STEVIE RAY VAUGHAN & DOUBLE TROUBLE - BLUEBIRD LOUNGE 1979(2CDR) [Uxbridge 1868]

STEVIE RAY VAUGHAN & DOUBLE TROUBLE - BLUEBIRD LOUNGE 1979(2CDR) [Uxbridge 1868]

販売価格: 2,500円(税込)

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商品詳細

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Bluebird Lounge, Ft. Worth, TX, USA 30th September 1979 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND(UPGRADE)

 DOUBLE TROUBLE結成から間もなく、地元で苛烈なステージを繰り返していた1979年のスティーヴィー・レイ・ヴォーン。黎明の「70年代SRV」を伝える貴重なライヴアルバムが登場です。
 そんな本作に吹き込まれているのは「1979年9月30日フォートワース公演」。その極太オーディエンス録音です。スティーヴィーがDOUBLE TROUBLEを結成したのは1978年春のこと。良い機会でもありますので、まずは結成当初から2年間の歩みを紐解いてみましょう。

●1978年
“TRIPLE THREAT REVUE名義”
・2月2日ー4月29日:米国#1(34公演)
《5月1日:DOUBLE TROUBLE結成》
・5月3日ー6月21日:米国#2(22公演)
“DOUBLE TROUBLE名義”
・6月23日ー9月9日:米国#3(45公演)
《9月10日:ジャック・ムーア→クリス・レイトン交代》
・9月10日ー12月31日:米国#4a(65公演)
●1979年
・1月1日ー2月4日:米国#4b(7公演)
・3月2日:オースティン公演
・4月2日ー11月24日:米国#5a(115公演)←★ココ★
《ルー・アン・バートン脱退》
・11月30日ー12月31日:米国#5b(15公演)

 これが1978年/1979年のスティーヴィー・レイ・ヴォーン。1978年5月にDOUBLE TROUBLEを結成しつつ、実際のライヴが切り替わったのは6月23日から。本作はそれから約1年3ヶ月を経た「米国#5」の80公演目にあたるコンサートでした。当時は女性ブルース・シンガー:ルー・アン・バートンが抜ける前でしたが、彼女が歌ったのは一部の公演だったらしく、本作にも参加していません。
 そんな黎明の現場を真空パックした本作は、サウンドも極上。分類上はオーディエンス録音となるのですが、「オーディエンス」との言葉でイメージするサウンドとはまったく違う。ごく最近になって公開されたロウジェネ・マスターでして、伸びていくギターの残響にわずかな空間感覚も宿りつつ、芯は極太で距離感もなし。オーディエンス録音の弱点になりがちなベースでさえアタック音の1粒1粒がくっきりと鮮やかに描かれ、それが連なって生まれるグルーヴもぶっとく、鳴りも豊か。それでいて、各課楽器のセパレート感も見事。確かに音色的にはヴィンテージ感覚もあるものの、それもオーディエンス録音と言うよりは60年代シカゴ・ブルースや野外フェス録音のような時代感なのです。
 そのリッチなダイレクト・サウンドで画かれるのは、24歳のスティーヴィーが熱く弾き倒すフルショウ。ここで貴重な当時のセットも整理しておきましょう。

●オリジナル(3曲)
・Instrumental/Rude Mood/Dirty Pool
●カバー(10曲)
・B.B.キング:You Done Lost Your Good Thing Now/Woke up this Morning (My Baby She Was Gone)
・アルバート・コリンズ:Collin's Shuffle/Don't Lose Your Cool(★)
・ロイ・ホーキンス:I'm Just A Man(★)/The Thrill is Gone(★)
・その他:Hide Away(フレディ・キング)/Guitar Hurricane(ギター・スリム)/All Your Love (I miss lovin')(オーティス・ラッシュ)/I'll Take You There(THE STAPLE SINGERS:★★)
※注:「★」印はロバート・イーリーが歌う曲。特に「★★」印はサックスも参加している曲。

……と、このようになっています。『TEXAS FLOOD』に収録される「Rude Mood」「Dirty Pool」を早くも取り上げつつ、ショウの大部分を占めるのはブルースのスタンダード群。まだメインで歌う決意が固まっていなかったのかインスト曲もたっぷり演奏しつつ、ショウの終盤ではゲスト・ヴォーカルも参加。テキサスの黒人ブルースマン:ロバート・イーリーが4曲で歌っている。中でもTHE STAPLE SINGERSの「I'll Take You There」は約18分に及ぶ長大なジャムとなっており、名前も分からないサックス・プレイヤーも参加して大いに盛り上がっています。
 情熱と憧れのままにブルースをストレートに吐き出していた24歳のスティーヴィー・レイ・ヴォーン。その瑞々しいフルショウを極上体験できる文化遺産アルバムです。ロウジェネ・マスターだからこそのリアルな1979年の薫り。どうぞ、本作で胸いっぱいに吸い込んでください。

★「1979年9月30日フォートワース公演」の極太オーディエンス録音。最近公開されたロウジェネ・マスターで、そのサウンドは「オーディエンス」の言葉でイメージするものとはまったく違う。芯は極太で距離感もなく、弱点になりがちなベースでさえ1粒1粒がくっきりと鮮やか。黒人ブルースマン:ロバート・イーリーがゲスト参加しつつ、スタンダードの数々を熱く弾き倒す極初期のフルショウを極上体験できます。

Disc 1(49:33)
1. Hideaway
2. Instrumental
3. Rude Mood
4. Dirty Pool
5. Guitar Hurricane
6. All Your Love (I miss lovin')
7. You Done Lost Your Good Thing Now
8. Woke up this Morning

Disc 2(37:42)
1. Collin's Shuffle
2. I'm Just A Man *
3. The Thrill is Gone*
4. I'll Take You There* (with Saxophone)
5. Don't Lose Your Cool*

Stevie Ray Vaughan - guitar
Chris "Whipper" Layton - drums
Jackie Newhouse - Bass

* with Robert 'Bluebird' Ealey, vocals