THE ROLLING STONES - TOKYO DOME 1995 1ST NIGHT: DAT MASTER(2CD) [IMPORT TITLE]

THE ROLLING STONES - TOKYO DOME 1995 1ST NIGHT: DAT MASTER(2CD) [IMPORT TITLE]

販売価格: 3,800円(税込)

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商品詳細

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Live at Tokyo Dome, Tokyo, Japan 6th March 1995 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND(from Original Masters)

 意外に思われるかもしれませんが、ローリングストーンズ1995年の来日公演はリアタイであれだけのアイテムを生み出していた一方、それらが現在ではことごとく入手困難という状況に陥ってしまいました。おまけに当時は「質より早さ」的なバブリーさから、公演終了後いかに早くリリースするかを競っていたかのようなふしがあり、当然ながら音質面が犠牲になっていたのです。ましてや95年の東京ドーム録音、エコーや距離感に苛まれた状態のアイテムばかりがリリースされていました。今となってはクオリティ的に時代を感じさせるものも少なくなく、慌てて探すほどでもないでしょう。
 そうした状況に加えて3月12日の公演がテレビ放映されると自動的に決定版が現れることとなり、このツアーのオーディエンス録音アイテムは自然と軽視されるようになってしまいます。そのせいでリアタイではあれだけのアイテムが生み出された割に、一方でリリースされない東京ドーム公演が放置プレイなままという展開となってしまった。そこから30年近い年月を経てリリースされた名演が「TOKYO DOME 1995 5TH NIGHT:DAT MASTER」だったのです。
 この衝撃のリリースの元になったオーディエンス録音を提供してくれたテーパーですが、嬉しいことに95年東京ドームの他公演も録音してくれていたのです。それもツアーの序盤を。

 元々「VOODOO LOUNGE」ツアーは毎回のステージで日替わりのレパートリーがあることでマニアを喜ばせたものですが、95年の来日時には到着してすぐにライブを行う代わりに東京のスタジオで当時盛り上がっていたアンプラグド・スタイルのセッションが敢行され、それが後に「STRIPPED」へと発展します。それだけではありません、東京ドーム公演が始まるとセットリストの中にアコースティック・コーナーが設けられるという新たな試みが導入されました。
 もっともアコースティック・コーナー自体は前年のマイアミからのテレビ中継の際に導入されていたのですが、あくまでテレビ放送が前提だったそれと違い、ツアー・レギュラーのステージでアコ・コーナーが二曲に拡大されたのは東京ドーム初日が最初だったのです。この時点までの間で既に流通していたマイアミのVHSからみっちり予習したマニアは多数おられたはずで、それ故に東京ドーム初日にマイアミの再現とばかりに「Sweet Virginia」が披露された瞬間に涙したマニアがたくさんおられたのでは。
 この曲の前に演奏された「Angie」は改めて聞いてみると非常に良い演奏だったのですが、97年にニューアルバム「BRIDGES TO BABYLON」で日本オンリーのボーナストラックという形でオフィシャルリリースされたものの、なぜニューアルバムに95年の来日公演ライブテイクを?と不思議な気持ちにさせたのも今となっては懐かしい限り。

 そんな95年東京ドーム公演初日の初登場オーディエンス録音なのですが、さすがは「TOKYO DOME 1995 5TH NIGHT:DAT MASTER」のテーパー、今回も素晴らしいクオリティ。アリーナAブロックから敢行された録音というだけのことはあって、オープニングSE「ゴンゴン」の音を聞いただけで音像の近さを確信できるほど。中でも特筆すべきはチャーリーのドラムの生々しいまでの近さ。特に「Miss You」や「Sympathy For The Devil」辺りで刻まれるハイハットの生々しさといったら。よくぞ95年の東京ドームでこれほどまでの音を捉えてくれたものだと唸らされることでしょう。
 また「Live With Me」や「Satisfaction」のようなアップテンポな曲で聞かせる彼のドラミングも迫力満点。これが今となってはむしろ貴重なバランスの録音となってしまいました。その反面ミックの歌声が奥に追いやられている感がありますが、ライブが進むにつれて解消されてゆきます。

 そしてジャパン・ツアーの初日らしく、ミックを中心とした慎重な演奏ぶり。これが高音質であるが故にしっかり伝わってくるのも魅力。曲間で発せられる彼のMCはこなれてきた状況でテレビ放送された3月12日などよりもかなり丁寧に話しかけてくれる感じが微笑ましい。もちろんこの時の来日における不滅の名文句と化した「ツカレハテタ、キース・リチャーズ!」もさっそく登場。
 「Satisfaction」が耳をつんざくようなノイズから慌ててキースの音量が上がって始まるハプニング・イントロ、さらにはチャック・リーヴェルのカウントが始まる前にやはりキースが軽く慣らしてから始まる「I Go Wild」など、3月12日の映像を見慣れたマニアからすれば随分と新鮮に感じられるのではないかと。
 そして今回の音源は音像だけでなく全体的な周囲の騒ぎのレベルが低めで、その点でも最初に触れたリアタイ・アイテム群とは一線を画す聞きやすさなのですが、キース・コーナーが始まると急に周囲が賑やかになるのが微笑ましい。彼自身もアメリカでは考えられないような大歓声に包まれたことでテンションが上がったのでしょう、「Before They Make Me Run」の歌いっぷりからもそれが伝わってきます。さらにアンコール前になると周囲で「全然いい!」、「サイコー」といった声が飛び交うのがまた微笑ましい。
 今やリアタイ・アイテムが入手困難になってしまったことで聞いたことのないマニアが多いのでは?と思える95年の東京ドーム初日ですが、過去のアイテムに代わって新たなスタンダードとなりうる初登場オーディエンス録音が限定プレスCDにてリリース!

★録音席:アリーナA14列152 

★(初日だからか)PAフェーダーをイジリまくってる印象で、左右バランス/音圧/音質がコロコロ変わるのを、出来るだけ緩和しました。

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc 1 (56:02)
1. Intro
2. Not Fade Away
3. Tumbling Dice
4. You Got Me Rocking
5. It's All Over Now
6. Live With Me
7. Sparks Will Fly
8. Satisfaction
9. Angie
10. Sweet Virginia★
11. Doo Doo Doo Doo Doo (Heartbreaker)
12. Love Is Strong
13. I Go Wild

Disc 2 (68:17)
1. Miss You
2. Band Introductions
3. Honky Tonk Women
4. Before They Make Me Run
5. Slipping Away
6. Sympathy for the Devil
7. Monkey Man
8. Street Fighting Man
9. Start Me Up
10. It's Only Rock 'n Roll
11. Brown Sugar
12. Jumping Jack Flash