JEFF BECK - DEFINITIVE BOSTON 1975(1CD) [Wardour-267]

JEFF BECK - DEFINITIVE BOSTON 1975(1CD) [Wardour-267]

販売価格: 2,500円(税込)

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商品詳細

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Live at Music Hall, Boston, MA. USA 3rd May 1975 TRULY PERFECT/ULTIMATE SOUND(Remastered)

 『BLOW BY BLOW』の発表から約1ヶ月。そんな頂点の刹那を本生100%体験できる最高傑作アルバムがアップグレード復刻です。その最高傑作とは「1975年5月3日ボストン公演」の超極上オーディエンス録音。そう、かの大名盤『HEAVY BLOW』を最新・細心リマスターで甦らせたライヴアルバムです。
 『HEAVY BLOW』は、まさに衝撃の1枚でした。ボストン公演と言えば、それまでも極上のスティーブ・ホプキンス録音が知られており、最高峰『FIRE STILL BURNING』を筆頭とした数々の名作で1975年を代表してきました。ところが、2010年になって世界的名匠ダン・ランピンスキーのコレクションからも同じボストン公演が発掘。それもホプキンス・テープとはまったくの別録音でありながら、更なる超高音質だったのです。ホプキンス録音も70年代オーディエンスの常識から外れた名録音だったわけですが、それ以上となるサウンドは空前の衝撃。それは「1公演から2本生まれた」という以上に「こんなサウンドが可能なのか!?」という衝撃だったのです。そのサウンドのダイレクト感、クリアさ、ディテールの細やかさ、鳴りの艶やかさ。あらゆる要素でチェックしてもケチのつけようがなく、まるでサウンドボード……いえ、まるでオフィシャル作品のように美しくも力強い音世界を描いていたのです。
 さらに面白かったのが、ホプキンス録音と歓声が似ていたこと。会場は全盛ジェフ・ベックの演奏に圧倒されるムードに包まれていますが、それでもところどころで喝采や声援が入る。その声がホプキンス録音とランピンスキー録音の両方とも同じなのです。実はランピンスキー録音は開演前・終演後、アンコール待ち、テープチェンジ等の関係でやや短い(演奏音には影響ありません)。『HEAVY BLOW』ではそうしたパートをホプキンス録音で補完しているのですが、違和感がまったくないのです。世界にその名を轟かせる名録音家がかなり近い席でテープを回していた……そんな偶然のスペクタクルにも心が踊ったものでした。
 本作は、そんな空前の奇跡盤『HEAVY BLOW』を最新・細心リマスタリングで磨き上げた1本です。もちろん、元々が超絶なるハイクオリティ・サウンドですから「まるで別物!」というほどの違いではない(そこまで加工した意味がない)のですが、せっかくの奇跡の輝きだけにその究極を目指したのです。特に向上しているのは分離感と立体感。オリジナル録音自体が見事な分離感を誇っていましたが、本作ではその重心を高音域と低音域の両方に設定。これにより楽器ごとに重心が分離し、その結果、輪郭と“スキマ”までもが際立って感じられるようになった。これは単に“楽器ごとに分かれた音”という意味ではなく、1つの音の立ち上がりから消音までが粒の様に滑らかな立体感を持っている。1音1音が存在感を持ち、それが飛び交い交差する音世界なのです。
 こうしたマスタリングは本来、超極上のサウンドボードで目指すようなもの。通常であれば、オーディエンス録音で行っても意味がないものです。ところが、本作は実現することができた。まさしく、奇跡のランピンスキー録音だからこそ可能となったライヴアルバムなのです。

 現代のデジタル録音でも届かない高みを見せつけたダン・ランピンスキーのボストン録音。その可能性を最大限まで引き出し、磨き上げた希代の名作です。そのサウンドで描かれるのは、歴史的な大名盤『BLOW BY BLOW』を創り上げたばかりの才気走るジェフ・ベック。天才ギタリストの頂点期に、天才録音家が居合わせ、奇跡が生まれた。その刹那な輝きを現代技術で引き上げた本生100%のライヴアルバム。ロックギターの歴史がいかに長く、芳醇であろうとも、これほどの名作はそうはない。まさに音楽文化の世界遺産。永久保存のプレスCDに封じ込め、ここに登場です。

★リマスター作業について

全体の重心を高音と低音に振り分けて、メリハリのある印象にしました。元々超高音質なので微調整しかできませんが、各楽器の輪郭が際立ちました。音圧もギリギリまで上げました。

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

(64:17)
1. Jeff's Boogie/Constipated Duck 2. Drum Intro./She's A Woman 3. Freeway Jam 4. Definitely Maybe
5. Superstition 6. Keyboard Solo 7. Cause We've Ended As Lovers 8. Power
9. Got The Feeling 10. You Know What I Mean

Jeff Beck - Guitar Wilber Bascomb - Bass Bernard Purdie - Drums
Max Middleton - Keyboards