TOM PETTY & THE HEARTBREAKERS - IRVINE 1983(2CDR) [Uxbridge 1428]

TOM PETTY & THE HEARTBREAKERS - IRVINE 1983(2CDR) [Uxbridge 1428]

販売価格: 2,500円(税込)

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商品詳細

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Live at Irvine Meadows, Irvine, CA, USA 10th June 1983 TRULY PERFECT SOUND

 MCAに移籍し、3作連続で全米Top10ヒットを放った1983年のトム・ペティ&THE HEARTBREAKERS。その超傑作コレクションにさらなる傑作が仲間入り! 黄金時代ならではの熱気を極上サウンドで味わえるライヴアルバムが登場です。
 そんな本作に吹き込まれているのは「1983年6月10日アーバイン公演」。その絶品オーディエンス録音です。まずは、その全景を俯瞰し、各タイトルの位置関係を整理してみましょう。

●1982年
・6月6日:PEACE SUNDAY COMMITTEE BENEFIT出演
・9月1日ー19日:北米#1(4公演)
・11月1日:パリ公演
《11月2日『LONG AFTER DARK』発売》
・11月30日ー12月21日:欧州(14公演)←※BRIGHTON 1982 MASTER
●1983年
・1月17日ー4月25日:北米#2(57公演)←※UNIVERSAL CITY/MILWAUKEE 1983
・6月1日ー11日:北米#3(6公演)←★ココ★

 これが1982年/1983年のトム・ペティ。当店ではこれまで3作のライヴアルバムをご紹介してきたわけですが、その中でも重要なのは4枚組の傑作『UNIVERSAL CITY 1983(Uxbridge 1425)』。80年代の名作録音を連発している「markp」なる人物のコレクションで「まさかミラード録音!?」とまで言われた大傑作でした。実は、本作もその「markp」コレクション。前作『UNIVERSAL CITY 1983』の約2ヶ月後にあたる「北米#3」の5公演目を伝えるフル・ライヴアルバムなのです。
 そのサウンドは、さすが達人の銘品。生々しい熱狂も吸い込んでいるのでサウンドボードと間違えたりはしませんが、聴きやすさも聴き応えも間違えてあげたくなる。極太の芯にはスカスカ感などまるでなく、ほんのりわずかなホール鳴りを纏いながらもダイレクト感たっぷりに届く。それに伴ってディテールも鮮明ですし、現場の熱狂も極太の演奏音や歌声に蹂躙され、全盛の夏量は感じられても音楽の邪魔にはならない。奇跡の『UNIVERSAL CITY 1983』を超えられるか?となると迷いますが、確実に肉薄する見事な姉妹作なのです。
 そんなサウンドで描かれるのは、前作『UNIVERSAL CITY 1983』とは趣の異なるフルショウ。前述のように、前作はツアー本編の終盤「北米#2」の記録でしたが、本作の「北米#3」は1ヶ月以上空けて追加されたようなミニ・ツアー。セットもだいぶ変化しています。ここで比較しながら整理してみましょう。

●70年代(10曲)
・アメリカン・ガール:Rockin' Around (With You)(★)/Strangered in the Night(★)/Breakdown/American Girl
・ユア・ゴナ・ゲット・イット!:I Need to Know/Listen To Her Heart
・破壊:What Are You Doin' In My Life(★)/Don't Do Me Like That/Refugee/Even The Losers
●80年代他(12曲)
・ハード・プロミス:The Waiting/A Woman in Love (It's Not Me)/Kings Road
・ロング・アフター・ダーク:You Got Lucky/Change of Heart/A One Story Town
・各種カバー:Jaguar And Thunderbird(★)/Little Bit O' Soul(★)/Don't Bring Me Down(★)/I Can't Dance(★)/It's All Over Now(★)/Anyway You Want It(★)
※注:「★」印は名作『UNIVERSAL CITY 1983(Uxbridge 1425)』で聴けなかった曲。

……と、このようになっています。大筋で『UNIVERSAL CITY 1983』に通じますが、人気曲の合間に多彩なレア曲が盛り込まれている。「Rockin' Around (With You)」「Strangered in the Night」「What Are You Doin' In My Life」といった初期のオリジナルも美味しいですが、それ以上なのがバラエティに富んだカバー群。『UNIVERSAL CITY 1983』では2公演で3曲だけだったカバーが本作では6曲も大盤振る舞い。しかも量だけでなくレア度も絶大でチャック・ベリーの「Jaguar And Thunderbird」はこの日がスラト・パフォーマンスですし、THE VALENTINOSの「It's All Over Now」は指折り数えるほどしか演奏していない。グラム・パーソンズの「I Can't Dance」に至っては、後にも先にも本作でしか聴けない激レア曲なのです。
 ツアー本編の終了後だからこそ実現した、レア曲満載のミニ・ツアー「北米#3」。知る人ぞ知るお楽しみ公演を達人の極上サウンドでフル体験できる秘宝アルバムです。1つの音楽作品として素晴らしく、大傑作『UNIVERSAL CITY 1983』の続篇としても楽しい2枚組。どうぞ、心ゆくまでご堪能ください。

★「1983年6月10日アーバイン公演」の絶品オーディエンス録音。名作『UNIVERSAL CITY 1983(Uxbridge 1425)』と同じ録音家コレクションによる続篇録音で、本作もダイレクト感豊かな名作。前作で聴けなかった「Rockin' Around (With You)」「Strangered in the Night」「What Are You Doin' In My Life」の他、本編ツアー終了後だからこその激レアな
カバーも6曲も披露。特別感たっぷりのフルショウを達人サウンド味わえる新名盤です。


Disc 1(43:46)
1. I Need To Know
2. Jaguar And Thunderbird
3. What Are You Doin' In My Life
4. You Got Lucky
5. Listen To Her Heart
6. Don't Do Me Like That
7. Change Of Heart
8. The Waiting
9. Little Bit O' Soul
10. Rockin' Around
11. Intermission Announcement

Disc 2(63:47)
1. Intro
2. A One Story Town
3. Don't Bring Me Down
4. I Can't Dance
5. A Woman In Love
6. It's All Over Now
7. Strangered In The Night
8. Breakdown
9. American Girl
10. Refugee
11. Kings Road
12. Anyway You Want It
13. Even The Losers