CROSBY, STILLS, NASH & YOUNG - WEMBLEY STADIUM 1974: MASTER TAPES(3CD) [ZION-228]

CROSBY, STILLS, NASH & YOUNG - WEMBLEY STADIUM 1974: MASTER TAPES(3CD) [ZION-228]

販売価格: 3,800円(税込)

数量:

商品詳細

★在庫切れの場合取り寄せ(1週間で入荷)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。


Live at Wembley Stadium, London, UK 14th September 1974 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)*LONG & UPGRADE!!!

 CSNY1974年再結成ツアーを締めくくったウェンブリー・スタジアム。同会場を使って行われた最初期のロックコンサートの一つであり、BBCによって映像収録まで行われていました。当初はこのツアーからライブアルバムのリリースが噂されていたものの、それが実現したのは40年後の「CSNY1974」セット。74年ツアー各地でのマルチトラック録音から構成されたアルバムの中に当然ウェンブリーのテイクも含まれましたが、CDとDVDそれぞれで二テイクずつ採用されるだけにとどまり、ウェンブリー完全再現からはあまりにも遠い状態。その点この日は古くからステレオで音質良好なオーディエンス録音が存在しており、それを限定プレスCDにてリリースしたのが懐かしの名盤がMasterportからの「WEMBLEY STADIUM 1974」でした。
 さらに同タイトルのリリースから数年後には先のBBC撮影によるプロショット映像まで流出。量的には非常に恵まれたライブとなったのですが、その映像の音声はサウンドボードながらもミキシングのバランスや映像のダビングが重なってモノラルかつ粗い状態となってしまった。そして何よりも臨場感が希薄。そして「CSNY1974」には先の理由から数曲のみの採用ということでオーディエンス録音の存在価値が延命される結果となってしまったのです。
 そうなると古の名盤たる「WEMBLEY STADIUM 1974」が再評価されるべく再度のリリースが待たれるところであったのですが、同タイトルはロージェネレーションとはいいつつも、マスターからの収録ではなかったのは事実。むしろ2022年のレベルからすると、そのまま再発するのには厳しい印象。ところが幸いなことに、大好評発売中オールマン・ブラザース・バンド「KNEBWORTH 1974」を提供してくれたイギリスの音源コレクターが今度はCSNYウェンブリーのマスター・カセットを発掘&提供してくれました!

 カセット・トレード時代からステレオで広がりのある臨場感と、1974年のスタジアム・コンサートのオーディエンス録音としては驚くほど大きな音像で捉えられた状態から、74年ツアーの中でもベスト3に入る高音質音源として定評があり、その結果が「WEMBLEY STADIUM 1974」(以下“既発盤”と称します)というリリースだったのです。その一方でどうしてもトレーダー間でジェネがマスターに到達できない音源でもあった。
 そうした状況の中、遂に発掘された今回のマスター・カセットなのですが、びっくり既発盤と比べてその差が大きすぎる。流石はマスター、クリアーですっきり抜けるようなアッパー感は格別。もちろん鮮度やナチュラル感も大幅に向上。元々が上質なステレオ・オーディエンスではありましたが、それでも前回とはクオリティが違い過ぎる。今回のバージョンと比べると、既発盤はもはや濁った粗い音質でしかない。
 これだけのクオリティであれば、先の「CSNY1974」オフィシャルでは物足りなさすぎるマニアの欲求を見事に満たしてくれるものだと言えるでしょう。さらに流出ビデオのモノラル・サウンドボードは特にアコースティック・セットにおけるミキシングバランスがイマイチで、例えば「You Can't Catch Me/Word Game」でスティーブン・スティルスが見せた妙技、あるいは「Suite: Judy Blue Eyes」の胸躍るイントロなどが聞き取れないほどだった。おまけにライブ後半でやはりスティルスが爆音ギターをスタジアムに鳴り響かせた「Black Queen」の迫力も段違いであり、まさにオーディエンス録音の面目躍如。皮肉なことにオーディエンスの方がちゃんとしたバランスで聞き取れてしまうという。

 そんな良質オーディエンスにはライブ後半部分において二か所の欠損がありました。まずは「Deja vu」の演奏開始部分。それ以上に深刻だったのが長い演奏である「Carry On」でテープチェンジに当たって生じてしまった40秒に及ぶカット。あいにくとこの日はオーディエンス録音の別ソースというのが存在せず、そのせいで「WEMBLEY STADIUM 1974」においては放置プレー状態でリリースされてしまった訳ですが、今回はこの問題を意外な音源にて解決。
 それは最初に触れたBBC撮影の流出映像の音声。サウンドボードながらモノラルでレンジ狭めな状態が皮肉にもオーディエンスとの相性抜群。この補填作業はGraf Zeppelinが担当してくれたのですが、パッと聞いた感じではまったく違和感のないアジャストぶりに舌を巻くことでしょう。さらには録音が再開された際に生じてしまった音質の変化もモノラル化させることで違和感を緩和。長丁場となったスタジアム・コンサートのオーディエンス・ドキュメント唯一の欠点だった「Carry On」での問題が遂に解消され、何のストレスもなく聞き通せるようになったのです。
 そこへマスター・カセットが証明した凄まじいアッパーぶりと相まって、74年CSNYツアーの優良オーディエンスが正にベストと呼べる状態でリリースされることになったのです。オーディエンスならではの豊かな臨場感や空気感、さらに迫力の音像などマニアに大人気であるCDNY74年再結成ツアーをオーディエンス録音で楽しみたければ、まずはコレだと断言いたしますし、何より「Carry On」のアジャストが芸術的!

---------------------------------------------------------------------------

REMASTERED BY GRAF ZEPPELIN
(リマスター・メモ)

★Rawマスターからで鮮度非常によく既発と段違い
★演奏中の欠落をproショットビデオの音声で違和感なく補填。
幸いホントに違和感なく補填されています。

---------------------------------------------------------------------------

★マスター・テープ起こしは、史上初登場!!!最長・最高音質盤。超重要作です。

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc 1 (42:58)
Electric Set

1. Introduction ★アタマ3秒初登場
2. Love The One You're With
3. Wooden Ships
4. Immigration Man
5. Helpless
6. Military Madness
7. Johnny's Garden
8. Traces
9. Almost Cut My Hair


Disc 2 (76:42)
Acoustic Set

01. MC
02. Teach Your Children ★アタマカットなし
03. Only Love Can Break Your Heart
04. The Lee Shore ★既発にあった曲間カットなし
05. Time After Time
★曲間カット 補填なし
06. It's All Right
07. Another Sleep Song (with Joni Mitchell)
08. Our House
09. Hawaiian Sunrise
10. Star Of Bethlehem
11. Love Art Blues
12. Old Man
13. Change Partners
14. Blackbird
15. Myth Of Sysiphus ★既発にあった終盤の音ヨレなし
16. You Can't Catch Me/Word Game
17. Suite: Judy Blue Eyes (with Joni Mitchell)

Disc 3 (69:59)
再びElectric Set

01. MC
02. Deja Vu ★0:13-0:26 ビデオソースで補填・初の完成版
03. First Things First ★既発にあった演奏後曲間の音ヨレなし
04. Don't Be Denied (with Joni Mitchell)
05. Black Queen
06. Pushed It Over The End
07. Pre-Road Downs
08. Member Introductions
09. Carry On ★3:18-3:59 ビデオソースで補填・初の完成版
10. Ohio

Neil Young - Vocals, Guitar, Harmonica, Keyboards
David Crosby - Vocal, Guitar
Stephen Stills - Vocal, Guitar, Keyboards, Acoustic Bass
Graham Nash - Vocal, Guitar, Piano, Harmonica, Organ
Tim Drummond - Bass
Joe Lala - Percussion
Russ Kunkel - Drums