THIN LIZZY - DEFINITIVE BOSTON 1977(2CD) [ZODIAC 541]

THIN LIZZY - DEFINITIVE BOSTON 1977(2CD) [ZODIAC 541]

販売価格: 3,800円(税込)

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商品詳細

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Live at Orpheum Theater, Boston MA, USA 23rd October 1977 ULTIMATE SOUND(*UPGRADE)

 黄金時代の絶頂を極め、かの『LIVE AND DANGEROUS』をも生み出した1977年の北米ツアー。その現場を現場体験できる衝撃マスターが新発掘。「GRAF ZEPPELIN」による細密マスタリング・サウンドを永久保存するプレス2CDで登場です。
 そんな本作に刻まれているのは「1977年10月23日ボストン公演」。その超極上オーディエンス録音です。1977年と言えば、ブライアン・ロバートソンとゲイリー・ムーアが細かく入れ替わっていた複雑な時期でもある。わずかな時期の違いで意味合いも大きく異なってきますので、まずは当時の状況を俯瞰で確認してみましょう。

《1976年11月:ロボ負傷→ゲイリー参加》
*1月3日:ロンドン公演
*1月18日ー3月18日:北米#1(37公演)←※SEATTLE 1977
《3月25日:ロボの脱退発表→トリオ編成に》
《6月『BAD REPUTATION』完成》
《7月20日:ロボの復帰発表》
・8月6日ー9月4日:欧州#1(12公演)
《9月2日『BAD REPUTATION』発売》
・9月21日ー11月5日:北米#2(32公演)←★ココ★
・11月11日ー12月17日:英国(28公演)
※注:「・」印はロボが、「*」印はゲイリーが参加したショウ。

 これが1977年のTHIN LIZZY。本作のボストン公演はロボ復帰中の「北米#2」の25公演目にあたるコンサートでした。この「北米#2」は大名盤『LIVE AND DANGEROUS』のメイン録音が行われた事でも有名ですし、オフィシャル発掘盤『STILL DANGEROUS』やその完全版サウンドボード『PHILADELPHIA 1977 1ST NIGHT(Zodiac 113)』もひしめいている。そこで日程をフォーカスし、さらに細かく見てみましょう。

●北米#2の詳細
・9月21日ー10月19日(21公演)
・10月20日『PHILADELPHIA 1977 1ST NIGHT』&公式L&D
・10月21日:フィラデルフィア公演 ←※公式L&D
・10月22日:ニューヨーク公演
・10月23日:ボストン公演 ←★本作★
・10月26日:デトロイト公演
・10月28日:トロント公演 ←※公式L&D
・10月29日ー11月5日(5公演)

………と、このようになっています。『LIVE AND DANGEROUS』は「1976年ハマースミス」「1977年フィラデルフィア」「1977年トロント」で録音されたとされており、発掘盤『STILL DANGEROUS』や『PHILADELPHIA 1977 1ST NIGHT』はフィラデルフィア公演の大元サウンドボードというわけです。そんな中で本作のボストン公演はその「フィラデルフィア/トロント」の中間に位置する。つまり、「大名盤と1テイクも被っていないけれど、同等のバンド・ポテンシャルを現場体験できるライヴアルバム」という事なのです。
 前置きがやたら長くなってしまいましたが、そんなショウを伝えるサウンドがまた極上。それも「超」付きの。以前から一部のマニアには録音の存在が知られていましたが、本作はそれとも異なり、名門「Krw_co」が発掘した1stジェネのリール・マスター。それを「GRAF ZEPPELIN」が細密マスタリングで磨き込んだ最高峰盤なのです。
 そのクオリティは「まるでサウンドボード」を地で行く。実際、芯の極太感もド密着なダイレクト感もフィラデルフィアのサウンドボード録音にも負けていない。いや、ホール鳴りによる厚みやダイナミズムでは公式作『STILL DANGEROUS』さえも凌駕。発掘した「Krw_co」がオーディエンスと言ってるから信じますが、サウンド自体は完全に客録離れ。いわゆる「オフィシャル超えオーディエンス」というヤツなのです。
 その超絶サウンドで描かれるのは「本生100%のLIVE AND DANGEROUS」となるフルショウ。『LIVE AND DANGEROUS』とも、その元である決定盤サウンドボード『PHILADELPHIA 1977 1ST NIGHT』ともセットが異なりますので、ここで比較しながら整理しておきましょう。

●『ライヴ・アンド・デンジャラス』で聴けた曲
・脱獄:Jailbreak/Emerald/Warriors/Cowboy Song/The Boys Are Back In Town
・その他:Still In Love With You/Johnny The Fox Meets Jimmy The Weed/Dancing in the Moonlight (It's Caught Me in Its Spotlight)/Southbound(★)/Are You Ready/Baby Drives Me Crazy
●『ライヴ・アンド・デンジャラス』では聴けない曲
・悪名:Soldier Of Fortune/Opium Trail/Bad Reputation
・その他:Johnny(★)/Me And The Boys
※注:「★」印は決定盤サウンドボード『PHILADELPHIA 1977 1ST NIGHT』でも聴けなかった曲。

 「Southbound」「Johnny」といったレア曲も美味しいですが、やはり本作最大の醍醐味は、絶頂中の絶頂を現場体験できる事でしょう。『LIVE AND DANGEROUS』は歴史的名盤でありつつ、同時に「作られたライヴアルバム」としても知られている。だからこそ「真の黄金期ライヴ」が追い求められてきたのです。本作は、その意味で究極の逸品。『PHILADELPHIA 1977 1ST NIGHT』も「真なるLIVE AND DANGEROUS」として愛されていますが、あくまでもサウンドボード。生演奏的には究極ではあっても「コンサート現場の体験感」ではオーディエンスに敵うはずもないのです。
 『LIVE AND DANGEROUS』と同レベルの完全別演奏のライヴアルバムとしても、絶頂期の超リアル体験盤としても、この上なく究極な文化遺産アルバム。刮目して正対していただきたい、品格のライヴアルバムが誕生です。

★「1977年10月23日ボストン公演」の超極上オーディエンス録音。名門「Krw_co」が発掘した1stジェネのリール・マスターで「GRAF ZEPPELIN」が細密マスタリングで磨き込んだ最高峰盤。芯の極太感もド密着なダイレクト感も直近の公式作『STILL DANGEROUS』にさえ負けていない……いや、ホール鳴りの厚みやダイナミズムでは凌駕しているほど。『LIVE AND DANGEROUS』と同時期ながら、伝統盤では聴けない「Soldier Of Fortune」「Opium Trail」「Bad Reputation」「Johnny」「Me And The Boys」も美味しいフルショウを超極上体験できる文化遺産アルバムです。

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REMASTERED BY GRAF ZEPPELIN

★位相修正
★音量調整(リミッター等の波形潰しはしてない)
★左右の帯域バランスを若干調整

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★頂点的・超高音質録音です。驚異!!!

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc 1 (41:40)
01. Intro.
02. Soldier Of Fortune
03. Jailbreak
04. Emerald
05. Still In Love With You
06. Johnny The Fox Meets Jimmy The Weed
07. Warriors
08. Dancing In The Moonlight
09. Opium Trail

Disc 2 (41:19)
01. MC
02. Southbound
03. Cowboy Song
04. The Boys Are Back In Town
05. Johnny
06. Bad Reputation
07. Are You Ready
08. Me And The Boys
09. Baby Drives Me Crazy

Phil Lynott - Bass, Vocals
Brian Robertson - Guitar
Scott Gorham - Guitar
Brian Downey - Drums