TOM PETTY & THE HEARTBREAKERS - BOSTON 1978 FM(1CDR) [Uxbridge 1867]

TOM PETTY & THE HEARTBREAKERS - BOSTON 1978 FM(1CDR) [Uxbridge 1867]

販売価格: 1,500円(税込)

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商品詳細

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Paradise Rock Club, Boston, MA, USA 16th July 1978 STEREO SBD(UPGRADE)

 かの伝統作『PACK UP THE PLANTATION: LIVE!』にも採用された伝説のボストン公演。その新発掘FMマスターが登場です。
 そんな本作に収められているのは「1978年7月16日パラダイス・ロック・クラブ公演」。そのステレオ・サウンドボード録音です。『PACK UP THE PLANTATION: LIVE!』は様々な時期から組まれた編集ライヴアルバムだったわけですが、1978年の“YOU'RE GONNA GET IT Tour”からはレア曲「Don't Bring Me Down」だけが採用。本作は、そのライヴを約1時間に渡って楽しめる長尺サウンドボード・アルバムなのです。では、そのボストン公演はどんなポジションだったのか。このツアーからは既に決定盤『THE OLD GREY WHISTLE TEST 1978: REBROADCAST 2021(Uxbridge 1558)』『WINTERLAND 1978(Uxbridge 1525)』もご紹介しておりますので、合わせて活動全景を俯瞰してみましょう。

・4月22日:ニューヨーク公演
《5月2日『YOU'RE GONNA GET IT!』発売》
・5月7日ー6月15日:北米#1(14公演)
・6月20日ー27日:英国(4公演) ←※OGWT出演
・7月6日ー8月6日:北米#2(20公演)←★ココ★
・9月10日ー24日:北米#3(10公演)
・12月29日ー31日:北米#4(3公演)←※WINTERLAND 1978

 これが1978年のトム・ペティ。前年の英国侵攻から打って変わって本国アメリカを重点的にサーキットしていました。本作のボストン公演は、そのメイン・レッグでもある「北米#2」の9公演目にあたるコンサートでした。
 冒頭でも触れた通り、このショウは公式作に採用されたことで知られていますが、同時にシカゴのラジオ局“WMET”でFM放送された事でも有名。数々の既発群を生み出して来た定番音源のひとつでもあります。本作もまた同じFMサウンドボードでありつつ、これまでとは異なる最新発掘マスター。かの名門「Krw_co」が発表したリール・マスターなのです。そのサウンドは超・鮮やか。従来マスターにあったヴィンテージな鳴りが一掃され、超クリア&シャープ。公式『PACK UP THE PLANTATION: LIVE!』テイクと比べるとややラフで厚みにも欠けるので軽々に「公式超え!」と喧伝するわけにもいきませんが、鮮やかだけなら思いっきり断言できるくらいです。
 そんな鮮烈のビビッド・サウンドで画かれるのは、ブレイクスルーを目指して燃え上がる生演奏。このツアーの長尺ライヴと言えば『WINTERLAND 1978』が象徴となるわけですが、本作は趣が結構異なる。その違いをご理解頂くためにも、ここで比較しながらセットを整理しておきましょう。

●オリジナル(8曲)
・アメリカン・ガール:Anything That's Rock 'n' Roll/Fooled Again (I Don't Like It)/Breakdown/American Girl/Strangered in the Night
・ユア・ゴナ・ゲット・イット!:I Need to Know/You're Gonna Get It/Too Much Ain't Enough
●カバー(5曲)
・Don't Bring Me Down(THE ANIMALS:★★)/Shout(THE ISLEY BROTHERS)/I Fought The Law(THE CRICKETS)/Route 66(ボビー・トゥループ:★)/I'm A King Bee(スリム・ハーポ:★)
※注:(  )内はオリジナルのアーティスト。「★」印は『WINTERLAND 1978』で聴けなかった曲で、特に「★★」印は公式『PACK UP THE PLANTATION: LIVE!』に採用されたテイク。

……と、このようになっています。デビュー作を軸としながら2ndアルバムの新曲を絡めるスタイルは『WINTERLAND 1978』と同じですが、問題はたっぷり盛り込まれたカバー曲。『WINTERLAND 1978』とはかなり違うセレクトとなっており、その中の1曲が『PACK UP THE PLANTATION: LIVE!』にも採用された「Don't Bring Me Down」だったわけです。カバー群は総じてレアですが、中でも群を抜いているのが「I'm A King Bee」。片手で足りるほどしか確認されていない激レア曲です。しかも、格好いい。ストーンズはスリム・ハーポのゆるーい感じを上手く再現していましたが、トムはシャキッとアグレッシヴ。ダイナミックなロック・ソングに染め変えています。
 公式ライヴ作では1曲しか聴けなかった1978年のボストン。その熱気溢れるショウをシャープでビビッドな新発掘リール・サウンドで味わえる新名盤です。これまでとは大きく印象の変わった伝説の夜。どうぞ、じっくりとお楽しみください。

★「1978年7月16日ボストン公演」のステレオ・サウンドボード録音。『PACK UP THE PLANTATION: LIVE!』にも「Don't Bring Me Down」が採用されたライヴで、名門「Krw_co」が発表したリール・マスターから起こされた最新バージョン。従来マスターとは比較にならないほど超クリア&シャープなビビッド・サウンドで、「Route 66」「I'm A King Bee」など貴重なカバー曲も美味しいショウを楽しめます。

(60:21)
1 Bob Coburn WMET Intro
2 Anything That's Rock 'N' Roll
3 Fooled Again
4 I Need To Know
5 Don't Bring Me Down
6 You're Gonna Get It
7 Breakdown
8 American Girl
9 Strangered In The Night
10 Too Much Ain't Enough
11 Shout
12 I Fought The Law
13 Route 66
14 I'm A King Bee
15 Bob Coburn WMET

STEREO SOUNDBOARD RECORDING

Tom Petty vocals guitar harmonica
Mike Campbell lead guitar backing vocals
Benmont Tench keyboards backing vocals
Ron Blair bass backing vocals
Stan Lynch drums backing vocals