ERIC CLAPTON (MEN WITHOUT LEGS) - WOKING 1996(2CDR) [Uxbridge 1885]

ERIC CLAPTON (MEN WITHOUT LEGS) - WOKING 1996(2CDR) [Uxbridge 1885]

販売価格: 2,500円(税込)

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商品詳細

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Live at Woking Leisure Centre, Woking, UK 31st December 1996 PERFECT SOUND(from Original Masters)

【一般のファンが観ることができない特別公演の最古マスターが登場!】

 今週はまたエリック・クラプトンの秘蔵音源でお馴染みの、イギリス在住重鎮テーパーのファーストジェネレーションマスターから、レアで特別なチャリティコンサートの音源をリリース致します!今回はこのチャリティコンサートの未リリースの2年分、重鎮テーパー所有分では最古版と最新版の2つとなります。本作は1996年の高音質ステレオ・オーディエンス完全収録ソースです。このイベントでの重鎮テーパーのマスターでは、本作が最古のものとなります。このコンサートは、1993年以降毎年実施されてきた「ニュー・イヤーズ・イヴ・ダンス」と題されたAA(アルコール中毒者匿名の会)向けのチャリティイベントでした。元々は82年に、当時バンドメンバーだったゲイリー・ブルッカーが地元のパブで開いた「年忘れライブ」に参加したクラプトンがこの趣向を気に入ったことに端を発し、以降も断続的に年末に行なわれてきたものが93年にクラプトン主催で定例化し、大晦日の夜と休憩を挟んだ新年の朝に二度ライブを行なう「ニュー・イヤーズ・イヴ・ダンス」として定着したものです。そして架空のバンド名で事前告知されることも慣習となっていて、この年のバンド名は「MEN WITHOUT LEGS」(「腑抜け男たち」という自虐です)とされました。この年は定期開催になって4年目ということで、クラプトンとバンドもこの企画に馴染んできた頃と言えるでしょう。このコンサートは、クラプトンが会員にもなっているアルコール中毒匿名の会の会員とその家族を無料で招待して楽しませるというもので、一般のファンは観られないというのが建て前になっていました。ところが何事にも裏があるのがこの世の中。重鎮テーパーは、普段のコネクションを利用して見事に潜入し、ステレオ録音に成功したというわけです。このイベントはメンバーとセットリストがこの時だけのレアなことで定評があり、しかも一般のファンは入場できないコンサートとあってはマニア垂涎の的と言えるものなのです。ではここで、このコンサートが行なわれた1996年がクラプトンにとってどのような意味合いを持っていたのかをおさらいしてみましょう。

【この年の充実したライブ活動の流れをそのまま持ち込んだ、レアなメンバーによるワン・アンド・オンリーなライブ】

・1月11日、13日:ロンドンのロニー・スコッツ・クラブで行われたドクター・ジョンのギグに飛入り。
・2月16日〜3月19日:イギリス公演(内、ロイヤル・アルバート・ホールでは13連続公演)
・5月9日:ニューヨークのローズランド・ボールルームにて、ドクター・ジョンと共にVH1のテレビ番組「デュエッツ」の収録。
・5月28日:ロンドン、シェパーズブッシュ・エンパイアで行われたバディ・ガイのコンサートに飛入り。
・6月20日:イタリアのモデーナで開催されたオペラ歌手ルチアーノ・パヴァロッティ主催のチャリティコンサートに出演。
・6月29日:ロンドンのハイド・パークで開催された「プリンシズ・トラスト・コンサート」に出演。
・9月12日:ニューヨークのレキシントン・アーモリーで行われたジョルジオ・アルマーニの出店祝いイベントに出演。
・11月18日、19日、26日:ロンドン、シェパーズブッシュ・エンパイアで行われたシェリル・クロウのコンサートに飛入り。
・12月31日:故郷の町サリー州ウォーキングで毎年恒例のチャリティ・コンサート「ニュー・イヤーズ・イヴ・ダンス」を開催。 ←★ココ★

 いつもの年に比べ、新作アルバムのリリースはなく、ツアーも地元イギリスでの短期のものだったことがお分かりいただけるでしょう。なぜなら、前々年〜前年まで「ナッシング・バット・ザ・ブルース・ツアー」に明け暮れていたからです。従って基本的には休養に充てていた年でしたが、そこはライブ・アーティストたるクラプトン、ステージに立ちたくてうずうずしていたようで、旧知のアーティストたちのギグに飛入りしたり、お声がかかったスポットイベントに積極的に参加していました。そして恒例の年末のイベントに臨んだクラプトン。選んだメンバーはイギリスの仲間ミュージシャンでした。この年が特にレアだったのは、クラプトンを含み、ギタリストが三人もいたことです。しかもいつも参加していたアンディ・フェアウェザー・ロウではなく、元エイジアで、翌々年の「ピルグリム・ツアー」に抜擢され参加することになるアラン・ダービー、さらにクラプトンが気に入っていたシンガーソングライターのポール・ウォーシフ(後に彼のソロアルバムに参加)でした。特にスライドもこなすアラン・ダービーは、ソロプレイも卓越しており、クラプトンとのツインリードでステージを彩っています。キーボードには、共同プロデューサーでもあったサイモン・クライミーがミュージシャンとして参加。ドラムには、アメリカからスティーヴ・ガッドが駆けつけました。レアで豪華なメンバーに加え、このイベントならではのセットリストが魅力です。この年は、前年の「ナッシング・バット・ザ・ブルース・ツアー」からの流れでブルースを多めに組んでいましたが、何よりもレアだったのがLaylaでした。ここでのLaylaは、何と「アンプラグド」バージョンをエレクトリックでプレイするという、クラプトンの長いキャリアでも、この日でしか聴けないアレンジでのバージョンとなっていたのです。無数にあるこの曲のライブバージョンでも、これは非常に珍しい!そしてソウルのスタンダードあり、その他のクラプトンのヒット曲あり、とバラエティに富んでいます。メンバーをフィーチャーしたナンバーも組まれ、クラプトンが聴かせるこうしたナンバーでのソロプレイも絶品!特にアラン・ダービーをボーカルフィーチャーしたI Hardly Ever Doは最高、ファーストソロをとるクラプトンも弾き捲りも凄いですが、セカンドソロのダービーも情感たっぷりのプレイでクラプトンに負けていない!このソロ競演を聴くだけでも価値があると思えるほどです。セカンドセットのFive Long Yearsは何と13分を越える大熱演となっています。曲中では、クラプトンによる微笑ましいメンバー紹介が挿まれています。ここでのクラプトンのソロは凄まじいです。さらにオーラスのSunshine Of Your Loveも侮ってはいけません。何とクラプトンがフルコーラスを歌っています。いつもはサビのパートは他のメンバーに振るのですが、ここではクラプトンが目いっぱい声を張り上げているのです。こんな要素をいっぱい詰め込んだこの年のステージは、それゆえか、海外評価サイト「Geetarz」では、これまでの「ニュー・イヤーズ・イヴ・ダンス」ではベスト!と断言されています。そのとおり、全編、文句なしの内容ですし、そう言われれば、ファンは聴かざるを得ないでしょう。当店が独自入手したレアなオリジナルマスターからのリリースとなります。どうぞお早めのオーダーをお願い致します。


Disc 1 (59:49)
1. Intro.
2. Before You Accuse Me
3. Layla
4. I’m Tore Down
5. Have You Ever Loved A Woman
6. Lay Down Sally
7. Wonderful Tonight
8. I Hardly Ever Do
9. Knock On Wood
10. It Hurts Me Too
11. Every Day I Have The Blues

Disc 2 (62:13)
1. Intro.
2. In The Midnight Hour
3. Reconsider Baby
4. Hoochie Coochie Man
5. Knockin’ On Heaven’s Door
6. Blues Before Sunrise
7. Rolling Man
8. Someday After A While
9. Cocaine
10. Five Long Years
11. Sunshine Of Your Love

Eric Clapton - guitar / vocals
Alan Darby - guitar
Paul Wassif - guitar
Chris Stainton - keyboards
Simon Climie - keyboards
Dave Bronze - bass
Steve Gadd - drums