U2 - BOLOGNA 1985 1ST NIGHT(2CDR) [Uxbridge 1622]

U2 - BOLOGNA 1985 1ST NIGHT(2CDR) [Uxbridge 1622]

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商品詳細

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Teatro Tenda, Bologna, Italy 5th February 1985 TRULY PERFECT SOUND

 「80年代オーディエンスの最高傑作」とも囁かれているクラプトンの超名盤『BOLOGNA 1985(Beano-218)』。もうご体験いただけましたでしょうか。あの衝撃を受け継ぐ「超名盤のU2篇」ともなる姉妹作が登場です。
 そんな本作に吹き込まれているのは「1985年2月5日ボローニャ公演」。その超絶級オーディエンス録音です。1985年と言えば、BAND AID参加やライヴエイド出演もあってブレイクスルーの足がかりを掴んだ『THE UNFORGETTABLE FIRE』時代。まずは、そんな当時のスケジュールを振り返り、ショウのポジションを確かめておきましょう。

●1984年
・8月29日ー9月24日:オセアニア(19公演)
《10月1日『THE UNFORGETTABLE FIRE』発売》
・10月18日ー11月21日:欧州#1(21公演)
《11月24日+25日:BAND AIDセッション》
・12月1日ー16日:北米#1(10公演)
●1985年
・1月23日ー2月10日:欧州#2(13公演)←★ココ★
・2月25日ー5月4日:北米#2(40公演)
・5月25日ー7月7日:欧州#3(8公演)←※DUBLIN 1985
・7月13日:Live Aid出演
・8月25日:Lark By The Lee Festival出演

 これが1984年/1985年のU2。ライヴエイドはワールド・ツアーの終了間際の特別公演でもあったわけですが、本作はその約半年前。「欧州#2」の10公演目にあたるコンサートでした。
 そんなショウで記録された本作は「超」の付く極上オーディエンス。クラプトン編と同じ録音家コレクションというだけでなく、実は会場も同一。サウンドも酷似しており、空気感は猛烈にクリアですし、演奏音は芯も極太で素晴らしくオン。音色的にサウンドボードと間違える事はありませんが、ダイレクト感もディテールも間違えてあげたくなる。クラプトン編の解説では「下手なサウンドボードなどふっ飛ばすレベル」「イタリアにもマーク・ミラード並みのテーパーがいた」と絶賛されていましたが、そっくりそのまま本作にも当てはまるのです。
 とは言いつつ、クラプトン編とまったく違う個性もある。それは観客の熱狂。1985年と言えばクラプトンは既に大御所だったわけですが、U2は新進気鋭の若手であり、1985年が初イタリアでもあった。その演奏は野心に熱く燃え上がり、観客も苛烈な熱狂で迎えている。こう書くと「周囲がうるさい耳障り録音」と思われるかも知れませんが、そうではありません。方々から悲鳴や口笛が飛び交いはするものの、それは極太な演奏音に蹂躙されるバランスであり、会場中が歌い出す大合唱もボノの歌声にしっかりと付き従う。キッチリとした主従関係がまったくブレず、現場の熱さだけが超リアルに伝わってくるのです。
 そんな灼熱&クリアな極上サウンドで描かれるのは、瑞々しいひたむきさが胸を締め付ける若武者たちのフルショウ。“THE UNFORGETTABLE FIRE Tour”というと、当店では名門キニーの傑作『DUBLIN 1985(Wardour-258)』が定番なのですが、本作はレッグが異なるせいかセットも似て非なるもの。ここで比較しながら整理してみましょう。

●?(6曲)
・MLK/The Unforgettable Fire/Wire/A Sort Of Homecoming/Bad/Pride (In The Name Of Love)
●その他(11曲+α)
・ボーイ:I Will Follow/The Cry/The Electric Co.
・アイリッシュ・オクトーバー:October/Gloria
・WAR(闘):Seconds/Sunday Bloody Sunday/New Year's Day/40
・シングル:11 O'Clock Tick Tock/Trash, Trampoline And The Party Girl(★)
・カバー:Knockin' On Heaven's Door(★)
※注:「★」印はキニー録音の名作『DUBLIN 1985(Wardour-258)』で聴けなかった曲。

……と、このようになっています。「The Electric Co.」や「Bad 」に盛り込まれる名曲フレーズのセレクトも違うわけですが、それ以上なのが「Trash, Trampoline And The Party Girl」やボブ・ディランのカバー「Knockin' On Heaven's Door」。どちらもメドレーや断片フレーズではなく、1曲ずつしっかりと演奏されています。特に驚きなのは「Trash, Trampoline And The Party Girl」での大合唱。もちろん全世界的にはそれほどレアでもないわけですが、本作の現場は初のイタリア・ツアーであり、当時は他国ライヴの状況など知る由もない。それにも関わらず、会場中がシングルB面曲を歌いきっている。もちろん、他の代表曲群は言わずもがな。いかに当時のU2が求められていたのか、それを肌感覚で味わえるドキュメント・アルバムでもあるのです。
 「イタリアのミラード」とさえ言われている、知られざるボローニャの達人テーパー。その大元マスターから起こされたライヴアルバムです。衝撃のクラプトン篇にも酷似するサウンド・クオリティでありつつ、熱く熱く燃え上がるショウはそれ以上ですらある。こんな秘奥にふっと出くわしてしまうからオーディエンス録音は止められない。コレクター冥利に尽きる新名盤。どうぞ、存分にお楽しみください。

★「1985年2月5日ボローニャ公演」の超絶級オーディエンス録音。エリック・クラプトンの超名盤『BOLOGNA 1985(Beano-218)』と同会場・同一録音家コレクションで、サウンドも酷似。空気感は猛烈にクリアですし、演奏音は芯も極太で素晴らしくオン。「下手なサウンドボードなどふっ飛ばすレベル」「イタリアにもマーク・ミラード並みのテーパーがいた」と絶賛されたクラプトン篇に匹敵します。しかも、若々しいライヴの熱さはクラプトン篇以上。ブレイク寸前の現場を超極上体験できる文化遺産アルバムです。

Disc 1(45:48)
1. 11 O'Clock Tick Tock
2. I Will Follow
3. Seconds
4. MLK
5. The Unforgettable Fire
6. Wire
7. Sunday Bloody Sunday
8. The Cry / The Electric Co.
9. A Sort Of Homecoming
10. Knockin' On Heaven's Door

Disc 2(47:47)

1. Bad
2. October
3. New Year's Day
4. Pride (In The Name Of Love)
5. Trash, Trampoline And The Party Girl
6. Gloria
7. 40