ULTRAVOX - WHISKY A GO GO 1979(1CDR) [Uxbridge 1624]

ULTRAVOX - WHISKY A GO GO 1979(1CDR) [Uxbridge 1624]

販売価格: 1,500円(税込)

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商品詳細

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Whisky A Go Go, Los Angeles, CA, USA 30th December 1979 ULTIMATE SOUND

 ジョン・フォックスからミッジ・ユーロへ。歴史的な一大ターニング・ポイントにいた1979年のULTRAVOX。その現場を極上体験できるライヴアルバムが登場です。
 そんな本作に吹き込まれているのは「1979年12月30日ロサンゼルス公演」。伝説クラブ“ウイスキー・ア・ゴーゴー”で記録された超絶級オーディエンス録音です。これまでも当店ではターニング・ポイントの前後を伝える決定盤ライヴアルバムの数々でアーカイヴしてきました。そのコレクションの中で本作のポジションとはいかなるものなのか。まずは当時の活動概要を(ちょっと広めに)振り返ってみましょう。

●1979年
・1月5日:サンフランシスコ(2公演)
・2月23日ー3月14日:北米#1(10公演)←※PHILADELPHIA & BOSTON 1979
《解散→ミッジ・ユーロ加入》
・11月2日:リバプール公演
・11月19日ー12月30日:北米#2(5公演)←★ココ★
●1980年
・1月4日:サンフランシスコ公演
・2月1日:ロンドン公演
・2月23日ー3月20日:北米#2(38公演)
・7月5日:リバプール公演
《7月11日『VIENNA』発売》
・8月1日ー27日:英国#1(22公演)
・9月15日ー11月8日:北米#3(15公演)←※AVONDALE 1980
・12月4日ー13日:英国#2(9公演) ←※HAMMERSMITH ODEON 1980

 これが1979年/1980年のULTRAVOX。ミッジ時代の初期と言えば『AVONDALE 1980(Uxbridge 1218)』『HAMMERSMITH ODEON 1980(Wardour-396)』といったサウンドボード・アルバムでご紹介してきましたが、本作のウイスキー・ア・ゴーゴー公演はもっと極初期。ミッジ加入後に初めて行われたミニ・ツアー「北米#2」の最終日にあたるコンサートでした。
 まさにミッジ時代が始まったばかりの現場を真空パックした本作は、「超」付きの極上オーディエンス……と言いますか「本当に客録!?」と迷ってしまうほどの極太&ド密着サウンド。まあ、実際には古くからオーディエンス録音として知られてきましたし、ヘッドフォンで聴き込んでいると時たま周囲の観客の存在にも気づく。しかし、肝心要の演奏音とヴォーカルにはオーディエンス感覚がまるでないのです。小さなクラブとは言え、それだけでは説明の付かないゼロ距離感、ベースのヴァイヴもシンセのうねりも空気を介しているとは思えないほど鮮明ですし、歌声も息づかい級。「音源史の真実」を追求しようという方でもない限り、音楽的にはサウンドボードと何ら違いはないのです。
 そんな超絶サウンドで紡がれるのは、歴史が大きく動いた現場。前述のように、当店では『VIENNA』発売後の大定番サウンドボードが人気ですので、比較しながらセットを整理しておきましょう。

●ジョン・フォックス時代(3曲)
・SYSTEMS OF ROMANCE:Quiet Men/Slow Motion/I Can't Stay Long(★)
●ミッジ・ユーロ交代後(7曲)
・VIENNA:Astradyne/New Europeans/All Stood Still/Mr. X/Western Promise/Sleepwalk
・その他シングル:Sound On Sound (Face To Face)
※注:「★」印は『AVONDALE 1980』『HAMMERSMITH ODEON 1980』では聴けない曲。

……と、このようになっています。当時のULTRAVOXはレコード契約もなく、「北米#2」は新曲を書きながら自費で行われたツアーでした。そのため『VIENNA』の新曲も演奏しており、貴重なシングルB面曲「Sound On Sound (Face To Face)」も披露しています。その一方でフォックス時代のレパートリーも採り上げており、特に「I Can't Stay Long」はフォックス在籍時にもほとんど演奏されなかった激レア曲です。
 ミッジと合流して生まれ変わったULTRAVOXをサウンドボード裸足の超絶サウンドで楽しめる。この醍醐味に尽きます。本作自体が歴史的な重要作でもありますが、フォックスの離脱寸前だった『PHILADELPHIA & BOSTON 1979』と合わせれば、歴史的ターニング・ポイントの前後を脳みそ直結サウンドで味わえる。まさに文化遺産以外の何物でもない2連作。どうぞ、合わせて存分にご堪能ください。

★ミッジ・ユーロ加入直後となる「1979年12月30日ウイスキー・ア・ゴーゴー公演」の超絶級オーディエンス録音。猛烈に極太な芯がゼロ距離感覚で迫るド密着サウンドで、まるっきりサウンドボードにしか聞こえません。アルアム制作前の『VIENNA』新曲や貴重な「Sound On Sound (Face To Face)」「I Can't Stay Long」も超絶サウンドで楽しめる。最重要の文化遺産アルバムです。

(51:01)
01. Astradyne
02. New Europeans
03. Quiet Men
04. Sound On Sound (Face To Face)
05. All Stood Still
06. Mr X
07. Western Promise
08. Slow Motion
09. Sleepwalk
10. I Can't Stay Long

Midge Ure - Vocals, Guitar
Chris Cross - Bass, Bass Synthesiser
Billy Currie - Keyboards, Violin
Warren Cann - Drums