPELETE』のDISC 5-6に収録された録音だけ。しかも、そのクオリティは大阪2公演よりも一歩譲り、低音のビビリも耳障りなサウンドだったのです。ところが、初来日から39年経った2011年になって突如の2本目が発掘された。歴史的現場にたゆたう空気を直接吸い込んだマスター・カセットの現物から起こされたサウンドは、既発を軽々と凌駕し、これまで日本公演の最高峰サウンドだった大阪初日にも匹敵するクリアさ。しかも、収録時間も遥かに長く、冒頭のチューニング・シーンも終演後の伝説的なDJまでもが完全収録されていた。すべての面で驚天動地の大発掘だったのです。
 その新録音は『LOUDER THAN EVERYTHING ELSE: BUDOKAN 1972(本盤と同題)』としてリリースされ、瞬く間に完売・廃盤。当店でも1・2を争う“再発リクエストが絶えないライヴ盤”となっていました。本作は、そんな超名盤を細心リマスターで磨き込んだ上で復刻されたものなのです。もっとも、だからと言って「まるで別物」とはなっていません。当店では、マスタリングの際にも元録音の鳴りや息遣いを大事にしているのですが、本作の元録音は手を加えさせない見事なものだった。無理にイコライジングしてド迫力に仕上げることも不可能ではありませんが、些細な演奏の機微をつぶさず、ナチュラルな鳴りをキープしたままで向上させることは不可能。ヘッドフォンで集中して聴き比べれば、やや鮮やかになったサウンドも感じられますが、その程度が精一杯。それ以上は、マスターを汚すことにもなりかねなかったのです。とは言うものの、本作が史上最高盤であることには変わりないのです。
 そんな本作は、まさに「記録の最高傑作」と呼ぶに相応しい。サウンド面でも大阪初日と拮抗する最高峰ですが、その上に演奏も素晴らしい。初来日公演は3日間とも奇跡的な名演ですが、最終日の本作では、初めての日本という緊張感がほぐれ、最終日ならではの思い切りの良さもたっぷり。公式盤『LIVE IN JAPAN』は、1曲毎の名演をかき集めたために日本武道館から2曲「The Mule」「Lazy」だけの収録となりましたが、ショウ全体を貫くノリの良さはピカイチで、初来日でもベストとも言われる“奇跡の中の奇跡”なのです。
 そんな名演をノーカットの一気貫通(「Lazy」でのテープチェンジ部も別録音で補完し、シームレスに完全収録しています)で聴けるだけでも素晴らしいのですが、本作はそれ以上に「体験」できるから凄い。DEEP PURPLEにとっては日本3公演目ですが、観客にとっては初対面。その衝撃も克明に記録されており、まさに現場に身を置く感覚で浸りきれる。1曲ごとに沸き上がる喝采も超リアルですが、さらにそこから観客の本音も漏れ聞こえる。例えば、「Child In Time」のギターソロの後で「ターギ、最高です」「見事」とつぶやかれ、「The Mule」のドラムソロでは「チューニング高めだよね」等と評しあう。まさか目の前の演奏がロック史に輝く究極の名盤に収められるとは想像もせず、ただひたすらエキサイティングな演奏に面食らい、なんとも素直で丸裸の空気感が漂うのです。
 そんな猛烈な現場感に溺れるのがアンコール。口笛と絶叫が飛び交う猛烈な熱狂の中から生々しく「Fireball!」と叫ぶ声も聞こえ、さらに伝説的な有名DJのコメントも完全収録。既発でも「Space Truckin'」「Black Night」後のコメントが聴けましたが、本作ではさらに「Speed King」終演後のDJ再登場シーンまでも収録。ここでそのコメントも書き起こしておきましょう。

●「Space Truckin'」後
「どうも、盛大な拍手をね。DEEP PURPLE!」
●「Black Night」後
「どうも、ありがとうございます。どうぞ、より盛大なコンサートを。DEEP PURPLE! DEEP PURPLE! なお、DEEP PURPLEの一行は明日から、えー、もう今日、一番最後の演奏会。東京のこの演奏会を最後にしまして、いよいよ日本ともうお別れ。従って大変に今晩の演奏会を、名残惜しそうに演奏を続けまして、多分、もう1曲やってくれるはずです。DEEP PURPLE!」
●「Speed King」終演後
「どうも大変なご声援ありがとうございました。DEEP PURPLEの演奏会を終わります。ありがとうございました!」

 観客が思わず口走る「あーっすげ」「あー疲れた」と共に終了する本作。ロック史に燦然と輝く伝説の刻、その最後の瞬間にまで立ち会える1本です。奇跡の初来日でも名演として知られる日本武道館。その最高峰を更新するサウンドでたっぷりと体験できるドキュメント・アルバムの超名盤。今週末、堂々の復刻です。

★「1972年8月17日:日本武道館」公演の伝説的オーディエンス録音。長年の大定番とは異なる2011年発掘の別録音をブラッシュアップした最高峰盤。マスター・カセット現物から起こされたサウンドは、既発を軽々と凌駕して大阪初日にも匹敵するクリアさ。しかも、収録時間も遥かに長く、冒頭のチューニング・シーンも終演後の伝説的なDJまでもが完全収録しています。公式盤『LIVE IN JAPAN』は、1曲毎の名演をかき集めたために日本武道館からは2曲だけでしたが、ショウ全体を貫くノリの良さはピカイチで、初来日でもベストとも言われる奇跡の中の奇跡。その現場をノーカットの一気貫通で体験できる至福のドキュメント・アルバムです。

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc 1 (52:29)
1. Intro.
2. Highway Star
3. Smoke On The Water
4. Child In Time
5. The Mule
6. Strange Kind Of Woman

Disc 2 (52:30)
1. Lazy
2. Space Truckin'
「どうも、盛大な拍手をね。DEEP PURPLE!」

3. Black Night 
「どうも、ありがとうございます。どうぞ、より盛大なコンサートを。DEEP PURPLE! DEEP PURPLE! なお、DEEP PURPLEの一行は明日から、えー、もう今日、一番最後の演奏会。東京のこの演奏会を最後にしまして、いよいよ日本ともうお別れ。従って大変に今晩の演奏会を、名残惜しそうに演奏を続けまして、多分、もう1曲やってくれるはずです。DEEP PURPLE!」


4. Speed King
5. Outro.
「どうも大変なご声援ありがとうございました。DEEP PURPLEの演奏会を終わります。ありがとうございました!」

Ian Gillan - Vocal
Ritchie Blackmore - Guitar
Roger Glover - Bass
Jon Lord - Keyboard
Ian Paice - Drums