HEART - BEBE LE STRANGE IN BLOOMINGTON(2CD) [ZODIAC 042]

HEART - BEBE LE STRANGE IN BLOOMINGTON(2CD) [ZODIAC 042]

販売価格: 3,800円(税込)

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商品詳細

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Live at Metropolitan Sports Center, Bloomington, Minnesota, USA 26th July 1980 STEREO SBD

 ロック・マニア必聴のライヴ音源を連発する"Wolfgang's Vault"音源シリーズから、またしてもHEARTの極上ライヴ・ソースが登場です! 今回はバンド初期のターニング・ポイントとなった「BEBE LE STRANGE」ツアーより、1980年7月のライヴを2本、それぞれファン必携の完全限定プレスCD2枚組でリリース決定です。
 "前編"に当たる本作「BEBE LE STRANGE IN BLOOMINGTON」では、7月26日ミネソタ州ミネアポリス・ブルーミントン公演を、このまま公式リリースも可能なレベルのステレオ・サウンドボードで楽しめます!

 HEARTは1975年の1stアルバム発表以降、順調にキャリアを積み重ねました。1979年には初来日公演も好評のうちに行うなど、デビューから5年程度で初期のピークに達します。しかし1979年の「DOG AND BUTTERFLY」ツアーを終了する前後から、バンド内部の人間関係にも変化が見られるようになります。その象徴的な出来事がロジャー・フィッシャーの脱退でした。HEARTの前身である"ARMY"時代からバンドを牽引し、オリジナル・メンバーとしてサウンドの中核を担っていたフィッシャー。その脱退はバンドに大きな変化を促し、HEARTが名実ともに"ウィルソン姉妹率いるバンド"に生まれ変わる転機となったのです。
 1980年にHEARTはフィッシャー脱退後で初めてとなるアルバム「BEBE LE STRANGE」を発表。全米チャートでもそれまでの最高位となる5位を獲得しましたが、同作はパンクやニュー・ウェイブの影響も感じさせるなど、バンドの変化を実感させる内容となっていました。

 本作ではその1980年ツアーより、7月26日のミネソタ州ブルーミントン(ミネアポリス)公演を、あの"Wolfgang's Vault"で発掘された極上ステレオ・サウンドボードで収録しています。先日プレスCDでリリースされた「ROCK THE HOUSE LIVE! Erie 1990」や「ROCK THE HOUSE LIVE! Worcester 1990」同様、本作も完璧といえる音質。HEARTは同年リリースのコンピレーション「GREATEST HITS / LIVE」用に幾つかのライヴ・テイクを収録していました。それら以外にもこのようにまとまったライヴ音源が存在すると言う事は、ライヴ・アルバムの発表まで視野に入れていたのかも知れません。
 活き活きとした「Bebe Le Strange」からハードな「Crazy On You」への流れは、マニアが「これこそHEART!」と唸る、'70年代的なHEARTの姿。ロバート・プラントを髣髴させるアンのパワフルなヴォーカルを中心にしつつ、ナンシーとハワード・リースのギターが左右のチャンネルにきちんとセパレートされたサウンドは素晴らしい聴き応え。初期のバンドを支えたスティーヴ・フォッセンとマイケル・デロージャーのリズムも、ずっしりした重みと明瞭な輪郭で聴き取れます。
 この時期のライヴは8曲もセットインした新曲が大きな聴き所。「Even It Up」から「Raised On You」さらに「Strange Night」への3曲連続は堪りません(特にアルバムにおいて、ナンシーがヴォーカルに加えドラム以外の楽器をすべて演奏した「Raised On You」のライヴ・バージョンはファン必聴)! ライヴ中盤に登場する「Down On Me」や、アルバムの構成どおり組み合わされた「Silver Wheels」と「Break」も、ライヴを盛り上げる重要なアクセントになっています。さらに「Just The Wine」や「Mistral Wind」など、この時代ならではの選曲も聴き逃せません。
 バンドを代表する名曲「Magic Man」と「Barracuda」でライヴはいよいよ佳境! おなじみZEPPELINナンバーの「Rock And Roll」や、THE BEATLESのカバー「I'm Down」・「Long Tall Sally」激しくロックしたかと思えば、ラストはこの日のみの聴き所「Unchained Melody」でしっとりと締めくくる。さまざまな表情を巧みに操るアンの表現力、高い演奏力を持つバンドの実力に、聴き手は改めて感動するでしょう。全てが聴き所とも言い得る、満足感の高い104分間です!

 この「BEBE LE STRANGE」に続く「PRIVATE AUDITION」を最後に、バンドからはアルバム・デビュー以来のリズムセクションであるスティーヴ・フォッセンとマイケル・デロージャーまで脱退します。この後HEARTは数年間の低迷期から、イメージ・チェンジによる1985年「HEART」での大ブレイクと、波乱の時代を迎えることになります。
 本作および「BEBE LE STRANGE IN CINCINNATI」は、その変化し始めたバンドを、この上なくリアルな姿で捉えた決定的アイテムと言えます。'80年代アメリカン・ロック史でも重要と言えるこれらの音源を、ファンの皆さんにはぜひお楽しみ頂きたいと思います。ファン必携必聴の完全限定プレスCD2枚組をどうぞお見逃しなく!
Disc 1 (48:31)
1. Intro 2. Bebe Le Strange 3. Crazy On You 4. Straight On 5. Even It Up 6. Raised On You
7. Strange Night 8. Just The Wine 9. Dog & Butterfly 10. Down On Me

Disc 2 (55:52)
1. Mistral Wind 2. Silver Wheels 3. Break 4. Magic Man 5. Barracuda 6. Rockin' Heaven Down
7. Rock And Roll 8. Sweet Darlin 9. I'm Down/Long Tall Sally 10. Unchained Melody
11. Band Introduction

STEREO SOUNDBOARD RECORDING

Ann Wilson - Vocals & Flute Nancy Wilson - Guitars & Vocals
Michael Derosier - Drums Steve Fossen - Bass & Vocals Howard Leese - Keyboards, Guitars & Vocals