MOTORHEAD - GOTHENBURG 1999(1CDR) [Shades 1488]

MOTORHEAD - GOTHENBURG 1999(1CDR) [Shades 1488]

販売価格: 1,500円(税込)

数量:

商品詳細

★在庫切れの場合取り寄せ(1週間で入荷)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。

Lisebergshallen, Gothenburg, Sweden 16th November 1999 TRULY PERFECT SOUND

 「NO SLEEP 'TIL HAMMERSMITH以来の超名盤」とさえ言われた『EVERYTHING LOUDER THAN EVERYONE ELSE』を叩きつけ、第二の黄金時代に突入した1999年のMOTORHEAD。その強力ライヴを本生100%体験できる新発掘ライヴアルバムが登場です。
 そんな本作に吹き込まれているのは「1999年11月16日ヨーテボリ公演」。その極上オーディエンス録音です。当時は希代の名作『EVERYTHING LOUDER THAN EVERYONE ELSE』リリース後にあたるわけですが、スタジオ作品的には『SNAKE BITE LOVE』時代でもある。ここでは両作を交えたスケジュールでショウのポジションを確認してみましょう。

●1998年
・2月26日+3月1日:北米#1(2公演)
《3月10日『SNAKE BITE LOVE』発売》
・4月3日:ユニバーサルシティ公演
・4月30日ー6月30日:欧州#1(26公演)←※公式EVERYTHING LOUDER
・7月3日ー8月2日:北米#2(20公演)
・8月12日ー23日:欧州#2(4公演)
・10月4日ー11月29日:欧州#3(32公演)
●1999年
《3月9日『EVERYTHING LOUDER THAN EVERYONE ELSE』発売》
・4月20日ー6月2日:北米#3(24公演)
《6月『WE ARE MOTORHEAD』制作開始》
・6月6日ー8月16日:欧州#4(15公演)
・10月1日ー11月4日:北米#4(28公演)
・11月9日ー12月4日:欧州#5(18公演)←★ココ★

 これが1998年/1999年のMOTORHEAD。ざっくり言って1998年=“SNAKE BITE LOVE Tour”、1999年=“EVERYTHING LOUDER Tour”となるわけですが、本作のヨーテボリ公演は一連のプロジェクトの最終盤。「欧州#5」の6公演目にあたるコンサートでした。
 そんな本作は、パワフルでありながら端正でもある極上オーディエンス。サウンドボード的なゼロ距離感ともちょっと違うのですが、鳴りが鮮明できめ細かい。特に美しいのはドラム。シンバルの高音鳴りは金属光沢テラテラでありながらキンキンとした鋭さはまったくなく、バスドラの重低音は五臓を蹴り上げ六腑を揺するド迫力でありつつ、打音ピークでもまったくビビらない。ホール鳴りが芯に厚みとダイナミズムを与えながらディテールを隠さないのです。
 そして、そんな録音のうま味を一層輝かせているのがマスター鮮度。「Barrhult」なるテーパーの作なのですが、その大元カセットからダイレクトにデジタル化されており、ダビング痕も経年劣化も一切見られない。1音1音の立ち上がりから消えゆく端の端まで、まったく歪みなく綺麗に描かれているのです。
 そんな「オーディエンスだけの美音」で綴られるのは、超名作ライヴアルバムのポテンシャルを更に濃縮したようなフルショウ。上記の「欧州#5」は基本的に(全部ではない)4組MANOWAR、MOTORHEAD、DIO、LION’S SHAREによるフェス形式ツアー“MONSTERS OF THE MILLENIUM”。そのため、セットはやや短めではあるのですが、それでも約75分・17曲を矢継ぎ早にブチかましている。ここで、その内容も整理しておきましょう。

●黄金トリオ時代(7曲)
・オーヴァーキル:No Class/Metropolis/Overkill
・ボマー:Bomber/Dead Men Tell No Tales(★)
・エース・オブ・スペーズ:Ace Of Spades
・アイアン・フィスト:Iron Fist
●その後(9曲)
・ノー・リモース:Killed By Death
・オーガズマトロン:Orgasmatron
・1916:I'm So Bad (Baby I Don't Care)/Going To Brazil
・バスターズ:Born To Raise Hell
・サクリファイス:Over Your Shoulder/Sacrifice
・オーヴァーナイト・センセーション:Civil War
・スネイク・バイト・ラヴ:Take The Blame
※注:「★」印は超名盤『EVERYTHING LOUDER THAN EVERYONE ELSE』で聴けなかった曲。

……と、このようになっています。全25曲だった『EVERYTHING LOUDER THAN EVERYONE ELSE』をギュッと濃縮し、そこに18年ぶりに復活したレア曲「Dead Men Tell No Tales」を差し込んだスタイル。ただし、セレクトは近くても曲順はだいぶ違い、「Bomber」でのキックオフはかなり新鮮です。
 それにしても、90年代末のMOTORHEADはひと味違う。「レミー/フィル・キャンベル/ミッキー・ディー」の最終トリオは20年間(40年に及ぶMOTORHEAD全史の半分)も不動だったわけですが、1999年は固まってから5年が経った頃。「コレだ!」の充実感とこなれ度が折り重なったアンサンブルは強力無比なのです。『EVERYTHING LOUDER THAN EVERYONE ELSE』は偶然の産物ではなく、なるべくしてなった超名盤だった。そう確信させる“第二の黄金期”を現場体験できるライヴアルバムです。どうぞ、存分にお楽しみください。

★「1999年11月16日ヨーテボリ公演」の極上オーディエンス録音。話題となっている「Barrhult」コレクションの大元マスターから起こされた銘品で、パワフルながら端正。特に美しいのはドラムで、シンバルの高音鳴りは金属光沢テラテラでありながらキンキンとした鋭さはまったくなく、バスドラの重低音は五臓を蹴り上げ六腑を揺するド迫力でありつつ、打音ピークでもまったくビビらない。ホール鳴りが芯に厚みとダイナミズムを与えながらディテールを隠さない名録音です。公式名盤『EVERYTHING LOUDER THAN EVERYONE ELSE』では聴けないレア曲「Dead Men Tell No Tales」も美味しい“第二の黄金時代”を現場体験できるライヴアルバムです。

(75:50)
1. Intro
2. Bomber
3. No Class
4. I'm So Bad (Baby I Don't Care)
5. Over Your Shoulder
6. Civil War
7. Metropolis
8. Take the Blame
9. Born to Raise Hell
10. Dead Men Tell No Tales
11. Sacrifice (With Drum Solo)
12. Orgasmatron
13. Going to Brazil
14. Iron Fist
15. Killed by Death
16. Ace of Spades
17. Band Introduction
18. Overkill

Lemmy Kilmister - Bass, Vocals
Phil Campbell - Guitar
Mikkey Dee - Drums