LENNY WHITE - GOLDEN BEAR 1978: MIKE MILLARD MASTER TAPES(3CDR) [Uxbridge 1594]

LENNY WHITE - GOLDEN BEAR 1978: MIKE MILLARD MASTER TAPES(3CDR) [Uxbridge 1594]

販売価格: 2,800円(税込)

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商品詳細

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Golden Bear, Huntington Beach, CA, USA 2nd April 1978 (Early & Late Shows) ULTIMATE SOUND

 ロックと同様にジャズ/フュージョンも愛していた絶対名手マイク・ミラード。そんな彼が遺したレニー・ホワイトの超極上ライヴアルバムが登場です。
 そんな本作に吹き込まれているのは「1976年4月2日ハンティントン・ビーチ公演」。今は亡き伝説的クラブ“ゴールデン・ベアー”で実施された1日2公演を丸ごと記録した超絶級オーディエンス録音です。1978年と言えば、『PRESENTS THE ADVENTURES OF ASTRAL PIRATES』『STREAMLINE』の2作がリリースされたわけですが、後者が制作されたのは1978年7月になってから。本作はその約3ヶ月前。『STREAMLINE』にも参加する事になる名手マーカス・ミラーも帯同したコンサートでした。
 レニーのライヴ記録自体が貴重なわけですが、本作はその貴重度もブッ飛ぶ超絶級サウンド。絶対名手ミラードの作なのですから極上で当たり前なのですが、本作はその基準を持ってしても超絶。その要因は何と言っても会場でしょう。“ゴールデン・ベアー”のキャパシティは約300名でして、ミラード御用達の“ロキシー(500名収容)”よりもさらに狭い。本作には、その密室感・密着感がしっかりと刻まれており、極めて近い。オンな芯は力強く目の前感たっぷりで、ディテールの細やかさや見事なセパレート感は空間録音という事実を忘れさせる。
 まさに「まるでサウンドボード」と呼ぶ相応しいのですが、カンタンに言い切ってしまったら録音に失礼に当たる。目の前で楽器のボディが振動しているのまで分かるリアリティはケタ違いですし、どんなに力強くてもまったくビビらず艶やかな美しさも絶大。サウンドボード級と言うよりはオフィシャル級……いえ、スタジオ名作にさえ負けないサウンド・クオリティなのです。
 ミラード・サウンドの粋とも言える音世界で描かれるのは、レニーのソロ・キャリアを濃縮還元したような2公演。本作は「DISC 1=アーリー・ショウ」「DISC 2/3=レイトショウ」の3枚組で完全収録しているのですが、実はこの2ステージは曲のダブりが一切なく、2時間15分の長尺ライヴアルバムとして聴いても違和感がない。ここでは2回分のセットをまとめて整理してみましょう。

●アドヴェンチャーズ・オブ・アストラル・パイレーツ
・Theme For Astral Pirates/Pursuit/Mandarin Warlords/Universal Love/Assault
●その他
・エロスの遊星:Mating Drive/Chicken Fried Steak
・ビッグ・シティ:And We Meet Again/Big City/Sweet Dreamer
・その他:Sunset Burgundy/Sorceress

……と、このようになっています(下の曲目を見ると両公演で「Theme For Astral Pirates」を演奏しているようにも見えますが、アーリーショウは開演を告げるSEテープです)。ソロ3作のレパートリーで構成しつつ、その軸は当時の最新作『PRESENTS THE ADVENTURES OF ASTRAL PIRATES』。そこにRETURN TO FOREVERの「Sorceress」やボビー・ハンフリーのカバー「Sunset Burgundy」を織り交ぜたスタイルです。「Sunset Burgundy」はハンフリーの『FREESTYLE』収録曲で、マーカスも参加していました。また、レニー&マーカスのコンビネーションと言えば『BIG CITY』の「Egypt」もありましたが、この日はなし。逆に言えば、レニーのソロ・アルバムをマーカスと録り直したような豪華なライヴアルバムでもあるわけです。
 「ミラードのフュージョン作品」と言ったらRETURN TO FOREVERの『SANTA MONICA 1977(Uxbridge 1322)』が浮かびますが、本作はあの超名盤に勝るとも劣らない超絶作。いや、レニーのソロライヴという稀少度、マーカス・ミラーとのコラボレーションという内容を考えれば、それ以上の最重要作品です。それこそ、このまま公式リリースして欲しいほどの文化遺産。どうぞ、存分にお楽しみください。

★「1976年4月2日ゴールデン・ベア公演」の超絶級オーディエンス録音。1日2公演を丸ごと収録した3枚組で、絶対名手マイク・ミラードによるサウンドは公式スタジオ作にも迫る素晴らしさ。2公演で被る曲は1つもなく、レニーの初期ソロ3作のレパートリーを名手マーカス・ミラー入りのアンサンブルで録り直したような超豪華ライヴアルバムでもある。それこそ、このまま公式リリースして欲しいほどの文化遺産です。

Early Show

Disc 1 (62:40)
01. Prelude: Theme For Astral Pirates (incl. intro)
02. Pursuit
03. MC / Band Introductions
04. Mandarin Warlords
05. MC
06. And We Meet Again
07. Big City
08. Sweet Dreamer
09. Mating Drive

Late Show

Disc 2 (37:44)
01. Intro (Tuning & Warm Up)
02. Chicken Fried Steak
03. MC / Band Introductions
04. Universal Love
05. talk
06. Sunset Burgundy

Disc 3 (44:51)
1. MC
2. Theme For Astral Pirates (incl. Revival, Climax)
3. Assault
4. Sorceress

Lenny White - drums, percussion
Marcus Miller - bass
Don Blackman - keyboards, vocals
Jamie Glazer - guitar
Nick Moroch - guitar