ROYAL HUNT - OSAKA 1996 DAT MASTER(2CDR) [Shades 1686]

ROYAL HUNT - OSAKA 1996 DAT MASTER(2CDR) [Shades 1686]

販売価格: 2,500円(税込)

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商品詳細

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Live at Matsushita IMP Hall, Osaka, Japan 4th June 1996 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)

 D.C.クーパーを迎えた大名盤『MOVING TARGET』を創り上げ、全盛の扉を開いた1996年のROYAL HUNT。その来日現場をダイレクト体験できるオリジナル録音が登場です。
 そんな本作に吹き込まれているのは「1996年6月4日:大阪IMPホール公演」。その強力オーディエンス録音です。1996年のジャパン・ツアーと言えば、公式ライヴアルバム&映像『1996』が残された事でも思い出深いところ。本作も(微妙に)関わってきますので、その辺の状況をご説明する為にも当時の来日スケジュールから振り返ってみましょう。

・5月29日:新宿リキッドルーム
・5月31日:東京簡易保険ホール ←※公式のメイン
・6月1日:仙台ビーブベースメントシアター
・6月3日:広島バッドランズ
・6月4日:大阪IMPホール ←★本作★
・6月5日:名古屋クラブクアトロ

 以上の6公演。前述のように公式作『1996』にはライヴアルバム版と映像版があるわけですが、「映像版全部」と「アルバム版のほとんど」が収録されたのは「5月31日:東京簡易保険ホール」でした。ただし、アルバム版のギターソロ・パートだけは、本作と同じ大阪公演「6月4日」が採用されている。つまり、本作は公式にも採用された名演ながら、ヤコブ・キエールのソロタイム以外は初登場という美味しいライヴアルバムなのです。
 そんなショウを真空パックした本作は、鮮やかくっきりな名録音。最近、当店では名古屋録音のオリジナルDATマスターが連発しておりますが、本作は(大阪ではあるものの)その最新弾でもある。さすがに正真正銘の公式作も残されているだけに軽々に「オフィシャル級!」とは言えず、実際サウンドボードと間違えるタイプではない。しかし、聴きやすさやクリアさは公式作にも負けていないからびっくり。ヘッドフォンで聴けば音色にオーディエンスらしさも感じるものの、歌詞の一語一語までくっきりと分かるクリアさが絶大で、スカスカ感もまるで芯の密度も見事。何よりも驚きなのはセパレート感。メンバー5人に女声コーラス2人も帯同していたわけですが、その大所帯にも関わらず1人ひとりが紡ぐ1音1音が重なり合っても混じらないのです。
 実際、本稿執筆に際してオフィシャル『1996』と1曲ずつ並べて聴いてみたのですが、全然アリ。そりゃあ「オフィシャル超え!」と言ったら盛りすぎですが、公式の後に本作が流れてもガッカリ感がないというのは凄い。もっと言いますと、公式『1996』は音圧が強めにミックスされており、ドラムの打音ピークがパンパンと耳に痛かったりする。その点、本作はアンサンブル全体をナチュラルに味わえますし、ホール鳴りがシンフォニックな「降り注ぎ感」も醸している。フルでき着通すならオフィシャルより本作の方が気持ちイイくらいなのです。
 そんな鮮やかナチュラルなサウンドで画かれるのは、「もう1つの『1996』」とでも言えるフルショウ。セットは公式作とほとんど同じながら完全一致でもない。ここで整理しておきましょう。

●ムーヴィング・ターゲット(7曲)
・1348/Stay Down/Far Away/Last Goodbye/Makin' A Mess/Step By Step/Time
●ヘンリック・ブロックマン時代(12曲)
・ランド・オブ・ブロークン・ハーツ:Flight/Stranded/Martial Arts/Land Of Broken Hearts/Running Wild/Age Gone Wild
・クラウン・イン・ザ・ミラー:Wasted Time/On The Run/Clown In The Mirror/Epilogue/Ten To Life/Legion Of The Damned

……と、このようになっています。公式盤より1曲少なくアンコールに「Kingdom Dark」がありませんが、これでフルセットです。3作『LAND OF BROKEN HEARTS』『CLOWN IN THE MIRROR』『MOVING TARGET』からほぼ均等にされ、ブロックマン時代時代のレパートリーもD.C.クーパーの強靱なノドでアップグレード。“PARADOX Tour”のようなコンセプト感はありませんが、だからこそ曲想のみで自由に組み上げられる流れも素晴らしい。まさに濃厚な初期ベストなのです。
 オフィシャル作があるために分かりやすいお薦めポイントを挙げにくいのですが、実際に聴いたら深い感動が胸に広がるリアル・ビューティな新名盤です。オフィシャル作品と並べて聴けるほどのクオリティであり、ナチュラル感、体験感・聴きやすさは上回ってさえいる。そんなサウンドで極めつけの初期ベストをシームレスにフル体験できる新発掘ライヴアルバム。聴いたら分かる、でも聴かないと分かりづらい。歯がゆくも美しい、超お薦め盤の誕生です。

★「1996年6月4日:松下IMPホール公演」の美麗オーディエンス録音。ギターソロだけが公式作『1996』にも採用されたライヴの完全版。本作だけのオリジナル録音でして、そのサウンドは端正にして美麗。鮮やかくっきりな芯は極めて聴きやすく、セパレート感も絶大。(さすがに迫力やディテールでは敵いませんが)ドラムの音圧が高くパンパンとしていた公式『1996』よりもナチュラルで聴きやすいくらい。初期3作の濃縮した名曲の塊を極上体験できる美しき新名盤です。

Disc 1 (66:15)
1. Intro
2. Flight
3. 1348
4. Wasted Time
5. Stay Down
6. On The Run
7. Stranded
8. Keyboard Solo
9. Martial Arts
10. Band Introductions
11. Far Away
12. Last Goodbye
13. Land Of Broken Hearts
14. Makin' A Mess
15. Clown In The Mirror
16. Guitar Solo

Disc 2 (50:58)
1. Step By Step
2. Drum & Bass Solo
3. Running Wild
4. Epilogue
5. Age Gone Wild
6. Ten To Life
7. Legion Of The Damned
8. Time

D.C. Cooper - Vocals
Andre Andersen - Keyboards, Guitar
Jacob Kjaer - Guitar, Backing Vocals
Steen Mogensen - Bass, Backing Vocals
Kenneth Olsen - Drums

Maria Mcturk - Backing Vocals
Lise Hansen - Backing Vocals