BOB DYLAN WITH TOM PETTY & THE HEARTBREAKERS AND THE QUEENS OF RHYTHM - BONNER SPRINGS 1986 SOUNDBOARD(3CD) [ZION-219]

BOB DYLAN WITH TOM PETTY & THE HEARTBREAKERS AND THE QUEENS OF RHYTHM - BONNER SPRINGS 1986 SOUNDBOARD(3CD) [ZION-219]

販売価格: 4,500円(税込)

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商品詳細

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Sandstone Amphitheater, Bonner Springs, Kansas, USA 24th July 1986 STEREO SBD(from Original Masters)★世界初登場の完全版サウンドボード。当店独占入手。

copied straight from the mixing desk cassettes

 ボブ・ディランがトム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズを従えて行った1986年のツアーは後に彼の自伝の中で「方向性を見失っていた時期」であり「若いペティ達の勢いに押され気味だった」と告白していましたが、そこは天性のパフォーマーであるディラン、そんな時期でも実際には演奏や歌に打ち込んでおり、それを証明する素晴らしいサウンドボード録音が故郷での熱演を捉えた名盤「THE BEST SHOW: MINNEAPOLIS 1986」あるいはMSGでのハッピーなパーリーナイトを捉えた極上オーディエンス「MADISON SQUARE GARDEN 1986 FINAL NIGHT」でした。
 そんな86年のアメリカ・ツアーは他にも流出サウンドボードがポツポツと発掘されていた時期であったのですが、そうした中にあって非常に中途半端なサウンドボードが以前から出回っていたのが7月28日のボナー・スプリングス。PAアウトの音質良好なサウンドボードではあったものの、何とライブの後半部分、ショー全体では三分の一足らずという収録であったことが仇となり、いかなる形でもアイテムがリリースされることはありませんでした。
それ以上にディランがカンサスでのライブということから機転を利かせてオープニングで歌った「Kansas City」が聞かれないという点でもサウンドボードという魅力が半減していたのです。
 ところが今までトレーダー間にも一切出回っていなかったサウンドボード全長版を当店が海外コレクターから独占的に入手。長い間に渡ってライブの終盤のみが出回っていた音源ゆえ、果ては「ライブの大半が録音されていなかったのでは」とまで思われていた日の全長版サウンドボードが遂に発掘されたという事実は世界中のディラン・マニアに大きな衝撃を与えることでしょう。

 そもそも従来から広まっていたライブ後半のみのサウンドボードも二つのバージョンが出回っており、一つはペティの「Tonight Might Be My Night」から収録されているもの、もう一つはより収録時間の短い「Rainy Day Women #12&35」からというものでした。実際に今年に入ってからも後者がネット上にアップロードされています。
 ところが今回のバージョンは後半パートからしてそもそもの収録時間が長く、ペティの「Straight Into Darkness」から録音が始まっている。これだけでも十分なトピックとなりえるアッパー版となるのですが、何と言っても今回は先のレアなオープニングからしっかり収録されているという点があまりにも大きい。こうして「Kansas City」からサウンドボードで聞けてしまうのですが、あいにくとスタッフが録音のボタンを押すのが遅れてしまい、同曲の序盤が欠けてしまった。
 幸いにもこの日は良好な音質のオーディエンス録音がロージェネで出回っており、問題の個所をアジャストしてレアなオープニングをコンプリートで聞きこめるようにしてあります。さらに二本目のカセットにかけ替えるタイミングであった「Ballad Of A Thin Man」の終盤から先の「Straight Into Darkness」のさわりに生じた欠損でもまたオーディエンス録音が活躍。この個所など極めてスムースにつながっており、パッと聞いた感じでは気付かれないかと。

 ディラン1980年代のPAアウト・サウンドボードは例えばZEP70年代のPAアウト音源などと比べても楽器のバランスがずっと良く、それでいてダイレクトすぎることもなく、さらにドラムやキーボードがステレオに分離する個所まであるのが特徴。これは先の「THE BEST SHOW: MINNEAPOLIS 1986」など80年代PAサウンドボードに一貫してみられた現象。これが非常に聞きやく、なおかつライブ・ミュージックとしても十分に楽しめるものなのです。
 何より嬉しいのが、あの名録音ミネアポリスに負けじとディランの素晴らしいパフォーマンスが捉えられているということ。そもそもディランが歌い終えた後で言っていたように、ロックンロール・クラシック「Kansas City」を初めてライブ披露してみせた時点でオープニングからエンジン全開なのが明らか。それが弾き語り「A Hard Rain's A-Gonna Fall」からはさらに拍車がかかる。そうした様子が手に取るように分かるのがPAアウトの利点であり、そこからのディランはもうキレッキレ。
 挙句の果てにはメンバー紹介でハートブレイカーズのベーシスト、故ハウイー・エプスタインを「カンサス出身」とふざけてみたり(実際はミルウォーキー出身)、「Like A Rolling Stone」ではバンドを指揮して演奏をブレイクさせたかと思えばテンポアップさせて終わらせるなど、この日のディランは本当に楽しそう。地元ならではな「気合の名演」がミネアポリスだとすれば、ここカンサス州ボナー・スプリングスのサウンドボードは「余裕に溢れた名演」と呼べるのでは。
 先に挙げたミネアポリスと「MADISON SQUARE GARDEN 1986 FINAL NIGHT」に次ぐ86年アメリカ・ツアー第三の名演かつ名盤というだけでなく、何より今までコア・マニアの間ですら存在しないと思われていた「Kansas City」から始まるライブ前半も衝撃のサウンドボードで収録してみせた最長アッパー版。これぞ歴史的発掘と言える限定プレスCDが爆誕!

★世界初登場のサウンドボード全曲収録盤。

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc 1 (51:57)
Bob Dylan with Tom & The Heartbreakers

1. Intro.
2. Kansas City
3. All Along The Watchtower
4. Clean Cut Kid
5. I'll Remember You
6. Shot Of Love
7. We Had It All
8. Masters Of War

Tom Petty & The Heartbreakers

9. Listen To Her Heart
10. Think About Me
11. The Waiting
12. Breakdown

Disc 2 (66:06)
Bob Dylan - solo acoustic
1. To Ramona
2. One Too Many Mornings
3. A Hard Rain's A-Gonna Fall

Bob Dylan with Tom & The Heartbreakers

4. I Forgot More Than You'll Ever Know
5. Band Of The Hand
6. When The Night Comes Falling From The Sky
7. Lonesome Town
8. Ballad Of A Thin Man

Tom Petty & The Heartbreakers
9. Straight Into Darkness
10. Spike
11. Tonight Might Be My Night
12. Refugee


Disc 3 (57:31)
Bob Dylan with Tom & The Heartbreakers

1. Rainy Day Women #12 & 35
2. Seeing The Real You At Last
3. Across The Borderline
4. I And I
5. Band Introductions
6. Leopard-Skin Pill-Box Hat
7. Like A Rolling Stone
8. In The Garden
9. Blowin' In The Wind
10. Shake A Hand
11. Knockin' On Heaven's Door

Bob Dylan - vocal, guitars, harmonica

Tom Petty & The Heartbreakers:
Tom Petty - vocal, guitar
Mike Campbell - guitar
Benmont Tench - keyboards
Howie Epstein - bass
Stan Lynch - drums

The Queens Of Rhythm:
Carolyn Dennis - backing vocals
Queen Esther Marrow - backing vocals
Madelyn Quebec - backing vocals
Louise Bethune - backing vocals

STEREO SOUNDBOARD RECORDING