BLACK SABBATH - ETERNAL VOID OF DOOM: DEFINITIVE EDITION(1CD) [ZODIAC 511]

BLACK SABBATH - ETERNAL VOID OF DOOM: DEFINITIVE EDITION(1CD) [ZODIAC 511]

販売価格: 2,500円(税込)

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商品詳細

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Live at Falkoner Teatret, Copenhagen, Denmark 18th April 1971 PERFECT SOUND(UPGRADE)

 初期サバスの伝説的ヴィンテージ録音がまさかのアップグレード復刻! 「GRAF ZEPPELIN」による細密マスタリングで磨き込まれた大元リール・サウンドを永久保存するプレスCDがリリース決定です。
 そんな伝説録音が吹き込まれたのは「1971年4月18日コペンハーゲン公演」。その極上オーディエンス録音です。1971年と言えば、“PARANOID Tour”と“MASTER OF REALITY Tour”が交錯する時期でもある。まずは、当時のスケジュールを振り返ってショウのポジションを確かめておきましょう。

●1970年
“PARANOID Tour”
・9月11日ー15日:欧州#1a(4公演)
《9月18日『パラノイド』発売》
・9月20日ー10月26日:欧州#1b(21公演)←※BRUSSELS 1970
・10月30日ー11月28日:北米#1(31公演)
・12月5日ー19日:欧州#2(6公演)←※COPENHAGEN 1970
●1971年
・1月7日ー23日:欧州#3(11公演)
・1月31日:MYPONGA OPEN AIR出演
《2月5日『マスター・オブ・リアリティ』制作開始》
・2月17日ー4月2日:北米#2(40公演)
《4月5日『マスター・オブ・リアリティ』完成》
・4月14日ー26日:欧州#4(10公演) ←★ココ★
“MASTER OF REALITY Tour”
・7月1日ー31日:北米#1(29公演)←※BEGGARS’ BANQUET DANCE
・9月4日ー7日:欧州#1(3公演)
・9月10日ー10月28日:北米#2(23公演)

 これが2つのツアー“PARANOID Tour”/“MASTER OF REALITY Tour”の全景。本作のコペンハーゲン公演は『MASTER OF REALITY』を完成させつつ、まだギリギリ“PARANOID Tour”だった「欧州#4」の5公演目にあたるコンサートでした。「PARANOID Tourのコペンハーゲン」と言うと『COPENHAGEN 1970(Zodiac 407)』も記憶に新しいところですが、本作は4ヶ月後の別公演です。
 そんなショウは見目麗しい極上録音が残された事でも知られ、『ETERNAL VOID OF DOOM』として愛されてきました。本作は、その大元リール・マスターを緻密夫復刻した過去最高峰盤なのです。従来作『ETERNAL VOID OF DOOM』もリール・マスターから起こされましたが、デジタル化した後に疑似ステレオ化。加工されて公開されたものでした(現在ではLP起こしとされる音源も出回っていますが、それも疑似ステレオです)。本作は、そんな加工前のマスター。真にナチュラルなモノラル・トランスファー盤なのです。
 もちろん、単にモノラルなだけではありません。そんな大元マスターの旨みを最大限に活かしたのが「GRAF ZEPPELIN」による細密マスタリング。さまざまな音源を扱っている「GRAF ZEPPELIN」ですが、その本領はオーディエンス録音。それも70年代ヴィンテージ録音なのです。最近では偏執的なマスタリング精度も浸透してきましたが、その真骨頂はヴィンテージ関係の録音知識にある。70年代のアンプがどんな音を吐き出し、当時のマイクがどう拾い、アナログ・テープがどのように劣化していくのか。それらを熟知しているからこそ、聞こえている音の向こう側に「現場の音」が見えてくる。単に音圧稼ぎをして派手に仕上げるのではなく、「現場の音」を目指すからリアルなサウンドを実現できるのです。
 そして、本作もその技量が遺憾なく発揮されている。LP起こしとテープ起こしではピッチのズレ方も、ノイスの種類も、鳴りの特性も微妙に異なるわけですが、それらを完全修復。疑似ステレオ感のない大元モノラル・サウンドゆえに派手さはなくなっているハズなのですが、1音1音のヌケ良さで地味に聞こえないのです。
 そのサウンドで描かれるのは、「3rd完成直後」というタイミングがものの見事に現れたショウ。ここでセットもチェックしておきましょう。

●黒い安息日(2曲)
・N.I.B./Black Sabbath
●パラノイド(4曲)
・War Pigs/Iron Man/Paranoid/Fairies Wear Boots
●マスター・オブ・リアリティ(1曲)
・Into The Void

……と、このようになっています。一見すると珍しい曲が1つもない超王道のようにも思えますが、それは現代感覚だから。実のところ「Into The Void」が定番化したのは再結成以降であり、70年代はホンの数回しか演奏していない激レア曲でした。もちろん、その最高峰サウンド版こそが本作なのです。
 さらに言えば、この濃度自体が激レア。リユニオン以降、本人達によって「オリジナル・サバスに必須な曲」が再検証されたわけですが、その結論が「上記7曲+Children Of The Grave」の8曲でした。「Children Of The Grave」の最古記録は『BEGGARS’ BANQUET DANCE(Zodiac 316)』なので本作当時にはまだ演奏されていませんが、それ以外の7曲が網羅されている。ここまで揃ったショウは、数ある70年代録音でも『BEGGARS’ BANQUET DANCE』と本作の2本しか存在しないのです。

 多くのサバス・ファンに「ヴィンテージ録音の旨み」を教え、コレクター地獄に突き落とした悪魔の名録音『ETERNAL VOID OF DOOM』。その大元リール・サウンドを精緻に復刻した最高峰更新盤です。これぞ、初期サバス。これぞ、70年代。これぞ、ヴィンテージ・サウンド。その濃厚な輝き、永久に失わないプレスCDで存分にご体験ください。

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REMASTERED BY GRAF ZEPPELIN

★既発盤では疑似ステレオの分、膨らみがあるサウンドであり、それはそれで面白かったですが、今回はモノラルの純正サウンド。
ただし、緻密な帯域調整が施されていますので、既発盤よりも音抜けは良く明瞭になっています。

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★「1971年4月18日コペンハーゲン公演」の極上オーディエンス録音。70年代でも屈指のヴィンテージ録音の大元リール・マスターを緻密復刻した過去最高峰盤。従来作では疑似ステレオ加工されていましたが。本作はそんな加工前のマスター。しかも「GRAF ZEPPELIN」による細密マスタリングで音ヌケも明度もアップ。「1971年の出音」を正確に再現した真にナチュラルなモノラル・トランスファーで、70年代の激レア曲「Into The Void」も楽しめます。

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

(49:31)
1. N.I.B.
2. War Pigs
3. Black Sabbath
4. Iron Man
5. Into The Void
6. Paranoid
7. Fairies Wear Boots

Ozzy Osbourne - Vocals
Tony Iommi - Guitar
Geezer Butler - Bass
Bill Ward - Drums