JACKSON BROWNE - THE CHRISTIC INSTITUTE BENEFIT CONCERT 1990: MIKE MILLARD FIRST GENERATION TAPES(1CDR) [Uxbridge 1610]

JACKSON BROWNE - THE CHRISTIC INSTITUTE BENEFIT CONCERT 1990: MIKE MILLARD FIRST GENERATION TAPES(1CDR) [Uxbridge 1610]

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Live at Shrine Auditorium, Los Angeles, CA, USA 16th November 1990 ULTIMATE SOUND

 ブルース・スプリングスティーン、ボニー・レイットと共にチャリティ・イベントに出演した1990年のジャクソン・ブラウン。その現場を極上体験できる絶対名手の銘品ライヴアルバムが登場です。
 そんな本作に吹き込まれているのは「1990年11月16日ロサンゼルス公演」。チャリティ・イベント“THE CHRISTIC INSTITUTE BENEFIT CONCERT”に出演した際の超極上オーディエンス録音です。このショウのメイン・アクトはブルース・スプリングスティーンで、その模様は『THE CHRISTIC SHOWS 1990』として公式化もされています。本作はそのブラウン編とも言えるわけですが、一方で彼の歴史で言えば『WORLD IN MOTION』時代の一幕でもありました。まずは、その歩みを振り返り、ショウのポジションを確かめてみましょう。

●1989年
《6月6日『WORLD IN MOTION』発売》
・6月6日ー8月27日:北米#1(36公演)
・9月29日ー10月10日:日本(6公演)
●1990年
・4月7日:Farm Aid出演
・4月16日:Nelson Mandela Tribute出演
・4月24日:Stand Up & Dance Benefit出演
・6月21日ー9月9日:北米#2(23公演)
・10月12日+13日:An Embrace of Hope出演
・10月26日:Bridge School Benefit出演
・11月16日+17日:The Christic Institute Benefit(2公演) ←★ココ★
・11月28日:The Annual Salute To The American Songwriter出演

 これが1989年/1990年のジャクソン・ブラウン。2度の全米ツアー「北米#1」「北米#2」が軸となっており、その合間に9年ぶりだった来日公演や多彩なイベント出演を行っていました。本作の”The Christic Institute Benefit”もそんなイベントの一種で「11月16日/17日」の2日間で開催。実のところ、このイベントはサウンドボード録音が残された事でも知られているのですが、それは2日目(11月17日)。本作は、それとは異なる初日(11月16日)のコンサートでした。
 そんなステージで記録された本作は、いつもの事ながら「超」付きの極上オーディエンス録音。ミラード録音と言えば、常に「まるでサウンドボード」と形容され、それでいて「サウンドボードではあり得ない美しさも宿っている」と続く。本作は、そんな定型をものの見事に体現しているのです。それは2日目のサウンドボード録音と比較すれば明らか。2日目サウンドボードも「オフィシャル級」と称される極上レベルなのですが、本作を一度でも耳にしたら味気なくてまったくつまらない。ピアノにしても、ギターにしても、ささやかなフレーズが絶妙なホール鳴りによってツヤッツヤのテラッテラに輝き、無音の暗闇にほんのりと灯った蝋燭の炎のように美しい。
 しかも、その輝きは暖かいだけでなく透き通っている。これも視覚的に喩えるなら、ブラウンのヴォーカルがクリスタル・グラスに注がれた赤ワインのよう。しっかりと色気を讃えつつも透明感まで宿っており、何も注いでいないグラスよりも輝き増して見える。まったく鳴りのないサウンドボードと同等に力強いダイレクト感を持ちつつ、得も言われぬ美しさを湛えている。まさに、絶対名手ミラードのオーディエンス録音だけが描き得る美の世界なのです。
 そんな輝きの美音で綴られるのは、「ジャクソン・ブラウン版のTHE CHRISTIC SHOWS 1990」と呼ぶに相応しいステージ。メインはあくまでスプリングスティーンでして、ブラウンの持ち時間は約1時間。その内容も整理しておきましょう。

●70年代
・フォー・エヴリマン:Our Lady Of The Well/For Everyman
・レイト・フォー・ザ・スカイ:Farther On
・プリテンダー:Sleep’s Dark And Silent Gate/The Pretender
・孤独なランナー:Cocaine
●80年代以降
・ライヴズ・イン・ザ・バランス:Soldier Of Plenty(★)/In the Shape of a Heart
・ワールド・イン・モーション:The Word Justice/World In Motion(★)
・アイム・アライブ:I'm Alive
※注:「★」印はボニー・レイットとの共演曲。

……と、このようになっています。実際のステージでは、この他に2曲「Highway 61 Revisited」「Across the Borderline」も演奏しており、そこではスプリングスティーン&ボニー・レイットと共演も実現していました。ミラードはその2曲も録音していたのですが、公式『THE CHRISTIC SHOWS 1990』にも収録されているため、「JEMS」は省略して公開したようです。
 その一方、ボニーだけがゲスト参加する「Soldier Of Plenty」「World In Motion」はしっかりと収録している。アルバムでも共演していましたが、絡み合う歌声の美しさはスタジオ作と同等……いや、アンサンブルが素朴なだけアルバム以上に映えまくっているのです。
 2日目サウンドボードと対のコレクションとしても美味しく、「ブラウン版のTHE CHRISTIC SHOWS 1990」として楽しむにも十分なライヴアルバムの名作です。いや、実際にはサウンドボード以上に美しく、スプリングスティーンの公式盤より深い。ミラード・サウンドがいかに素晴らしいのか……それを改めて思い知らされる1枚です。まさに絶世の美録音。どうぞ、本作で存分に噛みしめてください。

★「1990年11月16日THE CHRISTIC INSTITUTE BENEFIT CONCERT公演」の超極上オーディエンス録音。ブルース・スプリングスティーンのステージは『THE CHRISTIC SHOWS 1990』として公式化されていますが、本作はその公式作にも負けない……いや、勝っている。距離感ゼロのオンな芯はサウンドボード級であるものの、そこにまとったホール鳴りが美しいのなんの。ピアノにしても、ギターにしても、ささやかなフレーズがツヤッツヤのテラッテラに輝き、無音の暗闇にほんのりと灯った蝋燭の炎のように美しい。絶対名手ミラードのオーディエンス録音だけが描き得る絶世の美世界で、ボニー・レイットがゲスト参加する「Soldier Of Plenty」「World In Motion」も美味しいショウをじっくりと味わえます。

(56:57)
1. Farther On
2. Cocaine
3. Our Lady Of The Well
4. For Everyman
5. The Word Justice
6. World In Motion (with Bonnie Raitt)
7. Soldier Of Plenty (with Bonnie Raitt)
8. In The Shape Of A Heart
9. Sleep's Dark And Silent Gate
10. The Pretender
11. I'm Alive