VAN HALEN - BRISTOL 1978: 2022 TRANSFER(1CDR) [Shades 1662]

VAN HALEN - BRISTOL 1978: 2022 TRANSFER(1CDR) [Shades 1662]

販売価格: 1,500円(税込)

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商品詳細

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Colston Hall, Bristol, UK 26th May 1978 TRULY PERFECT SOUND

 「公式オーディエンス(Official Audience Master Tape)」として話題を呼んでいる初期VAN HALENのマスター発掘シリーズ「Eddie, Steady, Go!」。その最新弾が登場です。
 「Eddie, Steady, Go!」は名門「JEMS」による大元カセットの発掘プロジェクト。単なる発掘ではなく時期もルーツも限定されているのが特徴でして、「デビュー直後の英国ツアー」のライヴアルバムを連発しています。この英国ツアーは以前から超名録音の量産地帯として知られているのですが、その原因は録音の経緯にあったらしい。と言いますのも、「JEMS」が発掘したカセット群には5人目のメンバーとして知られるピート・アンジェラスの名前があり、どうやらマネジメントが資料用にスタッフに録音させていたようなのです。
 当店では、そんなマスター発掘シリーズから『DEFINITIVE NEWCASTLE 1978(Zodiac 550)』『HANLEY 1978(Zodiac 566)』といった名作をご紹介してきましたが、本作はその最新弾。「1978年5月26日ブリストル公演」の強力オーディエンス録音です。また、彼ら初の英国ツアーはオーディエンス録音だけでなく世界的に有名なサウンドボード群も大量に生まれている。まずは、日程でそのコレクションを整理しておきましょう。

●「英国」ツアーの詳細
・5月16日-19日(4公演)
*5月21日『DEFINITIVE NEWCASTLE 1978』
・5月22日『DEFINITIVE MANCHESTER 1978』
*5月23日『HANLEY 1978』
・5月25日:ポーツマス公演
*5月26日:ブリストル公演 ←★本作★
・5月27日:ロンドン公演
・5月28日『DEFINITIVE IPSWICH 1978』
・5月30日+31日(2公演)
・6月1日『DEFINITIVE HAMMERSMITH 1978』
・6月2日ー10日(7公演)
※注:「*」印は「Eddie, Steady, Go!」の新発掘マスター。

 以上の全21公演。BLACK SABBATHの前座ではあるものの、キャリア随一となる大規模ツアーを実施。VAN HALENは長いキャリアの間に44回のイギリス公演を行ったわけですが、その約半分を一気に畳みかけたのです。本作のブリストル公演は、その折り返しとなる9公演目のコンサートでした。
 熱心なコレクター諸兄ならもうお気づきとは思いますが、このショウは以前から名録音が残された事でも有名。当店でも『U.K. TOUR 1978(Shade 903)』の一部として親しまれてきました。本作も同じ伝統録音であり、その大元カセットから起こされた銘品なのです。そのサウンドは極めてフレッシュで瑞々しい。実のところ、今回の発掘で『U.K. TOUR 1978』版もかなりマスターに近かった事が分かり、本作にも負けず劣らず素晴らしい。ただ音の感触は異なり、本作の方がグッとオンで間近なダイレクト感が宿っているのです。
 その要因は大元マスターだからこその瑞々しさにあるわけですが、さらに本作がモノラルであることも関係があるでしょう。これが今回で一番のナゾでもあるのですが、実は『U.K. TOUR 1978』マスターではステレオだったのです。今回の大元マスター発掘にあたってモノ化して公開した可能性もあります(ノイズを減らす為にモノ化するケースも希にあります)が、もしかしたら従来マスターは流通の過程でステレオ加工されていたのかも知れません。いずれにせよ、今回の新マスターの方がオンでパワフル、そして一層間近にオリジナルVAN HALENを感じられるのは間違いありません。
 そんなアップグレード・サウンドだけでも十分に美味しいのですが、今回の大元マスターは長尺でもある。アンコール部の歓声や終演後に約1分ずつ長く収録されているだけなのですが、これが侮れない。特にポイントなのが終演後でして、録音者と思しき人物とその知人がマイクに向かって話しているのです。この声の主こそ、前述したピート・アンジェラスその人。ピートは現場で照明ディレクターも務めており、会場内で不正を働いた人物についての文句を言っている。これも「公式オーディエンス」の証拠であり、本作の隠れた聴きどころでもあるのです。
 ギター革命を巻き起こし、オリジナル・サバスさえも食ってしまったという伝説の英国ツアー。本作はツアーNo.1の最高傑作ではありませんが、歴史に名高い現場は1回でも多く体験したいもの。本作は、その望みを叶える関係者録音の大元マスター。どうぞ、今週もじっくりとご堪能ください。

★「1978年5月26日ブリストル公演」の強力オーディエンス録音。話題を呼んでいる発掘シリーズ「Eddie, Steady, Go!」による大元マスター起こしで、サウンドも極めてフレッシュで従来マスターよりオンな間近感も増している。アンコール部の歓声などで1分半ほど長く収録されており、終演後にはスタッフ間の会話も生々しく記録された「公式オーディエンス」アルバムです。

(36:20)
01. I'm the One (joined in progress)
02. Bass solo
03. Running With the Devil
04. Atomic Punk
05. Drum solo
06. Little Dreamer
07. Feel Your Love Tonight
08. Ain't Talkin' ‘Bout Love
09. Guitar solo/Eruption
10. You Really Got Me
11. D.O.A.

David Lee Roth - Lead Vocals
Eddie Van Halen - Guitars, Vocals
Michael Anthony - Bass, Vocals
Alex Van Halen - Drums