YNGWIE MALMSTEEN - TOKYO 1996 FINAL NIGHT DAT MASTER(2CD) [ZODIAC 567]

YNGWIE MALMSTEEN - TOKYO 1996 FINAL NIGHT DAT MASTER(2CD) [ZODIAC 567]

販売価格: 3,800円(税込)

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商品詳細

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Live at Nakano Sunplaza, Tokyo, Japan 7th November 1996 ULTIMATE SOUND(from Original Master)

 『TRILOGY』から10年、遂に理想の相棒マーク・ボールズとの来日を果たした19996年のイングヴェイ・マルムスティーン。その現場を伝えるオリジナルDATが新発掘! まさか、まさかの四部作の完結篇を永久保存するプレス2CDで登場です!!
 そんな本作に刻まれているのは「1996年11月7日:中野サンプラザ公演」。“INSPIRATION Japan Tour”の一幕で記録された超・極上オーディエンス録音です。本稿に目を留められた方ならご存知と思いますが、当店では「マーク&イングヴェイ」の初来日でもあったツアーを数々の名作でアーカイヴ。まずは、そのコレクションを日程に照らして整理してみましょう。

*11月2日『NAGOYA 1996』
・11月4日『INSPIRATION JAPAN TOUR 1996(大阪)』
*11月5日『TOKYO 1996 1ST NIGHT(新宿)』
*11月6日『TOKYO 1996 2ND NIGHT(中野)』
*11月7日:中野サンプラザ ←★本作★
※注:「*」印は、同じ独自ルートで発掘されたプレス姉妹作。

【最高傑作の由縁1:3姉妹作で最も強力なサウンド】
 以上、全5公演。企画アルバムによる特別ツアーだったせいか、当時のイングヴェイ人気には不釣り合いなほど小ぶりな規模でした。今週は本作と『TOKYO 1996 2ND NIGHT DAT MASTER(Shades 1659)』が同時リリースとなり、全公演のオーディエンス録音がコレクションできることになりました。実のところ、今週の2作品はプレス名盤『TOKYO 1996 1ST NIGHT DAT MASTER(Zodiac 539)』や『NAGOYA 1996 DAT MASTER(Shades 1620)』と同じ独自ルートで発掘されたオリジナルDATの姉妹作。特に本作4姉妹作の完結篇であり、その最高傑作でもあるのです。
 最高傑作たる由縁は、サウンドとショウ内容の両面に渡る。まずサウンドですが、これが「超」付きの極上品。前2作『TOKYO 1996 1ST NIGHT DAT MASTER』や『NAGOYA 1996 DAT MASTER』も強烈なゼロ距離感覚でしたが、本作も同等の超ド密着サウンド。開演時や曲間でえらく生々しい拍手や声援が沸くのでオーディエンス録音とは分かるものの、肝心要の演奏音はオーディエンス離れ……と言いますか、「一体、コレのどこが客録!?」しかない。ヘッドフォンで耳を澄ませてもホール鳴りが感じられず、イングヴェイのギターもマークのヴォーカルもまったく距離がない。空気感の現れやすいスネアの音色も濃密ですし、セパレート感まで絶大なのです。
 こうした特性は『TOKYO 1996 1ST NIGHT』『NAGOYA 1996』にも感じられましたが、本作はもっともっとド密着。前2作が「まるでサウンドボード」だとするなら、本作は「まるっきりサウンドボード」とでも呼ぶしかありません。

【最高傑作の由縁2:クラシックスたっぷりの作フルセット】
 そんなサウンド以上に「最高傑作」の証となるのが、ショウの中身そのもの。その理由も1つではないのですが、まずはセット。もう1つのプレス名盤『TOKYO 1996 1ST NIGHT』と比較しながら整理してみましょう。

●オリジナル
・ヴォーカル曲:Liar/Queen In Love/I'll See The Light Tonight/You Don't Remember, I'll Never Forget(★)/Rising Force(★)
・インスト:Far Beyond The Sun/Black Star
●カバー
・リッチー・ブラックモア曲:Child In Time/Pictures Of Home/Gates of Babylon
・ジミ・ヘンドリックス曲:Red House(*)/Manic Depression(*)
・その他:The Sails of Charon(SCORPIONS)/In the Dead of Night(U.K.)/Carry On Wayward Son(KANSAS)
※注:「*」印はイングヴェイがメインで歌う曲。「★」印はプレス名盤『TOKYO 1996 1ST NIGHT』で聴けない曲。

……と、このようになっています。実のところ、東京初日はジャパン・ツアー全体の中でも曲数が少ない日。『TOKYO 1996 1ST NIGHT』はサウンドがあまりにも強力だったためにプレス化を果たしたものの、ショウ自体は微妙でもあったのです。しかし、本作は違う。しかも、増量されたのが名曲中の名曲「You Don't Remember, I'll Never Forget」「Rising Force」なのだからたまらない。特に「Rising Force」。スタジオで歌ったジョー・リン・ターナーも素晴らしいですが、マークのヴォーカリゼーションはやはり圧倒的。ネオクラシカル度が爆上がりした超・様式美ソングに生まれ変わっている! もちろん、本作で初めて聴けるような激レア曲ではありませんが、サウンドボード裸足の超極上サウンドのライヴ・イン・ジャパンはやはり格別です。

【最高傑作の由縁3:本領発揮の絶好調パフォーマンス】
 実はその「You Don't Remember, I'll Never Forget」も「Rising Force」も初日『NAGOYA 1996』でも聴けました。しかし、本作こそがやはり最高傑作なのです。最後(にして最大)の理由は、演奏の出来映え。これがまったく違うのです!
 実は、1996年の来日公演は“INSPIRATION Tour”のワールド・プレミアとなるキックオフ地でした。その初日だった『NAGOYA 1996』は本調子には遠く及ばず、1回また1回とショウを重ねるほど急速に練度を高めていった。そして、その成果となるのが最終日の本作なのです。
 その凄みは一聴して明らかでして、特に顕著なのがマークの歌声。全曲で強力なヴォーカリゼーションを見せつけているのですが、例えば「The Sails Of Charon」の中間部。「Ah, ah, ah, ahhhhh!!」とシンガロングを轟かせているパートが凄いのなんの。まるで擦れない艶やかなトーン、異様なまでに伸ばす長さ、細かく/大きく変幻自在なヴィヴラートの鮮やかさ……。どこまでも淀みなく出る自分の声を面白がっているかのような絶唱を叩きつけてくるのです。

 まさに最高傑作。あれほど凄まじかった『TOKYO 1996 1ST NIGHT』さえも凌駕するサウンド、名曲も増量のフルセット、ド肝を抜く絶唱……すべてが「最高傑作」以外の言葉を拒絶するとんでもないライヴアルバムです。正直なところ、同じツアーで2本目のプレス・タイトルは躊躇もしたのですが、これほどの内容を永久保存しないわけにはいかない。絶世の美姉妹4部作の末妹でもありますが、それ以上に世界に誇る日本発の文化遺産。マーク・ボールズ&イングヴェイ・マルムスティーンが揃った極みの1本、どうぞプレス2CDでとことんお楽しみください。

★「1996年11月7日:中野サンプラザ公演」の超極上オーディエンス録音。『NAGOYA 1996 DAT MASTER』やプレス名盤『TOKYO 1996 1ST NIGHT DAT MASTER』と同じ独自ルートで発掘された新録音で、前2作を凌駕する最高傑作です。まるっきりサウンドボードな音質はもちろん、名曲「You Don't Remember」「Rising Force」も美味しいフルセット、マーク・ボールズも絶好調な演奏など、すべての面で圧倒的な日本発の新名盤です。

Disc 1 (62:00)
1. Intro
2. Liar
3. The Sails of Charon
4. Queen in Love
5. In the Dead of Night
6. Child in Time
7. Pictures of Home
8. Keyboard Solo
9. Adagio
10. Far Beyond the Sun / Guitar Solo
11. Red House

Disc 2 (61:24)
1. Badinerie / Guitar Solo
2. You Don't Remember, I'll Never Forget
3. Drum Solo
4. Manic Depression
5. Band Introductions
6. Gates of Babylon
7. I'll See the Light Tonight
8. Acoustic Guitar Solo
9. Black Star
10. Carry On Wayward Son
11. Rising Force

Yngwie Malmsteen - Guitar
Mark Boals - Vocals
Mats Olausson - Keyboards
Barry Dunaway - Bass
Tommy Aldridge - Drums