YNGWIE MALMSTEEN - NAGOYA 1996 DAT MASTER(2CDR) [Shades 1620]

YNGWIE MALMSTEEN - NAGOYA 1996 DAT MASTER(2CDR) [Shades 1620]

販売価格: 2,500円(税込)

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商品詳細

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Live at Nagoya-shi Kokaido, Nagoya, Japan 2nd November 1996 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)

 誰もが認める歴代No.1シンガーを従えての来日を果たした1996年のイングヴェイ・マルムスティーン。その現場を伝える初公開録音が新発掘。最高傑作『TOKYO 1996 1ST NIGHT DAT MASTER(Zodiac 539)』の姉妹作となる傑作が同時リリース決定です。
 今週は“INSPIRATION Tour”・“FACING THE ANIMAL Tour”のオリジナル録音が4作も初登場しますが、本作は前者。「1996年11月2日:名古屋市公会堂」の大傑作オーディエンス録音です。1996年の来日と言えば、今週の2作品の他にも『INSPIRATION JAPAN TOUR 1996(Shades 1370)』が定番。まずは、日程でそれぞれのポジションを整理しておきましょう。

・11月2日:名古屋市公会堂 ←★本作★
・11月4日『INSPIRATION JAPAN TOUR 1996(大阪)』
・11月5日『TOKYO 1996 1ST NIGHT(厚生年金)』
・11月6日『INSPIRATION JAPAN TOUR 1996(中野)』
・11月7日:中野サンプラザ

 以上、全5公演。『INSPIRATION JAPAN TOUR 1996』は大阪公演ライヴアルバムと中野公演映像のカップリングで、今週の2作品と合わせると最終日以外の4公演がコレクション可能になったわけです。その中で本作の名古屋公演はイの一番となる初日。つまり、ゴールデン・タッグ「イングヴェイ&マーク」初のライヴ・イン・ジャパンだったわけです。
 そんな歴史的な現場を真空パックした本作は、クオリティも素晴らしい。何しろ、プレス新名盤『TOKYO 1996 1ST NIGHT』や『INSPIRATION JAPAN TOUR 1996(の大阪録音)』と同じルートでもたらされたDATマスターなのですから。もちろん、Shadesレーベルからのご紹介ということからもご想像いただける通り、プレス新名盤『TOKYO 1996 1ST NIGHT』には及ばないわけですが、それもあくまで微差。鳴りの艶やで半歩譲りはするものの、肝心のくっきり鮮やかな輪郭も、ダイレクト感たっぷりの芯もまったく負けていない。もし『TOKYO 1996 1ST NIGHT』よりも本作が先に発掘されていたら、こちらも永久保存プレス化されていたことでしょう。
 しかも、ショウ内容は本作の方が美味しいくらい。その意味をご説明する為にも、ここでセット内容を整理しておきましょう。

●オリジナル
・ヴォーカル曲:Liar/Queen In Love/I'll See The Light Tonight/You Don't Remember, I'll Never Forget(★)/Rising Force(★)
・インスト:Far Beyond The Sun/Black Star
●カバー
・リッチー・ブラックモア曲:Child In Time/Pictures Of Home/Gates of Babylon
・ジミ・ヘンドリックス曲:Red House(*)/Manic Depression(*)
・その他:The Sails of Charon(SCORPIONS)/In the Dead of Night(U.K.)/Carry On Wayward Son(KANSAS)
※注:「*」印はイングヴェイがメインで歌う曲。「★」印はプレス名盤『TOKYO 1996 1ST NIGHT』で聴けない曲。

……と、このようになっています。ポイントは何と言ってもアンコールで披露された「You Don't Remember, I'll Never Forget」「Rising Force」! 最高傑作『TOKYO 1996 1ST NIGHT』唯一の残念ポイントだった2曲を見事にフォローしてくれる(もっともプレス新名盤の方は代わりに「Icarus' Dream Suite Op.4」をやってくれるのですが)。オリジネイターの凄味を見せつける「You Don't Remember, I'll Never Forget」も素晴らしいですが、それ以上なのが「Rising Force」でしょう。歴代シンガーが個性を競うように歌い継いできた大代表曲なわけですが、さすが、さすがのNo.1シンガー。凛として美しいトーンは絶大で、そして荘厳ですらあるヴィヴラートは圧倒的。曲本来のネオクラシカルな構築美をこれでもか!と引き出してくれるのです。
 その一方で、演奏のこなれ具合では『TOKYO 1996 1ST NIGHT DAT MASTER』に一歩及ばないかも知れません。開演直後の「Liar」でいきなりイングヴェイが乱れますし、名曲「Queen In Love」ではマークが抑え気味に歌っている。その理由は、恐らく初日だからでしょう。『TOKYO 1996 1ST NIGHT』の解説でも触れましたが、1996年の日本公演はワールド・ツアーのキックオフ地であり、本作はその初日。むしろ、ショウが進むほどに急速にこなれていくアンサンブルが頼もしく感じられるほどなのです。
 マーク・ボールズを伴っての来日は1996年・1999年・2001年と三度実現したわけですが、その中でも人気曲の多さで群を抜いていたのは“INSPIRATION Tour”でした。サウンド/演奏面では最高傑作『TOKYO 1996 1ST NIGHT DAT MASTER』に届かないものの、美味しい「You Don't Remember, I'll Never Forget」「Rising Force」で見事に補完してくれる初日アルバム。ぜひ、プレス新名盤と合わせてたっぷりとお楽しみください。

★「1996年11月2日:名古屋市公会堂」の大傑作オーディエンス録音。プレス新名盤『TOKYO 1996 1ST NIGHT』や『INSPIRATION JAPAN TOUR 1996(の大阪録音)』と同じルートで発掘されたDATマスターで、本作も姉妹作に負けてない。くっきり鮮やかな輪郭も、ダイレクト感たっぷりの芯も絶大で、鳴りの美しさこそ『TOKYO 1996 1ST NIGHT』より一歩譲るものの、あの最高傑作では聴けない美味しい「You Don't Remember, I'll Never Forget」「Rising Force」も楽しめます。

Disc 1 (65:10)
1. Intro
2. Liar
3. The Sails of Charon
4. Queen in Love
5. In the Dead of Night
6. Child in Time
7. Pictures of Home
8. Keyboard Solo
9. Far Beyond the Sun / Guitar Solo
10. Red House
11. Badinerie / Guitar Solo

Disc 2 (54:34)
1. Carry On Wayward Son
2. Drum Solo
3. Manic Depression
4. Band Introductions
5. Gates of Babylon
6. I'll See the Light Tonight
7. Acoustic Guitar Solo
8. Black Star
9. You Don't Remember, I'll Never Forget
10. Rising Force

Yngwie Malmsteen - Guitar
Mark Boals - Vocals
Mats Olausson - Keyboards
Barry Dunaway - Bass
Tommy Aldridge - Drums