OLIVIA NEWTON‐JOHN - TOKYO 2015 FINAL NIGHT(2CDR) [Uxbridge 1722]

OLIVIA NEWTON‐JOHN - TOKYO 2015 FINAL NIGHT(2CDR) [Uxbridge 1722]

販売価格: 2,500円(税込)

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商品詳細

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Live at Orchard Hall, Tokyo, Japan 30th April 2015 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)

 5年ぶりの来日を果たし、デビュー45周年にして生涯最後の生歌を日本に届けてくれた2015年のオリビア・ニュートン=ジョン。その現場を伝える全世界初公開のオリジナル録音が登場です。
 そんな本作に吹き込まれているのは「2015年4月30日:オーチャードホール」公演。その絶品オーディエンス録音です。今週は最後のジャパンツアーを永久保存するプレス新名盤『TOKYO 2015 1ST NIGHT: FRONT ROW(Zion-215)』も同時リリースとなりますので、まずは当時のスケジュールを振り返り、それぞれの位置関係を確認しておきましょう。

・4月23日:大阪フェスティバルホール
・4月24日:名古屋フォレストホール
・4月27日『TOKYO 2015 1ST NIGHT(オーチャードホール)』
・4月28日:オーチャードホール
・4月30日:オーチャードホール ←★本作★
・5月2日:福島県文化センター(Pray For Fukushima)

 以上、全6公演。オーチャードホールは3連続公演であり、本作が記録されたのは3公演目。オリビア最後の日本公演となった「Pray For Fukushima」の直前にあたるコンサートでもありました。
 そんな現場を真空パックした本作はクリアで鮮やかな美録音。プレス新名盤『TOKYO 2015 1ST NIGHT: FRONT ROW』と同じように本邦初公開となる新発掘マスターでして、オリジナルだからこその究極ジェネの瑞々しさが素晴らしい。さすがに『1ST NIGHT: FRONT ROW』のような「最前列サウンド」とは行かず、そこまでのド密着感は望めないわけですが、だからと言って遠さも感じない。クリアな空気感を貫いて手元に届く芯は力強く、ディテールもクッキリ。スネアの鳴り等、いかにもオーディエンスな感触を湛えつつ、「客録ならではの美」もたっぷりと味わえる。
 特にオリビアの美声が空間感覚でさらに美味しさを増している。ライヴ現場に足を運ばれた方ならピンと来ると想いますが、彼女の歌声には凛として真っ直ぐに伸びる高揚感が宿り、会場を優しく満たす包容力がある。本作は、その旨みと美しさに全身で浸れるのです。
 そんな美音で描かれるのは、生涯最後となってしまった東京の夜。セットはプレス新名盤『1ST NIGHT: FRONT ROW』とも微妙に異なっていますので、ここで比較しながら整理してみましょう。

●MCA/RSO時代(22曲)
・イフ・ノット・フォー・ユー:If Not For You/Banks Of The Ohio
・レット・ミー・ビー・ゼア:Let Me Be There/Take Me Home, Country Roads
・そよ風の誘惑:Have You Never Been Mellow/Please Mr. Please/I Honestly Love You
・水のなかの妖精:Come On Over(★)/The Long And Winding Road(★)
・グリース:Look At Me, I'm Sandra Dee/You're The One That I Want/Hopelessly Devoted To You/Summer Nights/We Go Together
・ザナドゥ:Xanadu/Magic/Suddenly
・虹色の扉:Make A Move On Me/Physical
・その他:If You Love Me (Let Me Know)/Sam/A Little More Love
●それ以降(4曲)
・Over The Rainbow/Not Gonna Give Into It/Cry Me A River/Grace And Gratitude
※注:「★」印はプレス名盤『TOKYO 2015 1ST NIGHT: FRONT ROW(Zion-215)』で聴けない曲。

……と、このようになっています。『1ST NIGHT: FRONT ROW』で披露していた「Send In The Clowns」が落ちてはいるものの、代わって「Come On Over」「The Long And Winding Road」がセット入り。より一層クラシックスに重きの置かれたショウとなりました。
 また、その「Come On Over」が意外な聴きどころでもある。「Take Me Home, Country Roads」に続いてケリー・マークスがイントロを弾き始めるのですが、実はこれは曲順ミス。すぐに気づいて止めるものの、オリビアも笑いながら「It's OK? It's OK! カンパイ!」と言う。本作はあくまで音だけのライヴアルバムではありますが、ケリーの「しまった!」という表情、オリビアの悪戯っぽい笑顔まで目に見えるよう。場内も笑いに包まれつつ、それもアットホームな雰囲気で本当の次曲「Banks of the Ohio」を和やかに彩る。そして、今度こその「Come On Over」がしっとりと胸に染みる……そんなスポンティニアスな空気感まで最高に美味しいのです。
 あれから7年。オリビアの歌声を現場で聴くことは叶わなくなってしまいました。いずれは来ると分かっていた日が来てしまった。本作は、そんな心の穴を優しく埋めてくれる実況盤なのです。オーディエンスだからこそじんわりと広がる感動に胸が熱くなる1本。オリビアと共に過ごした東京最後の夜。どうぞ、新発掘の本作でじっくりと噛みしめてください。

★最後の来日となった「2015年4月30日オーチャードホール公演」の絶品オーディエンス録音。世界初公開のオリジナル・マスターで、クリアで鮮やかな美録音。オリビアの歌声には凛として真っ直ぐに伸びる高揚感が宿り、会場を優しく満たす包容力がある。オーディエンスだからこその「美」と「現場の暖かさ」をじっくりと味わえるハートフルなライヴアルバムです。

★★オリビア 最後の東京公演

Disc 1 (51:54)
1. Intro
2. Have You Never Been Mellow
3. Xanadu
4. Magic
5. Suddenly
6. A Little More Love
7. Sam
8. Make a Move on Me
9. If Not for You
10. Let Me Be There
11. Please Mr. Please
12. Take Me Home, Country Roads
13. Come On Over ★冒頭ミステイク
14. Banks of the Ohio
15. Come On Over
16. If You Love Me (Let Me Know)
17. Physical
18. Band Introductions

Disc 2 (48:30)
1. MC
2. Cry Me a River
3. The Long And Winding Road★
4. Not Gonna Give Into It
5. Look at Me, I'm Sandra Dee
6. You're the One That I Want
7. Hopelessly Devoted to You
8. Summer Nights
9. We Go Together
10. Grace and Gratitude
11. I Honestly Love You
12. Over the Rainbow

Olivia Newton‐John - Vocals
Kerry Marx - Guitar
Matt Mckenzie - Bass
Mark Beckett - Drums
Dane Bryant - Keyboards
Warren Ham - Vocals, Horns
Steve Real - Vocals
Marlen Landin - Vocals