THE BAND - TOKYO 1987(2CD + Bonus DVDR) [ZION-031]

THE BAND - TOKYO 1987(2CD + Bonus DVDR) [ZION-031]

販売価格: 3,800円(税込)

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商品詳細

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Live at Shibuya Kokaido, Tokyo, Japan 25th February 1987 PERFECT SOUND(from Original Masters)

 1987年に行われた再結成ザ・バンド二度目の来日公演から二日目の東京公演を最高のオーディエンス録音にて収録。これまでも数々のミック・ジャガーやローリング・ストーンズ、ピンク・フロイド、エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ビリー・ジョエル等の名録音でおなじみのテーパーによるものなので、初心者からマニアまで安心して聴ける高音質を保証します。元々再結成ザ・バンドはロビー・ロバートソンを欠いたままで活動が行われたことから軽視されがちで、最初の来日だった1983年の公演に関してもオフィシャル・ビデオなどがリリースされていたにもかかわらず見過ごされているのが実態でしょう。それが1987年の来日となれば、それに輪をかけて知名度が低く、マニアがその公演やテレビ放送があったことをかろうじて記憶しているくらいではないでしょうか。今回リリースされる2月25日の公演がそのテレビ収録の行われた日なのですが、そこではヒット曲だけが抜き出された編集で放送されていたのです。ところが、今回のタイトルによって、実際には非常に幅広い選曲、しかも実に素晴らしい演奏を繰り広げていたことに驚かされることでしょう。再結成ザ・バンドが好意的に受け止められなかった要因の一つとして、オリジナル・メンバー以外に加えられたサポート・ミュージシャンの多さが挙げられます。特にドラムがリヴォン・ヘルム一人でなく、常にツイン・ドラムであったことなどは、ロビーの不在以上にファンの不評を買っていたものです。
 ところがこの時のザ・バンドはちょうど一年前にリチャード・マニュエルの自殺という不幸に直面し、それを機にメンバーを削減したシンプルなメンバー構成でライブを行っていた非常に珍しい時期なのです。もちろんドラマーはリヴォン一人ですし、リック・ダンコもベースに専念するなど、初心に帰ったかのようなステージ構成から発せられるサウンドは再結成バンドのベストと呼べるものです。しかもギタリストは前年からジム・ウィーダーが加入、ロビー直系のサウンドとさらに達者なプレイでファンにも認められ、この後もロビーの代わりを務め続けた名手です。もう一人のギタリスト・フレッド、カーター・ジュニアはこの時期だけのサポートだったのですが、彼に至ってはホークス時代の盟友だったこともあり、まったく違和感のないプレイを披露しています。そして83年の時には三人も居たキーボード・プレイヤーはガース専任というシンプルさ。この構成で繰り広げられる演奏を聴くと「ザ・バンドのドラマーはリヴォン一人でいい」と痛感されること請け合いです。さらにこの録音は音像がまた実にオンな状態で、リックのベースの音が非常にクリアーに捉えられている点が大きな魅力。Chest Feverでは亡くなったリチャードのパートを彼が歌っている点は涙なしに聞けません。オープニングがカバー集「Moondog Matinee」からのAin’t Got No Homeというのもレアですが、この曲を始めとして全編に散りばめられたカバー曲の演奏がこの小人数の演奏によって冴えている点もじっくり聞いていただきたいものです。そしてこのツアーではジェファーソン・エアプレインのヨーマ・カウコネンが前座を務めましたが、彼がUp On Cripple Creekで加わるというサプライズもありました。今までベールに包まれていた二度目の来日公演の素晴らしさを演奏と音質の良好で味わっていただける限定のプレスCDがリリース決定です!

Disc 1 (70:54)
1. Intro. 2. Ain't Got No Home 3. C.C. Rider 4. Battle Is Over But The War Goes On
5. It Makes No Difference 6. Caldonia 7. Mystery Train 8. The Weight 9. Stage Fright
10. Evangeline 11. Chest Fever 12. People Would Think 13. The W.S. Walcott Medicine Show
14. Ophelia

Disc 2 (27:56)
1. Java Blues 2. Up On Cripple Creek 3. Every Night & Every Day 4. Willie And The Hand Jive

Levon Helm - Vocals, Drums, Mandolin
Rick Danko - Vocals, Bass, Acoustic Guitar
Garth Hudson - Keyboards, Saxophone, Accordion

Jim Weider - Guitar
Fred Carter Jr. - Vocals, Guitar
Jorma Kaukonen - Guitar (special guest on “Up On Cripple Creek”)

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★ザ・バンド「TOKYO 1987」初回納品分に、当日公演のテレビ放送を収録したボーナスDVDR「LIVE IN TOKYO 1987」が、特別に付属致します。

THE BAND - LIVE IN TOKYO 1987(Bonus DVDR)
Live at Shibuya Kokaido, Tokyo, Japan 25th February 1987 PRO-SHOT

今回リリースとなった日にテレビ収録が行われた訳ですが、もちろんその映像の方もボーナスとして付属いたします。これは当時週末の深夜に放送されていたライブ番組からのもので、40分ほどの放送枠ということでどうしても完全版から程遠い内容になってしまう(1988年のロン・ウッドとボ・ディドリーの来日公演も同じ番組からのものでした)点は致し方ないのですが、こうして映像で見られる87年の来日公演のステージはやはり素晴らしいものです。今回のギフトである83年のステージと見比べるとその違いは一目瞭然なのですが、ドラマーはリヴォン一人、リックはベースに専念という構成に加え、ロビーをリスペクトしたキレのいいプレイを聴かせるジム・ウィーダーが(短い間ではありましたが)ザ・バンドらしさを取り戻していたことが解ります。いたずらにステージ上の人数が多かった83年のことを考えると、リックやリヴォンが本来のポジションに徹している点は段違いに説得力があります。さらにUp on Cripple Creekでは前座を務めたヨーマ・カウコネンが登場してリード・ギターを弾いている姿も見られます。そして映像の最後ではいかにもバブリーな時代ならではの女性アナによるインタビューをメンバーが受けるという、今見ると何とも微笑ましい場面も登場するレア映像と言えるでしょう。それにしても今回の音源のリリースによって、番組自体はこの公演の魅力をほとんど伝えていない、当たり障りのない選曲でまとめられていたことを痛感する映像でもありました。本盤は、既発盤と違い、音声がステレオで収録されており、既発ではトラッキング・ノイズで見づらかった箇所も問題なく収録されている、お薦めの一枚です。オリジナル・メニュー付。

1. CC Rider 2. It Makes No Difference 3. The Weight 4. Stage Fright 5. Evangeline
6. Ophelia 7. Up On Cripple Creek 8. Interview

Levon Helm - Vocals, Drums, Mandolin
Rick Danko - Vocals, Bass, Acoustic Guitar
Garth Hudson - Keyboards, Saxophone, Accordion
Jim Weider - Guitar
Fred Carter Jr. - Vocals, Guitar
Jorma Kaukonen - Guitar (special guest on “Up On Cripple Creek”)

PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.39min.

Special Bonus DVDR for 1st set of "TOKYO 1987"(ZION-031)