QUEEN - DEFINITIVE BUDOKAN 1976 2ND NIGHT(2CD) [Wardour-331]

QUEEN - DEFINITIVE BUDOKAN 1976 2ND NIGHT(2CD) [Wardour-331]

販売価格: 3,800円(税込)

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商品詳細

Live at Budokan, Tokyo, Japan 31st March 1976 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)*UPGRADE

 サウンド/演奏の両面で「1976年日本の最高傑作」と絶賛された名録音が最高峰を更新して生まれ変わりました。もちろん無論、永久保存プレス2CDで登場です!
 その最高傑作に収められているのは「1976年3月31日:日本武道館」公演のオーディエンス録音。そう、大人気のうちに完売・廃盤となった名作『OPERATIC ECSTASY』のアップグレード盤です! 伝説の初来日から一年、ロック史に輝く大名盤『オペラ座の夜』を引っさげて日本に帰ってきたQUEEN。まずは、当時の日程でコレクションを整理しつつ、本作のポジションも確かめてみましょう。

・3月22日:日本武道館
・3月23日『ELEGANCE IS AN ATTITUDE: NAGOYA 1976』
・3月24日:姫路市厚生会館
・3月26日:九電体育館(2公演)
・3月29日『DEFINITIVE OSAKA 1976(2公演)』
・3月31日:日本武道館 【本作】
・4月1日『INVITE YOU TO A NIGHT AT THE BUDOKAN』
・4月2日『THE PROPHECY: SENDAI 1976』
・4月4日:両国日大講堂

 以上、全11公演。初日も日本武道館でしたが、その後に各地を周り、後半にも2夜連続公演。そのため、本作は「2ND NIGHT」ではあるものの、2連続公演の初日にあたります。
 そんなショウの最高峰として君臨してきたのが『OPERATIC ECSTASY』。録音自体は古くから知られていましたが、2004年になって大元マスターが発掘。それまでの既発ではカットされていたパートも収録し、サウンドも大幅にアップ。この日の最高峰を更新するだけでなく「1976年ジャパンツアー全部の最高峰」と大絶賛を博したのです。実際、そのサウンドは驚異的。70年代QUEENの日本録音と言えば距離があるのは当たり前、いかに演奏音が黄色い熱狂に邪魔されないか……というタイプがほとんどなのですが、この録音は違った。よほどPAに近いポジションだったのか、周囲に金切り声を上げるファンが少ない。もちろん、現場は史上最高の女子率だったのでゼロではありませんが、演奏を妨げることなく、フレディの歌声もグイグイと迫ってくる。しかもバランスも絶品。各楽器が綺麗にセパレートしており、バンドが一丸となっても分離感が揺るがない。その美麗サウンドが終始貫かれるライヴアルバムだったのです。
 ……と、ここまでは『OPERATIC ECSTASY』のお話。本作も同じ名録音ではありますが、さらにアップグレードしているのです。今回は、2004年に発掘された大元カセットから最新機材で再デジタル化したのです。もちろん、ヴィンテージ・マスターを再デジタル化したからと言って、必ずしもアップグレードするとは限らない。結局はほとんど変わらなかったり、アナログ・テープの劣化が進んで悪くなってしまう事もある。しかし、本作の場合は大成功! 前回盤『OPERATIC ECSTASY』よりもブライトな再生音となり、あれほど素晴らしく感じられた前回盤ですらモコモコに感じられるほど。しかも安定感もさらに向上。実のところ、録音の特性から所々わずかにヒスも含まれていますが、それさえも自然になって耳に優しい。それこそ、マスターのジェネが2世代くらい上がったようなサウンドなのです(大元なので実際のジェネは上がりようがないのですが)。
 それだけでも100点満点なのですが、本作はさらに上を目指しました。実のところ、『OPERATIC ECSTASY』最大の欠点はテープチェンジの欠け。大元だけに既発群よりも少ないものの、それでも「The Seven Seas Of Rhye」のイントロだけは欠けていたのです。そこで、本作は名作『INVITE YOUR TO A NIGHT AT THE BUDOKAN』の別録音で補完したのです。このタイトルは大部分が翌日「4月1日」なのですが、部分的に本作と同じ「3月31日」が使用されている。そして、ちょうど「The Seven Seas Of Rhye」は3月31日の録音だった。そのおかげで、史上最長を更新するだけでなく、ショウの完全形を復刻する事ができたのです。
 そんな究極形で描かれるショウがまた最高峰。このツアーは前半でフレディの声が出なくなり、特に福岡ではボロボロ。大阪公演に至っては、もう少しでドクター・ストップになるという状況でした。しかし、その大阪公演の前後で休養を取った事で回復。後半では本調子を取り戻しました。本作の日本武道館は、その本調子1発目となるショウなのです。それでも半信半疑だったのか、前半はややセーブしているようにも聞こえますが、中盤に差し掛かって完全回復を確信したのかガンガン飛ばしまくる。特に「どうぞお聴きください」の日本語MCで始まる「The Prophet's Song」からは容赦のないヴォーカリゼーションが大爆発! エコーを活かした中間パートに至っては圧巻の歌声です。
 フレディさえ復活してしまえば、当時のQUEENに怖いものなし。バンドもノリにノリ、心なしかテンポまで上がったような熱演がブチかまされる。そして「Seven Seas Of Rhye」。不調のせいかここに至るまで封印されてきましたが、ここで一気に大公開。素晴らしい演奏を聴かせてくれるのです。しかも、この「Seven Seas Of Rhye」は日本だけの宝ではない。実は、この日を最後に演奏されなくなり、“THE WORKS TOUR”以降に復活した際にはメドレーの一部としてショート・バージョンだった。つまり、このフレディが歌った最後の完全版「Seven Seas Of Rhye」だったのです。本作は、その貴重すぎるテイクも完全形で甦らせているのです。

 あの『オペラ座の夜』を創り上げた当時の4人によるライヴ・イン・ジャパン。本作は、その最高傑作録音をサウンド/長さの両面で更新した完全ライヴアルバムです。フレディ最後の完全「Seven Seas Of Rhye」も含め、世界に誇る至宝の一作が誕生しました。この輝きを永久に残すプレス2CDで、どうぞ思う存分ご堪能ください!

★★マスターテープからの初のダイレクト収録。全てのファン必聴・必携の一枚。

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。

Disc 1 (64:27)
1. Bohemian Rhapsody 2. Ogre Battle 3. Sweet Lady 4. White Queen(As It Began)
5. Flick Of The Wrist 6. Bohemian Rhapsody 7. Killer Queen 8. The March Of The Black Queen
9. Bohemian Rhapsody 10. Bring Back That Leroy Brown 11. Brighton Rock 12. Son And Daughter
13. The Prophet's Song 14. Stone Cold Crazy 15. Doing All Right 16. Lazing On A Sunday Afternoon
17. Keep Yourself Alive

Disc 2 (41:19)
1. Seven Seas Of Rhye ★0:00 - 0:21補填「Invite Your To A Night At The Budokan」
2. Liar 3. In The Lap Of The Gods 4. Now I'm Here 5. Hey Big Spender 6. Jailhouse Rock
7. See What A Fool I've Been 8. God Save The Queen