NEIL YOUNG & CRAZY HORSE - LOS ANGELES 1991 1ST NIGHT: MIKE MILLARD MASTER TAPES(2CDR) [Uxbridge 1839]

NEIL YOUNG & CRAZY HORSE - LOS ANGELES 1991 1ST NIGHT: MIKE MILLARD MASTER TAPES(2CDR) [Uxbridge 1839]

販売価格: 2,500円(税込)

数量:

商品詳細

★在庫切れの場合取り寄せ(1週間で入荷)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。


Sports Arena, Los Angeles, CA, USA 26th April 1991 TRULY PERFECT SOUND

クレイジー・ホースを従えて1991年に敢行された『SMELL THE HORSE』ツアー、マイク・ミラードによる記録は長いツアーの最終日であった4月27日の『LOS ANGELES 1991 2ND NIGHT: MIKE MILLARD MASTER TAPES』というリリース実績がありましたが、彼が前日のショーも録音してくれていたことが明らかになったのです。
翌日のリリースの時にも申しましたように『SMELL THE HORSE』ツアーは大会場を回る行程だったことに加え、会場から発せられた音が大音量であったことでも知られる伝説のツアーでもありました。
 そんなツアーの千秋楽となったLAでの二日間にミラードは参戦してくれた訳ですが、初日となったここでのショーにおいて、さっそく大音響の現実に直面します。オープニング「Hey Hey, My My (Into The Black)」が始まるやいなやボリュームの調整に四苦八苦し、中でも右チャンネルで歪みが生じてしまったのです。

今回公開されたマスター・カセットには「右チャンネルに歪みあり。(トレードにて)コピーされる場合は注意されたし」との但し書きがミラード自身によって遺されていたとのこと。
幸いにも2023年の最新テクノロジーによってこの問題点はさほど深刻にならずJEMSチームによってレストアされており、実際パッと聞いた感じでは気にならないレベル。むしろこの日の経験のせいでミラードが翌日はより離れたポジションから録音しざる得なかったのかもしれません。
逆に言うと翌日の『LOS ANGELES 1991 2ND NIGHT: MIKE MILLARD MASTER TAPES』よりも音像が近く、しかも二曲目「Crime In The City (Sixty To Zero, Part 1)」からは録音状態も一気に安定して聞きやすくなります。

この日の「Crime In The City」の演奏がまた凄いのなんの。冒頭からしてニールがイントロを食い気味に歌い始めており、一聴して解るほどハイテンションな調子。その激しさは翌日を軽く上回るだけでなく、それどころかオフィシャルのライブアルバム『WELD』に収録された2月のピッツバーグのテイクをも凌駕する名演中の名演。
この暴走した勢いがこの日を決定づけてくれており、以降もニールとクレイジー・ホースがハイテンションにラストまで駆け回る。中でも「Rockin' In The Free World」、さらにはこのツアーから演奏の展開がエスカレートし始めた「Like A Hurricane」もまたハイテンション。
そのあまりに充実した演奏内容からすれば、むしろこの日こそ『WELD』に採用すべきではなかったか?と思えるほど素晴らしい。何より「Crime In The City」だけでもこの日を聞く価値があるのだと断言いたしましょう。
今まで圧倒的に最終日の知名度が高かった『SMELL THE HORSE』ツアーの千秋楽LAスポーツ・アリーナ2デイズですが、まさかのミラード録音によって初日の凄まじさが明らかになりました。これは名演!


Disc 1 (54:00)
1. Intro
2. Hey Hey, My My (Into The Black)
3. Crime In The City (Sixty To Zero, Part 1)
4. Blowin' In The Wind
5. Love To Burn
6. Cinnamon Girl
7. Mansion On The Hill
8. Fuckin' Up

Disc 2 (56:12)
1. Cortez The Killer
2. Powderfinger
3. Love And Only Love
4. Rockin' In The Free World
5. Like A Hurricane
6. Roll Another Number (For The Road)

1991 Smell The Horse Tour with Crazy Horse

Neil Young - vocals, electric guitar
Frank Sampedro - electric guitar, keyboards, vocals
Billy Talbot - bass, vocals
Ralph Molina - drums, vocals