JEFF BECK - DEFINITIVE TOKYO 1999(2CD + Ltd Bonus DVDR) [Wardour-275]

JEFF BECK - DEFINITIVE TOKYO 1999(2CD + Ltd Bonus DVDR) [Wardour-275]

販売価格: 3,800円(税込)

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商品詳細

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Live at Tokyo International Forum, Tokyo, Japan 2nd June 1999 STEREO SBD(UPGRADE)

 『WHO ELSE!』時代の超絶サウンドボード・アルバムが永久保存プレス2CDで登場です。そのサウンドボードとは「1999年6月2日:東京国際フォーラム」公演。このショウはプロショット放送もされ、1999年を代表するコンサートとして有名。しかし、今回のサウンドはこれまでとはわけが違う。過去最高峰なのはもちろんのこと、なぜここまで凄まじいサウンドなのか理解を超えたレベルの極上ライヴアルバムなのです。
 そんなクオリティが気になるところですが、まずはショウのポジション。当店では、10年ぶりの来日に湧いたツアーを数々の傑作ライヴアルバムでアーカイヴして参りました。そのコレクションを日程で整理してみましょう。

・5月23日:東京ベイNKホール
・5月25日:神奈川県民ホール『BLAST FROM THE EAST』
・5月26日:愛知厚生年金会館
・5月28日:福岡市民会館
・5月29日:ZEPP OSAKA 『ZEPP OSAKA 1999』
・5月30日:大阪フェスティバルホール
・5月31日:東京国際フォーラム
・6月2日:東京国際フォーラム 【本作】
・6月3日:東京国際フォーラム『TOKYO 1999 FINAL NIGHT』

 以上、全9公演。東京国際フォーラムでは3連続公演があり、本作はその中日にあたるコンサートでした。
 さて、肝心のクオリティ。独自ルートでもたらされたマスターなのですが、これが本当に驚異的。当店ではデジタル録画されたハイクオリティ・プロショットもご紹介したことがあります(本作のボーナスにも付属しました)が、究極的・劣化ゼロと言われたあのDVDよりも更に素晴らしく、遙かにリッチなのです。その違いは一聴瞭然で、鳴りがまったく違う。1音1音が立ち上がり、ピークを迎え、そして無音の闇に消えていく。その過程が滑らかな山を描いており、しっかりとした存在感を持っている。これまでのベスト・マスターも激しくクリアではあったのですが、ピークは平板ですし、そこを過ぎると余韻を伝えきらずに消えてしまう。例えば「Psycho Sam」のイントロで細かいフレーズの粒がステレオで左右に飛び交いますが、その1粒1粒の手応え、深みがまるで違う。さらに「Star Cycle」で轟く重低音シンセもヴァイヴレーションの細かさ・立体感がケタ違い。こうしたポイントはあくまで例であり、すべてのノートがまったく別次元なのです。
 もちろん、これはマスタリング効果ではありません。例えば、ピークを過ぎた音が早々に消えてしまえば、その後の鳴りをマスタリングで生み出すことは不可能。下手にズラしたり、エフェクトをかければエッジがボヤけてしまうでしょう。本作にはそのボケが一切なく、明らかにマスター自身の凄味を聴かせてくれるのです。どうしてここまでのサウンドを記録できたのか。「Led Boots/Drum Solo」や「Where Were You」がカットされた構成やミックスはテレビ放送と同じとは思うのですが……。実のところ、本作のマスターは、エリック・クラプトンの『BUDOKAN 2009 5TH NIGHT(Tricone 159/160)』やSADEの『PROMISE IN TOKYO(Wardour-194)』、JOURNEYの『BUDOKAN 2013(Zion-110)』といった超名盤と同じルート。これらも大定番サウンドボードながら、誰も聴いたことのない超ハイクオリティ・サウンドと大絶賛を賜りました。あの奇跡がジェフ・ベックでも実現したのです。
 ここまでの超絶サウンドで描かれると、ショウも一層素晴らしくなる。正直なところ、この日は「Blast From The East」でミスがあったり、「Blue Wind」で弦が切れてしまうなど、“ベストの名演”とは言えません。しかし、演奏自体は放送収録を意識したベックの熱気が籠もり、リズムを刻んでも気紛れにフレーズを紡いでもビッシビシに切れている。そのやる気が猛烈に鮮やかなままリッチに彩られ、絶品の音世界を築いていくのです。

 大定番サウンドボードでありながら、これまで聴いたこともない音の小宇宙。一言「オフィシャル級」と呼ぶのはカンタンですが、いかな公式作品でもここまでの美音はそうはない。もはや単なる良いサウンドでは済まない“音の芸術”がたっぷりと広がる銘品中の銘品です。1音でも心を溶かす“美”が約88分間絶え間なく溢れ、その世界に全身で浸りきれる音楽アートの傑作。どうぞ、心ゆくまで存分にご堪能ください。

Disc 1(43:38)
1. What Mama Said 2. Psycho Sam 3. Brush With The Blues 4. Star Cycle 5. Savoy
6. Blast From The East 7. A Day In The Life 8. Declan 9. THX 138

Disc 2(44:43)
1. The Pump 2. 'Cause We've Ended As Lovers 3. Space For The Papa 4. Angel (Footsteps)
5. Even Odds 6. You Never Know 7. Blue Wind 8. Big Block

STEREO SOUNDBOARD RECORDING

Jeff Beck - Guitar Jennifer Batten - Guitar & Guitar-Synthesizer
Randy Hope-Taylor - Bass Steve Alexander - Drums

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★★特別企画

★独自ルートよりもたらされた奇跡の超極上ステレオ・サウンドボード『DEFINITIVE TOKYO 1999』に、同じショウの映像版の最高峰プロショット『IN CONCERT 1999』が特別に付属致します。

JEFF BECK - IN CONCERT 1999(Special Bonus DVDR)
Live at Tokyo International Forum, Tokyo, Japan 2nd June 1999 PRO-SHOT

 本編プレス2CDは、大定番の史上最高峰を更新する驚異のステレオサウンドボード・アルバム。もちろん、ボーナスなど不要の超傑作なのですが、このショウは伝統的にプロショットが大定番。そこで、名盤の“向こう側”を感じていただく意味でも、映像版も過去最高峰クオリティでお贈りいたします。
 そんな本作は、もちろん本編プレス2CDと同じ「1999年6月2日・東京国際フォーラム公演」。マルチカメラ・プロショットで収めた放送映像の最高峰バージョンです。そもそも、本作の元になったオリジナルマスターが世に出たのは2003年。放送当時はまだDVDレコーダーが一般的でなかった時代だったのですが、本作のマスターはアナログを経由しないデジタル映像で保存されており、幾多のビデオ録画タイトルを一掃してしまった極上マスターです。
 本作は、そんなオリジナルマスターをさらにリマスタリングしたもの。基本的には「Psycho Sam」の音切れを補正を行ったプレスDVD『WHAT MAMA SAID IN TOKYO』と同じですが、さらにエンドロールで流されていた「Another Place」のノイズも修正。ありとあらゆる欠点を解消した文字通りの「オフィシャル級」な1枚なのです。
 音声こそ本編プレス2CDの奇跡サウンドには及ばないものの、だからと言って欠点もない。そして、放送そのまま、劣化なしの見目麗しい画質はまさに完璧。日本人スタッフの愛情がこぼれ出すカメラワークと編集は曲と完全に一体化しており、躍動感あふれる曲ではビートに乗るように、メロウな曲ではじっくりと浸りきるかのようにジェフの指先を映し出していく。その映像美は“異様”と言いたくなるほどに美しいのです。
 そして、そのクオリティで描かれるショウは、映像だからこそカラフル。“名手しかメンバーになれない”とさえ言われるジェフのバンドにあって、高度なテクニックを見せつけずにさりげなくベックを支えるランディ&スティーブのリズム隊の迫力、テクニックだけでなくステージに華やかな色までも添えるジェニファー・バトンの演奏も美しく切り出す。そして、御大ジェフ・ベックのやる気も鮮やか。「Psycho Sam」では派手にアクションを決め、「Star Cycle」を終えると両手を高々と広げてアピール。撮影に臨む気合いがハッキリと見て取れるのです。
 その反面(ちょっとした)トラブルも見どころ。「Blast From The East」のイントロでは途中の入りをミスってしまいますし、ハイライトの「Blue Wind」は弦が切れる。ただ、そこでやる気が失せるわけではなく、演奏はキレキレのままですし、続く「Big Block」では逆に弦をわざと引きちぎるパフォーマンス。その上機嫌な表情までもオフィシャル級クオリティで目撃できるのです。

 まさかの最高峰サウンド更新を果たした奇跡の本編プレス2CDと、過去最高の放送マスターの欠点を完全に解消しきった本作。史上最高クオリティのライヴ盤とプロショット映像の豪華セット。ぜひ、併せてたっぷりとお楽しみください。

(89:47)
1. What Mama Said 2. Psycho Sam 3. Brush With The Blues 4. Star Cycle 5. Savoy
6. Blast From The East 7. A Day In The Life 8. Declan 9. THX 138 10. The Pump
11. 'Cause We've Ended As Lovers 12. Space For The Papa 13. Angel (Footsteps) 14. Even Odds
15. You Never Know 16. Blue Wind 17. Big Block 18. Another Place (Outro.)

Jeff Beck - Guitar Jennifer Batten - Guitar & Guitar-Synthesizer
Randy Hope-Taylor - Bass Steve Alexander - Drums

PRO SHOT COLOUR NTSC Approx. 90min

Special Bonus DVDR for "DEFINITIVE TOKYO 1999"(Wardour-275)