GENESIS - SAN DIEGO 1978 MIKE MILLARD MASTER TAPES(2CDR) [Amity 711]

GENESIS - SAN DIEGO 1978 MIKE MILLARD MASTER TAPES(2CDR) [Amity 711]

販売価格: 2,500円(税込)

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商品詳細

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Live at Sports Arena, San Diego, CA, USA 15th April 1978 TRULY PERFECT SOUND★素晴らしい音質です。

 絶対名手マイク・ミラードのライフワークでもあったGENESIS録音。これまで未発表だった最新発掘アルバムが登場です。
 そんな本作に吹き込まれているのは「1978年4月15日サンディエゴ公演」。“AND THEN THERE WERE THREE Tour”の一幕で記録された超極上オーディエンス録音です。1978年と言えば、伝説の初来日も実現。当店でも3人になったGENESISを数々の名作でアーカイヴしてきました。良い機会でもありますので、各レッグの代表作と共にツアーの全体像を俯瞰してみましょう。

・3月26日ー4月22日:北米#1(18公演)←★ココ★
・5月14日ー6月24日:欧州#1(26公演)←※DIJON 1978 RAW MASTER他
・7月3日ー31日:北米#2(20公演)←※MILWAUKEE MASTER 1978他
・8月20日ー9月9日:欧州#2(10公演)
・9月29日ー10月22日:北米#3(17公演)←※DEFINITIVE CHICAGO他
・11月27日ー12月3日:初来日(6公演)←※TOKYO 1978 2ND NIGHT他
※注:各レッグとも代表作のみ。

 これが1978年のGENESIS。本作のサンディエゴ公演は、その中でも序盤にあたる「北米#1」でした。熱心なコレクター諸兄ならお気づきでしょうが、この「北米#1」には同じくミラードの名作『L.A. FORUM 1978(Amity 628)』やサウンドボード・アルバム『BLOOMINGTON SOUNDBOARD(Amity 140)』をご紹介済み。さらに日程をフォーカスし、それぞれの位置関係も確認しておきましょう。

・3月28日ー31日(4公演)
《3月31日『...AND THEN THERE WERE THREE...』発売》
・4月1日ー8日(8公演)
・4月9日『BLOOMINGTON SOUNDBOARD』
・4月10日+14日(2公演)
・4月15日:サンディエゴ公演 ←★本作★
・4月17日『L.A. FORUM 1978』
・4月22日:モントリオール公演

……と、このようになっています。「北米#1」の最中に『...AND THEN THERE WERE THREE...』が発売となり、本作はその2週間後となる16公演目。ミラード姉妹作『L.A. FORUM 1978』の1つ前にあたるコンサートでした。
 そんなショウを真空パックした本作は、驚きの完全新発掘。ミラードの発掘事業はほとんどが「有名音源の大元」なのですが、本作は違う。マスターが新発掘なのではなく、これまで録音の存在も知られていなかった秘宝なのです。しかも、サウンドも凄い。ミラード録音なのですから凄くて当たり前なのかも知れませんが、これまで流通しなかったのが不思議なほどです。
 実のところ、発掘元の「JEMS」は『L.A. FORUM 1978』の方に軍配を挙げているようですが、それには(強く)異論を唱えたい。確かに芯のダイレクト感では『L.A. FORUM 1978』の方が間近に感じられもしますが、やや音像がラフであり、同時にホール鳴りも厚い。何よりも間近客の熱狂に「圧」を感じる録音でもありました。それに対し、本作は端麗・美麗。芯と鳴りのバランスが素晴らしく、鳴りそのものも美しい。しかも、空気感自体の透き通っており、ディテールもキチンと味わえる。確かに「芯の突進力」という1点では『L.A. FORUM 1978』が勝つでしょう。しかし、演奏の鮮やかさ、シンフォニック・ロック特有の降り注ぎ感、アンサンブル全体が整ったバランス、オーディエンス・ノイズの少なさ……あらゆるポイントで本作の方は美しく、聴きやすいのです。
 そんな美のサウンドで画かれるのは、ツアー序盤だからこそのフルショウ。さすがに隣り合うショウだけに『L.A. FORUM 1978』と同じセットだったりもするのですが、カットのあった『BLOOMINGTON SOUNDBOARD』よりはグッと長尺な完全収録。最後に比較しながらセットを整理しておきましょう。

●そして3人が残った(5曲)
・Burning Rope/Deep In The Motherlode/Say It's Alright Joe/The Lady Lies/Follow You Follow Me
●クラシックス(12曲+α)
・5人時代:The Fountain Of Salmacis/The Cinema Show/I Know What I Like(★)/In The Cage
・4人時代:Ripples/Squonk/Dance On A Volcano(★)/Los Endos(★)/Eleventh Earl Of Mar/One For The Vine(★)/Afterglow/Down And Out/Drum Duet(★)
※注:「★」印は『BLOOMINGTON SOUNDBOARD』で聴けなかった曲。

 発掘の名門に異論を唱えるのは気が引けますが、今回ばかりは独断と偏見で断言させていただきたい。本作こそが「北米#1」の最高傑作です。「良い音で生演奏を楽しむ」事こそがライヴアルバムの正道であって「いかにサウンドボードに近いか」にこだわってしまったら本末転倒です。そんな美の極上サウンドで、これまで聴けなかったフルショウを体験できる。本作は、そんなオーディエンス録音の醍醐味を極めた、キラ星のように輝く「新名盤」です。どうぞ、思う存分味わい尽くしてください。

★「1978年4月15日サンディエゴ公演」の超極上オーディエンス録音。同じくミラードの名作『L.A. FORUM 1978』の1つ前にあたるライヴアルバムで、これまで知られていなかった未発表録音。そのサウンドは姉妹作よりも端正。芯と鳴りのバランスが素晴らしく、鳴りそのものも美しい。“AND THEN THERE WERE THREE Tour”序盤の最高峰を更新する新名盤の誕生です。

Disc 1 (72:33)
1. Intro
2. Eleventh Earl of Mar
3. In The Cage
4. Burning Rope
5. Ripples
6. Deep In The Motherlode
7. The Fountain Of Salmacis
8. Down And Out
9. One For The Vine

Disc 2 (68:45)
1. Squonk
2. Say It's Alright Joe
3. The Lady Lies
4. The Story Of Romeo & Juliet
5. Cinema Show
6. Afterglow
7. Follow You, Follow Me
8. Dance On A Volcano
9. Drum Duet
10. Los Endos
11. I Know What I Like

Phil Collins - Vocals, Drums & Percussion
Mike Rutherford - Bass & Guitar
Tony Banks - Keyboards
Chester Thompson - Drums & Percussion
Daryl Steurmer - Guitar