QUEEN - DEFINITIVE BUDOKAN 1981 4TH NIGHT(2CD) [Wardour-336]

QUEEN - DEFINITIVE BUDOKAN 1981 4TH NIGHT(2CD) [Wardour-336]

販売価格: 3,800円(税込)

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商品詳細

Live at Budokan, Tokyo, Japan 17th February 1981 PERFECT SOUND(from Original Masters)*UPGRADE

 全米を制覇し、一大全盛の勢いの風を日本に運んだ“THE GAME JAPAN TOUR”。その極上ライヴアルバムをオリジナル・カセットから復刻。最高峰クオリティを更新して永久保存プレス2CDで登場です。
 そんな本作に収められているのは「1981年2月17日:日本武道館」公演。その極上オーディエンス録音です。全盛期QUEENの来日公演も幾多の名作でアーカイヴされておりますが、この歳は特に日本武道館でしかライヴが行われず、少々分かりづらい。まずは、当時の日程で本作のポジションを確かめておきましょう。

・2月12日『BATTLE THEME』
・2月13日『DEFINITIVE BUDOKAN 1981 2ND NIGHT』
 ー2日間オフー
・2月16日『BUDOKAN 1981 3RD NIGHT』
・2月17日:日本武道館 【本作】
・2月18日:日本武道館

 以上、全5公演。前半2公演と後半3公演に分かれており、本作は後半の中日にあたるコンサートでした。そんなショウを記録した本作は、まさに名作。この日の記録は古くから知られていましたが、本作のマスターは2003年に発掘されたもの。Masterportレーベルの『FREDDIE WAS HERE!』で初登場し、既発を上回るサウンドで一世を風靡。その後も『PRIME JIVE』の一部としても愛されてきた名録音です。本作はそのリマスター………ではありません。録音者本人から譲られたオリジナル・カセットから最新機材で再度デジタル化。究極ジェネのカセットに封じ込められた可能性を最大限に引き出したアップ・グレード盤なのです。
 実際、そのアップグレードぶりが素晴らしい。元々、演奏も歌声も真っ直ぐ届く名録音だったわけですが、空気感がクリスタル・クリアに透き通り、細部までディテール・アップ。大元カセットなのでジェネは上がりようがないのですが、サウンド自体はジェネが2世代ほど若くなったような鮮度なのです。そして、細部だけではない。芯そのものまで一層力強い。こちらを喩えるなら、録音ポジションごと数列前に出たような感じ。レーザー光線のような鮮やかで黄金のセットリストをクッキリと描き出してくれるのです。
 そのアップグレード・サウンドだけでも満点ですが、本作はさらに万全を目指しました。それは欠けの補填。カセット録音の宿命で、テープチェンジの録音漏れがあったのです。1カ所は「Save Me」終演後で演奏には関わらないのですが、問題だったのは「Flash」。あのズンズンズン……という冒頭から最初の「Savior of the universe!!」までが欠けていたのです。そこで、本作では名作『DEFINITIVE BUDOKAN 1981 2ND NIGHT』から補填しました。厳密には違うショウなのですが、生なのはフレディの一言だけですので代用。もちろん、普通に聴いたら……いえ、分かっていても気づかないほど自然に補填されています。
 そんなクオリティで描かれるのは、“THE GAME JAPAN TOUR”でも日本らしさが爆発するショウ。オフィシャル盤『QUEEN ROCK MONTREAL』では聴けない「Mustapha」「Death On Two Legs」も美味しいですし、「Dragon Attack」でフレディが入り間違えるミスも面白いのですが、それ以上なのが日本で復活した「Rock It (Prime Jive)」や「Vultan's Theme /Battle Theme」入りのFlashロング・メドレー。まさに日本ならではの演奏が次々と繰り出されるのです。
 そして、極めつけなのがギターソロでつま弾かれる「さくらさくら」と「手をとりあって」。この2つが演奏されたのは、“THE GAME JAPAN TOUR”でも本作と最終日のみ。もちろん、このサプライズには観客も驚喜。特に凄いのはアンコール1曲目の「手をとりあって」。メンバーが現れると「きゃー」なのか「ぎゃー」なのか分からない洋楽女子の嬌声が飛び交っているのですが、あのイントロが鳴り出すとサッと静けさを取り戻し、ビシッと手拍子と胸に染みる大合唱の海が広がる。そして、曲の終わりと共に「イヤダァ!」なのか「フレディーッ!!」なのかも分からない常軌を逸した悲鳴が大爆発!!!(ヘッドフォンで聴かれる際には音量にご注意ください) そのまま悲鳴と大合唱の「We Will Rock You」「We Are The Champions」へ。いかに当時のQUEENが世界的に人気絶頂だったとは言え、この熱狂は日本でしかあり得ない。「日本とQUEENは特別な関係」というのは海外マニアにも知れ渡っていますが、これを聴けばそう思わないわけがない。普通であれば欠点にもなりかねない巨大な熱狂なのですが、その想いがあまりにも真摯すぎて、それだけで胸が熱くなる。凄まじいスペクタクルを真空パックした38年前のドキュメントなのです。

 「Rock It (Prime Jive)」の復活やFlashロング・メドレー、「さくらさくら」「手をとりあって」等々、日本ならではの美味しいショウをオリジナル・カセットのアップグレード・サウンドで刻んだ大傑作ライヴアルバムです。この後、紆余曲折の歴史を歩む事になるQUEEN。しかし、本作に宿る彼らも日本の観客もそんな運命など知りもせず、ただひたすらに黄金の時代を謳歌している。そんな時代に立ち返れる2枚組。どうぞ、永久保存プレス2CDで心ゆくまでお楽しみください。

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。

Disc 1 (56:01)
1. Intro 2. We Will Rock You (fast) 3. Let Me Entertain You 4. Play The Game 5. Mustapha
6. Death On Two Legs 7. Killer Queen 8. I'm In Love With My Car 9. Get Down, Make Love
10. Rock It (Prime Jive) 11. Save Me ★4:00 テープチェンジ 12. Now I'm Here
13. Dragon Attack/Now I'm Here (reprise) ☆0:30 歌の入りを間違える 14. Love Of My Life

Disc 2 (55:39)
1. Keep Yourself Alive 2. Drum Solo 3. Guitar Solo incl. Sakura Sakura
4. Battle Theme 5. Flash 6. The Hero 7. Crazy Little Thing Called Love
8. Bohemian Rhapsody 9. Tie Your Mother Down 10. Another One Bites The Dust 11. Sheer Heart Attack
12. Teo Torriatte この辺りから「フレディ!」絶叫が凄い。ある意味感動的
13. We Will Rock You 14. We Are The Champions 15. God Save The Queen