RORY GALLAGHER - SANTA CRUZ 1991(2CDR) [Uxbridge 1895]

RORY GALLAGHER - SANTA CRUZ 1991(2CDR) [Uxbridge 1895]

販売価格: 2,500円(税込)

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商品詳細

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The Catalyst, Santa Cruz, CA, USA 15th March 1991 ULTIMATE SOUND

 スタジオ遺作となった『FRESH EVIDENCE』を送り出し、最後のワールド・ツアーに乗り出した1991年のロリー・ギャラガー。その現場を超・極上体験できる新発掘ライヴアルバムが登場です。
 そんな本作に吹き込まれているのは「1991年3月15日サンタクルーズ公演」。その一部始終を真空パックした超絶級オーディエンス録音です。本作最大のポイントはサウンドボードも裸足で逃げ出す凄まじいクオリティにあるのですが、19991年と言えば正真正銘サウンドボードのプレス名盤『MINNEAPOLIS 1991: SOUNDBOARD MASTER(Wardour-383)』も大定番として君臨していたりする。まずは『FRESH EVIDENCE』以降の活動全景を振り返り、それぞれのポジションから確認しておきましょう。

●1990年
《5月1日『FRESH EVIDENCE』発売》
・6月10日ー27日:欧州(3公演)
・9月3日:MILTENBERG ROCK FESTIVAL出演
・10月17日:ROCKPALAST出演
・12月18日ー29日:英国(7公演)
●1991年
・2月19日ー24日:日本(5公演)
・2月27日ー3月1日:豪州(3公演)
・3月6日ー30日:北米(20公演)←★ココ★

 これが1990年/1991年のロリー・ギャラガー。彼はなくなる半年前の1995年1月までライヴを行っていましたが、晩年は大票田のヨーロッパのみ。日本や豪州も含むワールドツアーは、この時が最後でした。本作のサンタクルーズ公演は、その最終版である「北米」レッグの8公演目。『MINNEAPOLIS 1991: SOUNDBOARD MASTER』の5日前にあたるコンサートでもありました。
 そして、そんなショウを伝えるサウンドがまた異様。「まるでサウンドボード」を地で行くタイプでして、とんでもなく極太&ゼロ距離ド密着。本物サウンドボードの『MINNEAPOLIS 1991』と比べるとスネアに客録感があるような気もするものの、それもあくまで音色レベル。しかも目を閉じ、ヘッドフォンで瞑想的に聴き込んでいるうちに「オーディエンスっぽい気がしてきた……」と感じるような話。「オーディエンスである」という答えが先にあり、その証拠を懸命に探してこの体たらくなのですから、普通に聴いたら「一体これのどこが客録なんだよ」と鼻で笑っていたのは間違いありません……と書きつつ、まだ疑いが頭を離れない。本当にこれ、オーディネスなんですよね???
 それだけのサウンドにも理由がありました。実のところ、本作を手掛けたのは達人として知られる名手「markp」氏なのです。現在も録音を続ける現役テーパーでもありますが、この人物の名声を築いたのは80年代/90年代の名作群。当店でもトム・ペティの『IRVINE 1983(Uxbridge 1428)』やホール&オーツの『MOUNTAIN VIEW 1988(Uxbridge 1441)』等が大人気を博しましたが、本作はそんな名手コレクションの最新弾にして、頂点レベルの最高傑作なのです。
 そんな超ド級サウンドで画かれるのは、最後の全米ツアーに燃えるロリーのフルショウ。彼のライヴは多彩なカバー曲も魅力ですので、今回はオリジナル曲とカバーに分けて整理してみましょう。

●オリジナル(11曲)
・タトゥー:Tattoo'd Lady/A Million Miles Away
・フォト・フィニッシュ:Shin Kicker/Shadow Play
・フレッシュ・エヴィデンス:The Loop/Kid Gloves
・その他:Continental Op/Moonchild/Off The Handle/Laundromat/All Around Man
●カバー(9曲)
・ライヴ・イン・ヨーロッパ:Pistol Slapper Blues(ブラインド・ボーイ・フラー)/Messin' With The Kid(ジュニア・ウェルズ)/Bullfrog Blues(伝統歌)
・その他:I Wonder Who(マディ・ウォーターズ)/Goin' Down to Eli's(ロバート・ナイトホーク)/Don't Start Me Talkin'(サニー・ボーイ・ウィリアムソンII)/Out On The Western Plains(レッドベリー)/Walkin' Blues(ロバート・ジョンソン)/Tumbling Dice(THE ROLLING STONES)
※注:(  )内はカバー元のオリジナル・アーティスト。

……と、このようになっています。基本的には直近の『MINNEAPOLIS 1991: SOUNDBOARD MASTER』に準じるものの、この日はさらにシェイプアップ。6曲ほど少ないセットでもありました。もちろん、大が小を兼ねるとは限らないのが音楽の面白いところ。短いからこそ名曲の濃度が高く、演奏も集中力が途切れない。まさに駆け抜けるような全力疾走のフルショウを味わえるのです。
 それにしてもスゴい、凄すぎるサウンドです。それこそIEMsかと思うようなシンクロ感で、1音1音に宿る弦や皮の振動まで感じ取れる。ステレオ感やセパレート感では本物サウンドボードである『MINNEAPOLIS 1991: SOUNDBOARD MASTER』さえ凌駕しかねません。そんなスーパー・サウンドでロリー・ギャラガー最後の全米ツアーをフル体験できるのです。まさに文化遺産以外の何物でもないライヴアルバムの超傑作。どうぞ、心ゆくまで存分にご体験ください。

★「1991年3月15日サンタクルーズ公演」の超絶級オーディエンス録音。名手「markp」コレクションの最新弾で、とんでもなく極太&ゼロ距離ド密着。「まるでサウンドボード」を地で行く凄まじい超タイト録音で、ステレオ化やセパレート感は本物サウンドボードの『MINNEAPOLIS 1991: SOUNDBOARD MASTER』さえ凌駕しかねない。ロリー・ギャラガー生前最後の全米ツアーを超絶サウンドで現場体験できる文化遺産アルバムです。

Disc 1(69:00)
1. Intro
2. Continental Op
3. Moonchild
4. I Wonder Who
5. The Loop
6. Tatto'd Lady
7. Going Down To Eli's
8. Shin Kicker
9. Fly Off The Handle
10. Kid Gloves
11. A Million Miles Away
12. Don't Start Me Talkin'

Disc 2(41:14)
1. When I Was A Cowboy
2. Walkin' Blues
3. Pistol Slapper Blues
4. Laundromat
5. Messin' With The Kid
6. Tumblin' Dice
7. Bullfrog Blues
8. All Around Man
9. Shadow Play 

Rory Gallagher - vocals & guitar
Gerry McAvoy - Bass
Brendan O'Neil - Drums