STEELY DAN - SEATTLE 1974 SOUNDBOARD(1CDR) [Uxbridge 1848]

STEELY DAN - SEATTLE 1974 SOUNDBOARD(1CDR) [Uxbridge 1848]

販売価格: 1,500円(税込)

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商品詳細

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Live at Paramount Northwest Theatre, Seattle, WA, USA 1st July 1974 STEREO SBD

 ライヴアクトとしての終演を迎えようとしていた1974年のSTEELY DAN。その最末期の生演奏を脳みそに流し込むサウンドボード・アルバムが登場です。
 そんな本作に記録されているのは「1974年7月1日シアトル公演」。そのステレオ・サウンドボード録音です。ご存知の通りSTEELY DANは70年代半ばにライヴ活動を停止し、以降『GAUCHO』で解散するまでスタジオ作品だけでした。良い機会でもありますので、短かった70年代のライヴ活動をトータルで俯瞰してみましょう。

●1972年
《10月『CAN'T BUY A THRILL』発売》
・10月26日ー12月10日:米国#1(30公演)
●1973年
・1月26日ー5月27日:米国#2(46公演)
《7月『COUNTDOWN TO ECSTASY』発売》
・8月16日ー9月30日:米国#3(25公演)
●1974年
・1月26日:セント・ポール公演
《2月20日『PRETZEL LOGIC』発売》
・3月1日ー5月12日:米国#4(35公演)
・5月17日ー29日:英国(11公演)
・6月8日+9日:西ドイツ(2公演)
・6月21日ー7月5日:米国#5(8公演)←★ココ★
《11月『KATY LIED』制作開始》

 これがデビューからライヴ停止までの歩み。ライヴが実現したのは米国・英国・ドイツの3ヵ国のみで、本作のシアトル公演はその最末期。「米国#5」の6公演目にあたり、ライヴ停止の最後から三番目のコンサートでした。
 そんなショウを伝える本作は、70年代最後のフル・サウンドボードでもある(曲単位ではシングル『Hey Nineteen』に収録された7月4日サンタモニカ公演の「Bodhisattva」が最後)。あくまでヴィンテージ・サウンドボードで「オフィシャル級!」と喧伝するタイプではないのですが、ゼロ距離を超えて脳内に侵入してくる没入感がサウンドボードなればこそです。
 しかも、その鮮やかさが異常。曲間になると喝采もミックスされては肝心要の演奏音やヴォーカルの感触はミックス卓直結系。極太な芯とセパレート感が絶大でして、2本のギターが思いっきり左右に分かれつつ、凄まじい幅でパンするステレオ感もスゴい。それだけにコンサート会場の臨場感は望めませんが、立体的な生演奏と全身が完全一致するシンクロ感は異次元の快感です。
 そんなムキ出しサウンドボードで画かれるのは、初期3作を濃縮還元して70年代のライヴ活動を総括するフルショウ。ここでその濃度も確かめてみましょう。

●エクスタシー(5曲)
・Bodhisattva/The Boston Rag/King Of The World(★)/My Old School/Show Biz Kids(★)
●その他(7曲)
・キャント・バイ・ア・スリル:Do It Again/Brooklyn (Owes The Charmer Under Me)(★)/Dirty Work/Reelin' In The Years
・その他:Rikki Don't Lose That Number/Pretzel Logic/This All Too Mobile Home(★)
※注:「★」印はその後30年以上、封印される曲。

……と、このようになっています。『COUNTDOWN TO ECSTASY』を軸にしつつ、このツアーだからこそのアルバム未収録「This All Too Mobile Home」も披露。まさに初期の名曲群を網羅した濃厚セットです。近年のSTEELY DANは初期のレア曲も演奏するようにもなりましたが、「King Of The World」「Show Biz Kids」「Brooklyn (Owes The Charmer Under Me)」辺りは長らく封印されるレア曲です。
 本作の4日後にツアーを終え、18年後の再始動までステージに立つことのなかったSTEELY DAN。そんな黄金時代最後の生演奏を脳内に流し込んでくれるフル・サウンドボードアルバムです。まさに文化遺産と呼ぶに相応しい1枚。どうぞ、存分にお楽しみください。

★「1974年7月1日シアトル公演」のステレオ・サウンドボード録音。ライヴ活動を止める最後から三番目となる最末期のライヴアルバムで、その鮮やかさは絶大。極太な芯とセパレート感が絶大でして、2本のギターが思いっきり左右に分かれつつ、凄まじい幅でパンするステレオ感もスゴい。70年代を総括するフルショウが楽しめます。

(72:06)
1. Bodhisattva
2. The Boston Rag
3. Do It Again
4. Brooklyn (Owes The Charmer Under Me)
5. King Of The World
6. Rikki Don't Lose That Number
7. Pretzel Logic
8. My Old School
9. Dirty Work
10. Reelin' In The Years
11. Show Biz Kids
12. This All Too Mobile Home

STEREO SOUNDBOARD RECORDING

Donald Fagen : vocals, Keyboards
Walter Becker : bass Denny Dias : guitar
Jeff Baxter : guitar
Jim Hodder : drums Jeff Porcaro : drums
Royce Jones : vocals
Michael McDonald : Keyboards, vocals