BRUCE SPRINGSTEEN & THE E STREET BAND - SPANISH HARLEM INCIDENT ON PHILLY(2CD) [IMPORT TITLE]

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販売価格: 3,800円(税込)

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商品詳細

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Live at Tower Theater, Upper Darby, Philadelphia, PA. USA 1st November 1974 TRULY AMAZING SOUND

デビュー以降ブルースのバックを務めてきたE・ストリート・バンドは幾度となくメンバー・チェンジを続けてきましたが、現在に至る布陣へと固まったのは1974年秋のこと。そうして9月から始まったツアーでは、10月からバイオリニストのスーキ・ラハヴが加入してE・ストリート・バンド初の女性メンバーが誕生しました。彼女が在籍していた時期はここから75年の春までという短いもので、それがこの時期のライブを伝説的なものとしています。74年の時期に関してはいくつか良質なオーディエンス録音が存在していますが、今回リリースする11月1日のタワー・シアターでのライブは大きな驚きをもって迎えられることでしょう。
 ラハヴが在籍していた半年の間でも、74年と75年でその内容がはっきりと違うのが大きな魅力なのですが、このタワー・シアターではE・ストリート・バンドがこの布陣となって初めてBorn To Runが演奏されるという、超レアな一日となりました。つまり、あの名曲Born To Runの初期バージョンということになります。もちろんこの曲は74年前半の段階で数回ほど試験的に演奏されており、前のメンバーによるE・ストリート・バンドでスタジオ録音も終えていたのですが、何しろ曲がリリースされるのはずっと先(75年8月)ということで、この日に限ってメンバー・チェンジしたE・ストリート・バンドで試験投入したのでしょう。しかも地元ニュージャージーに次いで熱狂的なファンが多かったフィラデルフィアということがスプリングスティーンにリリース前の新曲を演奏したいという気持ちにさせたとも考えられます。
 この日の目玉とも言えるその演奏が実に初々しい!現在に至るまで、毎晩のライブで演奏されないということが無いBorn To Runですが、ここではスプリングスティーンの歌のアレンジがまったく固まっておらず、そのラフで自由な歌い方には本当に驚かされます。これほどの代表曲をおっかなびっくりな調子で演奏していたことに感動を覚えずにはいられません。
 そしてラハヴのバイオリンが加わった時期のステージということで、オープニングのIncident On 57th Streetから彼女の存在感は絶大。美しいバイオリンはもちろんですが、清らかな歌声でスプリングスティーンとのハーモニーを聞かせてくれます。彼女のプレイや歌声はこれまた新曲だったJunglelandでも大活躍していますが、意外なところではSandyでの美しいバックコーラス、これには思わず耳を奪われてしまうはず。そしてソウル・カバーのSpanish Harlemという素晴らしい演奏もあり、昨年JEMSによって発掘された驚きの音源が遂にプレスのディスクによってリリースが実現します。モノラル録音のオーディエンス録音ですが、演奏のバランスよく、その上で程よい距離感を保った状態はまさに理想的。しかし、当時のカセット録音にはありがちなことですが、元の音源ではピッチが徐々に上昇してしまいます。今回のリリースはその狂いを完璧にアジャスト。貴重な演奏と良好な音質なだけでなく、安定した再生であの名曲Born To Run眩しいまでの初期の姿をじっくりと堪能ください!

Disc 1(75:41)
1. Incident On 57th Street 2. Then She Kissed Me 3. Sprit In The Night
4. Does This Bus Stop At 82nd Street? 5. The E Street Shuffle 6. Born To Run
7. Spanish Harlem 8. It's Hard To Be A Saint In The City
9. She's The One 10. Jungleland

Disc 2(69:40)
1. Kitty's Back 2. New York City Serenade 3. Rosalita (Come Out Tonight)
4. 4th of July, Asbury Park (Sandy) 5. A Love So Fine

Bruce Springsteen - Vocals, Guitar, Harmonica Roy Bittan - Piano, Keyboards
Clarence Clemons - Tenor, Baritone, and Soprano Saxophones, Backing Vocals, Percussion
Danny Federici - Organ, Accordion, Glockenspiel, Piano
Suki Lahav - Violin, Backing Vocals Garry Tallent - Bass, Percussion
Max Weinberg - Drums