JETHRO TULL - ANAHEIM 1977 2ND NIGHT: MIKE MILLARD MASTER TAPES(2CDR) [Uxbridge 1647]

JETHRO TULL - ANAHEIM 1977 2ND NIGHT: MIKE MILLARD MASTER TAPES(2CDR) [Uxbridge 1647]

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商品詳細

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Anaheim Convention Center, Anaheim, CA, USA 7th April 1977 TRULY PERFECT SOUND

 ストーンズやZEP、YESと並んで絶対名手がこよなく愛した名バンド、JETHRO TULL。その超絶コレクションに新たなる名盤が誕生です。
 そんな本作に吹き込まれているのは「1977年4月7日アナハイム公演」。マイク・ミラードの大元マスターからデジタル化された超極上オーディエンス録音です。長年に渡ってJETHRO TULLを繰り返し録音し続けたミラードですが、1977年はその頂点と言っても良い。これまでも『LOS ANGELES 1977(Uxbridge 1063)』や『PASADENA 1977(Uxbridge 1369)』『ANAHEIM 1977 1ST NIGHT(Uxbridge 1455)』といった傑作群をご紹介してきました。まずは、当時のスケジュールを振り返り、コレクションを整理してみましょう。

・1月14日ー23日:北米#1(7公演)←※LOS ANGELES/PASADENA 1977
・2月1日ー14日:英国(13公演)
《2月11日『SONGS FROM THE WOOD』発売》
・3月1日ー4月10日:北米#2(33公演)←★ココ★
・4月16日ー23日:欧州#1(8公演)
・5月24日ー6月8日:欧州#2(12公演)
・9月4日ー20日:豪州(15公演)
・11月4日ー12月6日:北米#3(31公演)←※公式映像

 これが1977年のJETHRO TULL。『LOS ANGELES 1977』『PASADENA 1977』は『SONGS FROM THE WOOD』発売前だったのに対し、本作のアナハイム公演はリリース直後となる「北米#2」の30公演目。『ANAHEIM 1977 1ST NIGHT』の同会場・翌日のコンサートでした。ストーンズ・ZEP・YESが有名なためにミラードは同じバンドを何度も録音するタイプと思われがちですが、実際には逆。その3バンドはむしろ例外・別格です。そして、JETHRO TULLもその別格バンドの1つ。「北米#1」ですでに2回録音していたにも関わらず、さらに録音に挑戦。しかも2日連続公演も足繁く通うほどのお気に入りだったわけです。
 そして本作は、その愛情がものの見事に結実した大傑作。『ANAHEIM 1977 1ST NIGHT(以後、前作)』もミラード・コレクション屈伸の名作だったわけですが、本作はさらに上を行く。もちろん同会場・同機材ですから基本クオリティは酷似しているのですが、オンなダイレクト感やクリアさはそのままに、本作はさらに肉厚でリッチなのです。この差は、恐らくポジションの(わずかな)違いにある。前作では1階センターの11列目から録音されていたのですが、本作はその約半分となる「6列目」なのです。現場となった“アナハイム・コンヴェンション・センター”は天井の形状に特徴があるらしく、このわずかな差が反響にも影響してくるそう。ミラードはさまざまな会場で名録音を生み出して来ましたが、特に“アナハイム・コンヴェンション・センター”は何年も研究を繰り返してスウィート・スポットを探求。本作は、そのスウィート・スポットに限りなく近い座席での録音なのです。
 しかも、本作はそんな超絶録音の最高峰を更新するもの。原音自体がミラード作品でもトップ・クラスではあるのですが、序盤から「Thick As A Brick」まで右チャンネルにハイ落ちも見られました。本作はそのパートも可能な限り補整。当然の事ながらミラード録音本来の鳴りの美しさは最大限に活かしつつ、音楽作品としての完成度を一層高めているのです。
 そんな極太リッチ・サウンドで描かれるのは、1977年でもベストと絶賛されるフルショウ。セットは『ANAHEIM 1977 1ST NIGHT』と同一なのですが、前作のリリースから1年が経っていますので改めて整理しておきましょう。

・スタンドアップ:A New Day Yesterday (incl. Living In The Past)
・ベネフィット:To Cry You a Song
・アクアラング:Wonderin' Aloud/Cross-Eyed Mary/Aqualung/Wind-Up/Locomotive Breath
・ジェラルドの汚れなき世界:Thick As a Brick
・ウォーチャイルド:Skating Away On The Thin Ice Of The New Day/Back-Door Angels
・天井桟敷の吟遊詩人:Minstrel in the Gallery
・ロックンロールにゃ老だけど死ぬにはチョイと若すぎる:Too Old to Rock 'n' Roll: Too Young to Die
・神秘の森ーピブロック組曲:Jack-in-the-Green/Songs From The Wood/Velvet Green/Hunting Girl
・その他:Instrumental Jam/Symphony No.9, Op.125 (Ode to Joy)

……と、このようになっています。そして、この名曲群を綴るパフォーマンスこそが本作の命。前作でも言えたことですが、「北米#2」は総じて「北米#1」より出来が良い。実は「北米#1」はイアン・アンダーソンのノドに不調が起きたために中断。何公演かが「北米#2」に振り返られたのです。つまり、「北米#2」は満を持してのリベンジ・ツアーであり、体調も意気込みも『LOS ANGELES 1977』や『PASADENA 1977』を超えているのです。
 録音史の象徴でもある伝説テーパー:マイク・ミラード。歴史上の偉人が心から愛したJETHRO TULLの最高峰録音となる大名盤です。クオリティ的にも内容的にも、ここまでのライヴアルバムともなれば「オフィシャル作品以上」と断じても異論はないのではないでしょうか。本来であれば、姉妹作を連続して味わっていただきたいところですが、本作自体がミラード・コレクションでも絶対の一作。襟を正して正対していただきたいロック史の至宝盤の誕生です。

★「1977年4月7日アナハイム公演」の超絶級オーディエンス録音。絶対名手ミラードの大元マスターから起こされた銘品で、名作『ANAHEIM 1977 1ST NIGHT(Uxbridge 1455)』の続編となる新名盤です。ミラード・コレクションでも傑作の呼び声高かった前作よりもさらに音が良く、オンなダイレクト感やクリアさはそのままに、さらに肉厚でリッチ。原音では序盤から「Thick As A Brick」まで右チャンネルにハイ落ちも見られましたが、本作は独自マスタリングで補整。音楽作品としての完成度を一層高めている。名作だらけのミラード・コレクションでも絶対の一本です。

Disc 1 (52:15)
1. Wond'ring Aloud
2. Skating Away On the Thin Ice of the New Day
3. Jack-In-The-Green
4. Thick As A Brick
5. Songs From The Wood
6. Instrumental / Drum Solo
7. To Cry You A Song
8. A New Day Yesterday (incl. Bouree, Living In The Past)

Disc 2 (65:28)
1. MC
2. Velvet Green
3. Hunting Girl
4. Too Old To Rock 'N' Roll, Too Young To Die
5. Beethoven's Ninth Symphony
6. A Minstrel In The Gallery
7. Cross-Eyed Mary
8. Aqualung
9. Guitar Solo
10. Wind-Up / Back-Door Angels
11. Locomotive Breath / Dambusters March / Back-Door Angels (reprise)