THIN LIZZY - DETROIT 1977(1CDR) [Shades 1622]

THIN LIZZY - DETROIT 1977(1CDR) [Shades 1622]

販売価格: 1,500円(税込)

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商品詳細

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Live at Masonic Temple, Detroit, MI, USA 26th October 1977 TRULY PERFECT SOUND

 究極のリアル・アルバム『DEFINITIVE BOSTON 1977(Zodiac 541)』が誕生する今週のTHIN LIZZYコレクション。その姉妹作となるもう1つの傑作も同時リリース決定です。
 そんな本作に吹き込まれているのは「1977年10月26日デトロイト公演」。そのド密着オーディエンス録音です。姉妹作『DEFINITIVE BOSTON 1977』の解説でも触れましたが、1977年は時期によってツイン・リードの片割れが交代。先日リリースされた『DEFINITIVE SEATTLE 1977(Zodiac 537)』ではゲイリー・ムーアが、同時リリースの『DEFINITIVE BOSTON 1977』ではブライアン・ロバートソンが弾いていました。では、本作は? 早速ツアー・スケジュールで確認してみましょう。

《1976年11月:ロボ負傷→ゲイリー参加》
*1月3日:ロンドン公演
*1月18日ー3月18日:北米#1(37公演)←※SEATTLE 1977
《3月25日:ロボの脱退発表→トリオ編成に》
《6月『BAD REPUTATION』完成》
《7月20日:ロボの復帰発表》
・8月6日ー9月4日:欧州#1(12公演)
・9月21日ー11月5日:北米#2(32公演)←★ココ★
・11月11日ー12月17日:英国(28公演)
※注:「・」印はロボが、「*」印はゲイリーが参加したショウ。

 これが1977年のTHIN LIZZY。前年暮れにロボが喧嘩で負傷し、ゲイリーがヘルプ参加。「北米#1」で代打を務めました。その後、3月にロボが脱退を表明するのですが、7月になって復帰。翌1978年7月に再び脱退するまでの1年間ツアーに同行します。本作のデトロイト公演は、そんなロボ復帰中の「北米#2」の26公演目にあたるコンサートでした。もうピンと来ている方もいらっしゃると思いますが、今週のプレス新名盤『DEFINITIVE BOSTON 1977』も同じ「北米#2」のライヴアルバム。ここで日程をさらにフォカスしてみましょう。

・9月21日ー10月19日(21公演)
☆10月20日『PHILADELPHIA 1977 1ST NIGHT』&公式L&D
・10月21日:フィラデルフィア公演 ←※公式L&D
・10月22日:ニューヨーク公演
☆10月23日『DEFINITIVE BOSTON 1977』
☆10月26日:デトロイト公演 ←★本作★
・10月28日:トロント公演 ←※公式L&D(?)
・10月29日ー11月5日(5公演)
※注:「☆」印は当店コレクションで聴けるライヴ。

……と、このようになっています。歴史的名盤『LIVE AND DANGEROUS』の元ネタとなったフィラデルフィア公演やトロント公演が居並ぶ中で、『DEFINITIVE BOSTON 1977』も本作もその合間。ボストン公演の次のステージでもありました。
 そんなショウを真空パックした本作は、名門も新発掘マスターでもある。『DEFINITIVE BOSTON 1977』も名門「Krw_co」による新発掘でしたが、本作はもう1つの名門「JEMS」が発表した銘品なのです。そして、本作も極上サウンド。モノラル録音ではありますが、極太な芯は距離感ゼロで耳元に届き、それに伴ってディテールも細やか&鮮やか。マスター鮮度も絶品で、セパレートも美しければ、ダビング劣化もまるで見られない艶も超美麗なのです。
 しかも、本作は「GRAF ZEPPELIN」が細密マスタリングで磨き込んだ最高峰盤。もともとがナチュラル&美麗なため、迫力加工をしない「GRAF ZEPPELIN」ではあまり変わらない……かと思いきや、聴いて一発の大きな違いがピッチ。実のところ「JEMS」が発表した原音はピッチがほとんど半音も狂っていたサウンドを精密調整しており、ビシッと安定したサウンドに生まれ変わっています。
 その極太サウンドで描かれるのは、『DEFINITIVE BOSTON 1977』とも違ったショウ。実は不完全収録だったりするのですが、その一方で前日『DEFINITIVE BOSTON 1977』では演奏していない曲もある。最後に比較しながら整理しておきましょう。

●『ライヴ・アンド・デンジャラス』で聴けた曲
・脱獄:Jailbreak/Emerald/Warriors/Cowboy Song/The Boys Are Back In Town
・その他:Still In Love With You/Johnny The Fox Meets Jimmy The Weed/Massacre(★)/Dancing in the Moonlight (It's Caught Me in Its Spotlight)/Southbound/Are You Ready
●『ライヴ・アンド・デンジャラス』では聴けない曲
・悪名:Soldier Of Fortune/Opium Trail/Bad Reputation
・その他:Johnny
※注:「★」印は同時リリースのプレス名盤『DEFINITIVE BOSTON 1977(Zodiac 541)』で聴けない曲。

 モノラル録音かつ不完全なためにShadesレーベルからのご紹介となりましたが、サウンド・クオリティはオーディエンス離れしたオフィシャル級ですし、ショウの中身は絶頂時代の凄まじさ。まさか奇跡レベルの録音が2公演連続で残されたとは……。本来であれば、『DEFINITIVE BOSTON 1977』とセットで3枚組プレスこそが相応しかったのですが、オーディエンス録音を侮っている方にも広くご体験いただけるように別タイトルといたしました。まずは何よりフル・ライヴアルバムである『DEFINITIVE BOSTON 1977』こそが必聴。それは微塵も揺るぎません。しかし『DEFINITIVE BOSTON 1977』を体験してしまえば、あまりの素晴らしさに「もっと!」と思われることでしょう。そんな乾きに応える姉妹篇。どうぞ、併せて思う存分お楽しみください。

★「1977年10月26日デトロイト公演」のド密着オーディエンス録音。名門「JEMS」が発表した超ダイレクト録音で、極太な芯は距離感ゼロで耳元に届き、それに伴ってディテールも細やか&鮮やか。マスター鮮度も絶品で、セパレートも美しければ、ダビング劣化もまるで見られない艶も超美麗。オーディエンス離れした強力サウンドで『LIVE AND DANGEROUS』と同時期の黄金のショウを現場体験できます。

(74:53)
01. Introduction
02. Soldier Of Fortune
03. Jailbreak
04. Emerald
05. Still In Love With You
06. Johnny The Fox Meets Jimmy The Weed
07. Warriors
08. Dancing In The Moonlight
09. Opium Trail
10. Massacre
11. Southbound
12. Cowboy Song
13. The Boys Are Back In Town
14. Johnny
15. Bad Reputation
16. Are You Ready

Phil Lynott - Bass, Vocals
Brian Robertson - Guitar
Scott Gorham - Guitar
Brian Downey - Drums