YNGWIE J. MALMSTEEN'S RISING FORCE - MARK BOALS YEARS VOL.1 (6CDR+Ltd Bonus CDR) [SHADES]

YNGWIE J. MALMSTEEN'S RISING FORCE - MARK BOALS YEARS VOL.1 (6CDR+Ltd Bonus CDR) [SHADES]

販売価格: 3,500円(税込)

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商品詳細

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Oakland Coliseum Stadium, CA. USA 31st August 1985(Day On The Green) AMAZING SOUND
Forum, Los Angeles, CA. USA 18th October 1985 AMAZING SOUND
Coliseum Arena, Oakland, CA. USA 19th October 1985 GREAT SOUND
Metro Center, Minneapolis, MN. USA 29th October 1985 TRULY AMAZING SOUND
Civic Coliseum, Knoxville, TN. USA 9th November 1985 AMAZING SOUND
Municipal Auditorium, Nashville, TN. USA 15th November 1985 AMAZING SOUND


脱退したジェフ・スコット・ソートの後任として、1985年夏から1986年9月まで、約1年以上に渡って「YNGWIE J. MALMSTEEN'S RISING FORCE」のリードボーカルを務めたマーク・ボールズ在籍時のアンダーグラウンドのライブ音源12公演分を時系列に収録した「MARK BOALS YEARS」Volume 1 & 2。名盤「Trilogy」を産み出す大きな原動力となり、イングヴェイ自身が、歴代ボーカリストの中でベストと惜しみない賛辞の言葉を送る、ファン必携 のマーク在籍時の80年代中期のレアライブ集。

「Volume 1」にはマークのイングヴェイでの初ステージとなった8月31日オークランドで開催された「Day On The Green」(この日は他にもScorpions, Ratt, Y&T, Metallicaと錚々たるバンドが出演)のライブ音源から、9月から11月にかけて行われたAC/DCの北米ツアーの前座公演(ライブは連日50分 弱)を中心に時系列で収録しています。セットは前半の I'll See The Light Tonight、On The Run Again、Far Beyond The Sun、Don't Let It End、後半で聴けるバッハや「運命」を取り入れたロングギターソロ〜Black Starは固定されていますが、他はAnguish And Fear、Caught In The Middle、Soldier Without Faith、Disciples Of Hellを日によって入れ替えて演奏しています。音質は各公演ともに優劣はありますが、「これは音質が酷く聴けない」というテイクは一つも無く、音質的に は最も劣っている10月19日オークランド公演テイクですら、イングヴェイの迸るようなギター、マークの突き抜けるようなボーカルはしっかりと捉えられて おり、鑑賞には問題ないレベルです。音質が最も優れているのは10月29日のミネアポリス公演で、次いで11月9日ノックスビルと15日のナッシュビルが ほぼ同レベル。表にするとMinneapolis>Nashville≧Knoxville>Los Angeles≧Day On The Green>Oaklandと言った感じでしょうか。しかしながら前述の通り、6音源ともにマスタークオリティを確信させる音の鮮度の良さをしっかりと 保っており、ファンはどのテイクも興味深く聴き入ること間違いないと思われます。とにかく各公演で聴けるイングヴェイの鬼気迫る、まさに凄まじいばかりの フレッシュな速弾きソロは壮絶で、前座にもかかわらず、どの公演でも観客から熱いリアクションを受けているのもリアルに伝わってきます。スペースの都合で 各公演の詳細は割愛させて頂きますが、どれも非常に楽しめる内容です。ノックスビルでDon't Let It End終演後に必ずプレイされる30秒程度のドラムソロから、この日はAnguish And Fearを演奏するのですが、リフから上手く入れず、カウントから再演奏したり、ナッシュビル公演ではオープニングやDisciples Of Hellの冒頭ソロで、ナッシュビルということでか速弾きの中にカントリー風のソロを挿入したりと、各所でそれぞれ楽しい聴き所も満載です。そして何より マーク・ボールズの、高音域を中心としたボーカルは終始圧巻で、存在感抜群のパフォーマンスを聴くことができます。このツアー後、名盤「Trilogy」 製作に本格着手する時期、バンドは勿論、イングヴェイ本人にとっても、上昇気流一直線、まさにノリにのっていた時期の大変優秀なライブ記録集と言えるで しょう。

★beatleg誌 vol.133(2011年8月号)のレビュー要約です。ご参考まで。

 マーク・ボールズ在籍時のライジング・フォースにスポットを充てた6枚組・6公演のモンスター・タイトルのVol.1。マークはフロントマンとして抜擢されながらもアルバム製作直後に解雇されたという特殊な在籍期間が手伝って彼を擁した時期のライブ音源がかなり少なく、これまでも滅多に出てこなかった。本作は彼がバンドに初登場した85年8月31日のステージから、解雇直前の86年9月までを時系列に収録したマーク在籍時の貴重なライブ音源集だ。

 まず本作Vol.1のDisc-1は、今も80年代HR/HMの伝説の一つとして語り継がれている85年真夏の"Day On The Green"での公演。当時は日本でも専門誌で大幅にページを割いた特集が組まれたのを目にした方も多いと思うが、この日は言うまでも無くライジング・フォースにマークが初めて登場したデビュー・ステージでもあった。それもあってかインギーが他日ほど行き過ぎたプレイをしておらず(勿論ギターはそれでもかなり目立っているが)、あくまでもニュー・シンガーのお披露目の意味合いも込めてバンドとしての纏まりを優先した安定感のある演奏が多い。そんなマークのシンガーとしての魅力が炸裂するのは最後の(8)だろう。特にサビの「♪Caught In The Middle」と力強く歌い上げる箇所は素人でも分かるほどの表現の深さと芯の太さを感じさせ、並のシンガーではないことが一聴して分かるほどだ。一世一代の大舞台で行うセットの最後にこの曲をわざわざ持ってきた理由も恐らくその辺りにあったのではないだろうか。

 Disc-2は同85年10月のロサンゼルス公演。この日はアンサンブルが序盤でやや散漫になっている箇所もある(特に3、4曲目付近)うえに、インギーのギタープレイも少し雑な印象が所々で感じられる。しかしそれも中盤を過ぎると一気に安定感を取り戻し、縉以降は凄まじい好プレイを連発し始めている。その縉だが、伸びのある芯の太い豊かな声量で朗々と歌い上げるマークが素晴らしい。まるでその歌唱によって楽曲に生命の息吹が次々と吹き込まれてゆくかの様だ。それに伴ってインギーのギターも後半になるほど鮮烈さを増してゆくが、その変化の様子がどこか生々しい。例えライブ中であれ、バンド内の化学反応とはこういうふうにリアルタイムで起こるのかもしれないと感じられる好音源だった。

 Disc-3は同10月のオークランド公演。珍しくどっしり落ち着いた演奏で、他日公演によくありがちなインギーの自己主張プレイが少なく、どこか安全運転的な演奏が続く・・・と書くと、何かつまらない音源の様に思われてしまうかもしれないが、これは当時の演奏を聴き慣れた方ならば「あれ、ココはこんなもんだっけ?え、ここもなの?」という逆のサプライズが感じられる音源、という意味だ。しかしながら(6)の中間ギターソロは音の切れ味、そしてミュートになる一瞬の間に駆け抜ける細かなフレーズの粒の揃い方などは絶品中の絶品だし、どんな音程でも全く揺るがないマークの歌唱にも随所で耳を奪われる筈だ。それと、ギターソロ中のベートーヴェン「運命」はこの日珍しくミドルテンポで丁寧に弾いており、いつもは速過ぎて大抵音がズレているヤンスとの掛け合いとハーモニーが自然な息遣いで聴ける点にも注目したい。

 Disc-4はミネアポリス公演。この日はインギーのプレイがいつもに輪をかけて凄まじい。中でも(5)と(6)でのギターが図抜けて際立っているのだが、ここで随所に出てくるフックの効いた切れ味抜群の瞬間的な高速ギター・アプローチに、改めて彼の天才性を垣間見た思いがした。またこの日はソロタイムも鬼神の如く弾きまくっている。(9)はこの日アップテンポ気味で演奏しているが、相変わらずマークの「♪Caught In The Middle」の歌い方がパワフルで魅力的。インギーもその横で繊細なフレージングをバシバシ決めまくっていて、この時期ならではのスリリングなアンサンブルが楽しめるディスクだ。

 Disc-5のノックスビル公演でもオーディエンスの大歓声の中で質の高い演奏を連発。中でもこの日の(4)は凄まじい。鬼気迫る演奏とはこの事だろうが、インギーは少しでも音の隙間を見付けると光速で次々に鋭い装飾音を入れまくっており、ただでさえ音の多いこの曲が音符でぎっしり埋め尽くされてゆく様子が楽しめる。(6)もキメのフレーズが随所で輝いており、ヤンスと奏でる中間部の高速ユニゾンは勿論のこと、バックのリズム隊の仕事振りも実に聴き応えがある。またこの音源は終演後もテープが回り続けており、当日の場の空気までが余韻として封じ込められている。

 Disc-6は11月のナッシュビル公演。この日は序盤からヤンスの非凡さが目立つ。(4)の後半からインギーを美麗な高速の旋律で次々に煽り続け、終曲後も(5)へのブリッジを兼ねた短いソロで繋ぎ、そのままマークの力強い美声へと繋ぐ仕事が素晴らしい。勿論これは他日の公演でもよく耳にするお馴染みの光景ではあるが、このバンドに於ける鍵盤巧者の存在理由を改めて感じさせてくれる音源にもなっていると思う。またこの日はマークの声も良く通っており、(3)や(6)でその魅力が炸裂しているうえ、(7)での超人的なインギーのソロも大変聴き応えがあった。このバンドの三大柱、インギー、マーク、そしてヤンスの、演奏スキルの高さをまざまざと感じられるショウだと思う。音質は各公演ともに優劣はあるものの、聴き慣れた人には全く問題ないレベルだ。

Disc 1
Live at Day On The Green, Oakland Coliseum Stadium, Oakland, CA. USA 31st August 1985
1. Intro. 2. I'll See The Light Tonight 3. On The Run Again 4. Far Beyond The Sun
5. Don't Let It End 6. Anguish And Fear 7. Black Star 8. Caught In The Middle

Disc 2
Live at The Forum, Los Angeles, CA. USA 18th October 1985
1. Intro. 2. I'll See The Light Tonight 3. On The Run Again 4. Far Beyond The Sun
5. Don't Let It End 6. Soldier Without Faith 7. Guitar Solo 8. Black Star
9. Disciples Of Hell

Disc 3
Live at Coliseum Arena, Oakland, CA. USA 19th October 1985
1. Intro.2. I'll See The Light Tonight 3. On The Run Again 4. Far Beyond The Sun
5. Don't Let It End 6. Soldier Without Faith 7. Guitar Solo 8. Disciples Of Hell

Disc 4 
Live at Metro Center, Minneapolis, MN. USA 29th October 1985
1. Intro. 2. I'll See The Light Tonight 3. On The Run Again 4. Far Beyond The Sun
5. Don't Let It End 6. Soldier Without A Faith 7. Guitar Solo 8. Black Star
9. Caught In The Middle

Disc 5
Live at Civic Coliseum, Knoxville, TN. USA 9th November 1985
1. Intro. 2. I'll See The Light Tonight 3. On The Run Again 4. Far Beyond The Sun
5. Don't Let It End 6. Anguish And Fear 7. Guitar Solo 8. Black Star
9. Disciples Of Hell

Disc 6
Live at Municipal Auditorium, Nashville, TN. USA 15th November 1985
1. Intro. 2. I'll See The Light Tonight 3. On The Run Again 4. Far Beyond The Sun
5. Don't Let It End 6. Soldier Without A Faith 7. Guitar Solo 8. Black Star
9. Disciples Of Hell

Yngwie J. Malmsteen - Guitar Mark Boals - Vocals Jens Johansson - Keyboards
Marcel Jacob - Bass Anders Johansson - Drums