DAVID BOWIE - SLINKY SECRETS(2CD+1DVDR) [WARDOUR]

DAVID BOWIE - SLINKY SECRETS(2CD+1DVDR) [WARDOUR]

販売価格: 3,800円(税込)

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商品詳細

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Elstree Studios, Borehamwood, Hertfordshire, UK 8th-11th November 1995 STEREO SBD(UPGRADE)
The 1995 '1.Outside' Tour Rehearsal Tapes

 極上のリハーサル・アルバムが登場です。本作に刻まれているのは、盟友ブライアン・イーノと創り上げた『1.OUTSIDE』時代。そのツアー・リハーサルのステレオ・サウンドボード録音をメインに据え、極上ライヴ録音をボーナストラックに配した2枚組です。

 まずは、何よりも衝撃のリハーサル音源についてご紹介しなければなりません。この録音は近年になってアナログ盤『SLINKY SECRETS』として世に現れ、マニアを騒然とさせたもの。凄まじいまでのハイクオリティ・サウンドでコレクター諸氏を揺さぶったのですが、本作はそのアナログ起こしではありません。当店では、これまでもボウイのサウンドボード・アルバムを頂点クオリティ盤でご紹介して参りました。ボウイ研究の世界的権威に強力と監修を賜り、確かな選択眼と膨大な知識に裏打ちされた頂上マスターを使用し、既発を凌駕するクオリティでお届けしてきました。本作は、そのシリーズの最新弾。なんと、世界のマニアを驚かせたアナログ盤の大元になったマスターをご提供いただいたのです。

 それだけに、そのクオリティは頂点的。この音源の頂点ではありません。公式/非公式に存在する無数のサウンドボード音源すべての中でも頂点的。もはや、軽々に「オフィシャル級」などと宣言するのも憚られる。むしろ、公式スタジオ作品と比肩されるべき絶大なクオリティなのです。

 そのクオリティで描かれる音楽がまた、タダものではない。リハーサル・アルバムというと、いかに音が良くてもパフォーマンス自体がグダグダなことが多く、特にツアーリハーサルは曲を覚え切れていないことも珍しくない。観客を前にせず、誰に聴かせるわけでもないのですから当然です。しかし、本作はひと味違う。それは、本作が録音された時期にも関係があるのです。ここで“OUTSIDE TOUR 1995”の概要からご説明しましょう。

・1995年9月-10月:北米(27公演)
《1995年11月8日-11日:リハーサル》 ←★ココ★
・1995年11月-12月:UK(16公演)
・1996年1月-2月:欧州#1(23公演)
・1996年6月:日本(7公演)
・1996年6月-7月:欧州#2(20公演)

 これがワールドツアーの全容。本作が録音された「1995年11月8日-11日」というのは、すでにツアーが始まって「北米レッグ」をたっぷりと巡った後、来る「UKレッグ」に備えてのリハーサル。特にリハ初日である「11月8日」には“TOP OF THE POPS”にも出演しており、ほぼ準備万端。すでに十分にこなれたバンドの念押しリハだったのです。ですから、そのおパフォーマンスは完璧。さすがに観客を前にしたエキサイトメントとはちょっと違いますが、鉄壁のアンサンブルは水も漏らさぬ完成度を誇っている。その鉄壁演奏“だけ”に全身で浸かりきれるわけです。

 その演奏力で披露されるのは「生演奏版の1.OUTSIDE」と呼べるもの。実際、本作で演奏される17曲(18テイク)のうち、約半数が『1.OUTSIDE』で、さらに“ベルリン三部作”からも4曲が披露される。あの猟奇的な独特の世界がたっぷりと味わえるのです。まったくもってリハーサルらしからぬ生演奏アルバムなのですが、逆にリハらしさが浮かぶのがボウイの言葉。曲の合間に(時に曲中でも)バンドに指示を飛ばし、現場指揮を担う。その声も卓直結サウンドボードで脳へ直接流し込まれる。演奏・歌声だけでなく、“裏舞台のボウイ”にも出逢える超・極上アルバムなのです。

 そんな極上リハーサルですが、通常ライヴに比べるとやや短く、約101分です。それでも十分なのですが、当店のお客様のため、権威は極上のボーナストラックもご提供くださいました。リハーサルに先立つ北米ツアーの初日「1995年9月12日ハートフォード公演」の超極上オーディエンス録音8曲と、「1995年9月18日ニューヨーク公演」のサウンドボード1曲「My Death」です。

 前者のポイントはNINE INCH NAILS。“OUTSIDE TOUR 1995”は、前座にNINE INCH NAILSが起用されたことでも話題になり、ボウイのステージも冒頭5曲はNINE INCH NAILSと共演。そのままボウイの本編へと雪崩れ込む構成でした。本作のハートフォード公演は、その一発目となる共演パートを収録しているわけです。もちろん、貴重度だけでなくクオリティも超一級。極上ステレオサウンドボードに続いても違和感のない凄まじい録音です。

 そして、最後のニューヨーク公演はピアニスト、マイク・ガーソンと2人だけで奏でる「My Death」。こちらは公式サイトでも公開された正真正銘オフィシャル級の極上ステレオ・サウンドボード。リハーサルではバンド演奏でしたが、こちらは凛としたピアノの調べに乗せてボウイが切々と歌う。こうして駄文だけでは「オーディエンスやらサウンドボードやら、妙に混ぜたボーナスだな」と思われるかも知れません。しかし、このボーナスが素晴らしいことは、実際に耳にしていただければご理解いただけるでしょう。それほどまでに感動的なフィナーレを演出してくれるのです。

 貴重で現場監督でもあるボウイに出逢えるリハーサル。それを超上級ステレオ・サウンドボードで描いたメイン音源に加え、“OUTSIDE TOUR 1995”でも初期のハイライトをボーナスに配した極上盤。“OUTSIDE TOUR 1995”の美味しいところを1本に凝縮した大傑作です。90年代のボウイでも類い希なるクオリティの1本。どうぞ、たっぷりとご賞味ください。

Elstree Studios, Borehamwood, Hertfordshire, UK 8th-11th November 1995

Disc 1 (74:34)
1. The Motel 2. Look Back In Anger 3. The Hearts Filthy Lesson 4. Scary Monsters (And Super Creeps)
5. The Voyeur Of Utter Destruction (As Beauty) 6. I Have Not Been To Oxford Town 7. Outside
8. Andy Warhol 9. The Man Who Sold The World 10. Boys Keep Swinging 11. Strangers When We Meet
12. I'm Deranged 13. Breaking Glass 14. We Prick Yo

Disc 2 (72:46)
1. Nite Flights 2. My Death 3. DJ #1N4. DJ #2

David Bowie with Nine Inch Nails
Meadows Music Theatre, Hartford, CT. USA 12th September 1995
5. Subterraneans 6. Scary Monsters (and Super Creeps) 7. Reptile 8. Hallo Spaceboy
9. Hurt 10. The Voyeur of Utter Destruction (As Beauty) 11. The Hearts Filthy Lesson
12. Breaking Glass

David Bowie with Mike Garson
The Grand Ballroom, Manhattan Center, New York, NY. USA 18th September 1995
Benefit for The Joseph Papp Public Theater
13. My Death

★★特別企画
★貴重なツアーリハーサルを収めた極上ステレオサウンドボード・アルバム『SLINKY SECRETS』。
同じ“OUTSIDE TOUR 1995”の別リハーサルを収めた秘蔵映像『1995 TOUR REHEARSALS』が特別に付属致します。

DAVID BOWIE - 1995 TOUR REHEARSALS (Special Bonus DVDR)
Complete Music Studios, New York 1995 (Best Quality)

 本編プレス2CDは、極上クオリティのステレオ・サウンドボードというだけでなく、ボウイ自身が現場監督を務める“音の風景”が楽しいアルバムでもありました。そのボーナスには、“目で見るリハーサル風景”をお贈りいたします。

 同じ「リハーサル」とは言っても、本作に収められているセッションは本編プレス2CDとは・ち・が・い・ま・す。本編プレス2CDが“1995年11月のイギリス”だったのに対し、本作が撮影されたのは「1995年9月のニューヨーク」なのです。ここで今一度、“OUTSIDE TOUR 1995”との関係を確認しておきましょう。

《1995年9月:リハーサル》 ←★ココ★
・1995年9月-10月:北米(27公演)
《1995年11月:リハーサル》 ※本編プレス2CD
・1995年11月-12月:UK(16公演)
・1996年1月-2月:欧州#1(23公演)
・1996年6月:日本(7公演)
・1996年6月-7月:欧州#2(20公演)

 “OUTSIDE TOUR 1995”の初日は9月14日。本作のリハは詳しく○日というのは確定していないのですが、それに先立つ9月なのは間違いありません。

 そんな本作は、リハーサルとは言っても本編プレス2CDとはだいぶ違う。まず、音声。本編プレス2CDは極上なのも大概にしろと言いたくなるサウンドボードでしたが、本作はカメラ据え付けのマイク録音。もちろん、観客のいない狭いスタジオだけに極上ではありますが、ライン直結とはかなり感触の異なるサウンドです。

 そして、そのサウンドで描かれるアンサンブルも違っていて、まさに“ツアーリハ”然としている。通しで演奏する曲もありますが、キメのフレーズを繰り返し確認するシーンも散見。メンバーも互いにアイコンタクトするというよりは、自分の楽器や機材に集中する初期段階なのです。

 そんな本作最大のポイントは、“風景”そのもの。関係者が撮影したものと思われ、狭いスタジオにバンド全員が揃ったセッションを一員となって目撃できる。ボウイはグレーのTシャツという普段着で歌いつつ、各メンバーを監督しており、その彼を中心にワンカメでスタジオの方々をズーム。ところどころ、編集で飛ばしたりもします。このズームや編集がなかなか面白い。通常、リハーサルというと味気ない固定アングルが多いのですが、本作はメンバーとじゃれ合うようにズームしたり、ユーモアたっぷりにコマ送りにしたり、思いっきり煽りにしたり、戯けてカメラを斜めにしたり……。撮影者がやたらと楽しんでいるのが伝わってくるのです。

 そのカメラワークもあって、本作の“参加してる”感は実に実に嬉しい。本編プレス2CDはリハーサル離れした素晴らしさでしたが、本作はリハーサルならではの“fun”に溢れている。キメをミスって爆笑するボウイとメンバーたち。そんな彼らにカメラを向けながらノリノリなカメラマン。その一員になって“裏舞台のボウイ”と楽しむことができるのです。

 数あるボウイ映像の中でも、これほど彼自身に接近できる……いえ、仲間になれる映像は他にない。裏舞台をのぞく以上に、まるで“友だち感覚”の極上映像。ボウイのプライベート空間へようこそ!

1. Andy Warhol 2. Nite Flights 3. Teenage Wildlife 4. The Hearts Filthy Lesson
5. Hurt 6. Hallo Spaceboy

COLOUR NTSC Approx.39min.