NEIL YOUNG & CRAZY HORSE - DEFINITIVE BUDOKAN 1976 2ND NIGHT(2CD) [ZION-227]

NEIL YOUNG & CRAZY HORSE - DEFINITIVE BUDOKAN 1976 2ND NIGHT(2CD) [ZION-227]

販売価格: 3,800円(税込)

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商品詳細

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Live at Budokan, Tokyo, Japan 11th March 1976 PERFECT SOUND(from Original Masters)★完全初登場音源。

 一方、ニール・ヤング&クレイジー・ホース初来日公演の最終日でもあった武道館二日目は複数の音源が確認されており、1990年代後半にはステレオ録音の「HURRICANE OVER JUDO ARENA」、モノラル録音の「SHINE AT BUDOKAN」といったアイテムがリリースされていましたが、その後ステレオで音像も近い「ARENA OF GOLD」が決定版に君臨していました。ところが最近になって更なるステレオ・オーディエンス録音として発掘された音源は「Like A Hurricane」の途中で録音が一旦止まってしまう痛恨のカットがあったせいでCD-Rでのリリースとなりながらも、音質的には非常に素晴らしかった「BUDOKAN 1976 2ND NIGHT」が登場して世界中のマニアを驚かせました。
 ところが今回、それらとはまた違った新たなオーディエンス録音のカセット・マスターがテーパー自身から提供されたのです。今回はモノラル録音なのですが、今まで大切に保管されていたらしく鮮度が実に素晴らしい。それでいて音像も近く、先に挙げたステレオ・オーディエンス群にも匹敵する聞きやすさ。それでいて周囲に騒がしい客がいない、あるいはそうした音を拾っていない、といった点もモノラルならではのアドバンテージかと。
 さらには極めてナチュラルな状態で収録されていますので、ステレオ音源のトップであった「ARENA OF GOLD」のような硬質なイコライズ感もなく、まさに1976年の武道館らしい空気感までも封じ込めてくれたアナログチックな味わいがまたモノラルらしい聞き心地を感じさせてくれます。ということでスピーカーからボリュームをアップすればニール達の演奏はもちろん、当日の空気もナチュラルな音質だからこそたっぷりと味わえるもの。

 そして武道館最終日といえば現在に至るまで日本で唯一「Cowgirl In The Sand」が伝説の一日でもある。それが一昨年「NEIL YOUNG ARCHIVES VOL.2」ボックスの一部としてリリースされた「ODEON BUDOKAN」の中で遂に「Cowgirl In〜」が採用され、マルチトラック録音の最高音質でオフィシャル・リリースされた…と狂喜したのも束の間、そこではありえないような短縮編集が施されてしまっていた。
 今回同時リリースとなる「DEFINITIVE BUDOKAN 1976 1ST NIGHT」で触れたように、10日のテイクから採用された「Drive Back」はギターソロが短くされた編集が施されていた訳ですが、この「Cowgirl In The Sand」の編集ときたら、さらにえげつない。そこではギターソロどころか「Hello, ruby in the dust〜」から始まる二番の歌が丸々カットされており、結果として二分近くも演奏が短くなってしまったという。せっかくのリリースもそうした編集によって台無しに。
 皮肉なことに、そうした小細工によってオーディエンス録音の価値が下がらなかった訳ですが、それが日本で披露された「Cowgirl In〜」ともなればなおさら。おまけにこの日の同曲はそもそも演奏時間が短めであり、そこにきて歌パートが短くカットされてしまったというのは残念過ぎる。こうしてオーディエンス録音で聞くと、連日「Down By The River」が演奏されていた初来日公演、この日もまた…と誰もが思い浮かべていた中でニールが「Cowgirl In〜」を演奏し出した時の場内の驚きを捉えているのもオーディエンス録音ならではの魅力。

 このように一番のポイントが「Cowgirl In The Sand」に集中してしまいがち訳ですが、何しろ「毎晩が名演」なニール&ホース初来日公演。この日も当たり前のように演奏が素晴らしい。前日の音源から垣間見られたように、それまでの日程と比べてアメリカ人が多く駆けつけており、そこに加えてツアー最終日ということが合わさったリラックスした雰囲気も高音質なオーディエンス録音ゆえに伝わってくる。さらにはライブ演奏自体が極めて少ない「Let It Shine」をニールが弾き語りで披露してくれたのもレア。
そうしたゴキゲンな雰囲気の中でも傑作なのはクレイジー・ホースのメンバーがよく喋っていること。中でもドラムのラルフ・モリーナは犬の鳴き声を真似しておどけるなど、日本滞在を心から楽しんでいるかのよう。実際に帰国したニールやクレイジー・ホースのメンバーが口々に日本の素晴らしさを称えており、初めて訪れた異国のステージを気持ちよくこなせたことが実証されています。何よりつぎはぎ&ライブ後半部分からの抜粋収録(前半部分はタイトル通りハマースミス・オデオンからの編集)でちっとも楽しめなかった「ODEON BUDOKAN」とは比べ物にならないほどリアルに初来日公演の最終日の熱演と盛り上がりが楽しめる初登場オーディエンス。本当に演奏も音質も素晴らしいです。

(リマスターメモ)
★マスターカセットから収録。自動録音レベル調整ですが、当店既発BUDOKAN 1976 2ND NIGHT(2CDR)Uxbridge 1400より高音質。

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc 1 (36:19)
1. Intro
2. Tell Me Why
3. Mellow My Mind
4. After the Gold Rush
5. Too Far Gone
6. Only Love Can Break Your Heart
7. Let It Shine
8. A Man Needs a Maid
9. No One Seems to Know
10. Heart of Gold

Disc 2 (60:47)
1. Country Home
2. Don't Cry No Tears
3. Cowgirl in the Sand★
4. Lotta Love
5. Like a Hurricane
6. The Losing End
7. Drive Back
8. Southern Man
9. Cortez the Killer
10. Cinnamon Girl

Neil Young - Vocals, Guitar
Frank Sampedro - Guitar, Keyboards, Vocals
Billy Talbot - Bass, Vocals
Ralph Molina - Drums, Vocals