【取り寄せ】DAVID BOWIE - MILTON KEYNES 1983 2ND NIGHT(2CD) plus Bonus DVDR* Numbered Stickered Edition Only [Wardour-182]

【取り寄せ】DAVID BOWIE - MILTON KEYNES 1983 2ND NIGHT(2CD) plus Bonus DVDR* Numbered Stickered Edition Only [Wardour-182]

販売価格: 3,800円(税込)

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商品詳細

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Live at Milton Keynes Bowl, Milton Keynes, UK 2nd July 1983 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)

 長いボウイのキャリアでも、絶頂中の絶頂の刹那を捉えたライヴアルバムが登場です。数あるボウイのワールドツアーで最も長大で最も大規模、そして最も巨大な成功を収めたのは“SERIOUS MOONLIGHT TOUR 1983”でした。世界各地で数万人規模の動員を記録していった巨大ツアーでしたが、その中でもハイライトのひとつとなったのが、故国イギリスのミルトン・キーンズ公演。3日間連続で、なんと約17万5000人を記録するという一大イベントとなりました。人数的には巨大フェス“US FESTIVAL’83”には及ばないものの、ほぼ「ボウイを見るため」だけにこれだけの動員を記録したのです。
 本作は、そんな3連続公演のうちの2日目「1983年7月2日ミルトン・キーンズ・ボウル」で録音されたオーディエンス・アルバムです。その絶頂ぶりは明らかで、再生するといきなり猛烈な大歓声が飛び出す。4万人とも6万人とも言われる群衆が詰めかけた会場は、文字通り「割れんばかり」の大声援。ここで「ヤバいな、こりゃ爆音マスターだ……」と思いきや、その大歓声を切り裂いて始まる楽音の異様な美しさにビックリ! “ミルトン・キーンズ・ボウル”は巨大な野外会場なのですが、野外なのが信じられないほどにクリアなサウンド。楽音の輪郭が風で流されたり、妙な時差が感じられても不思議はないのに、ベースやドラムも1音1音美しく、アコースティック・ギター1本をかき鳴らしても、そのストローク1回1回の鋭さまで伝わる。もちろん、ボウイの歌声もひたすら端正に記録されているのです。
 それもそのはず、本作を録音したのはイギリスを代表する名録音家。エリック・クラプトン他の名録音を次々と発表し、世界的権威のテーパーとして知られる人物なのです。(現代のように猫も杓子もというわけではありませんが)80年代に入って録音家が爆発的に増えた時代にも関わらず、幾多のテーパーを寄せ付けないハイクオリティ録音を生み出し続けたノウハウが遺憾なく発揮されている。そんな名人芸でもなければ、不可能なサウンドが淀みなく流れ出るのです。
 しかも、楽音の美しさと同時に絶頂の人気ぶりがパックされているからこそ、本作は凄い。先ほど「野外会場とは思えない」と書きましたが、それはあくまでクオリティの話。端正に美しいサウンドでありながら、それが広い空間に反響せず、大空に吸い込まれていく感覚。「どこまでも届け!」と果てしない遠方まで歌いかける開放感は、間違いなく野外ならでは。そして、さざ波から大波まで多彩に押し寄せては引いていく大歓声の立体感もまた、野外なればこそ。そのスケール感は、幾多のボウイ録音でも本作だけのものなのです。こう書くと「爆音歓声の中から楽音を探すタイプかな?」と心配されてしまうかも知れませんね。冒頭でも「割れんばかり」と書きましたし。しかし、そのご心配はいりません。冒頭の登場シーンこそ「割れんばかり」ですが、そこで気が済んだのか(笑)、その後はボウイ・ミュージックをたっぷりと楽しめ、演奏中は、テーパー近くに会話さえない。1曲1曲を終える度に大歓声のスペクタクルが沸き立つタイプの録音なのです。

 巨大会場だからこそのスケール感、それを成し遂げるだけ成功を噛みしめる充実感、そして、遠く世界中に歌いかけるような開放感。それらすべてを世界的権威のテーパーが渾身のクリア・サウンドで記録しきったライヴアルバムです。ポップスターに転身し、映画でも世界を沸かせていたボウイ。そんな彼だからこそ為しえた巨大スペクタクルがいっぱいに詰まった1本。ボウイの人生でも類い希なるビッグスケール・アルバム。今週末、絶頂と熱狂の中に立つボウイがあなたのご自宅へうかがいます。

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc 1 (58:04)
1. Intro 2. The Jean Genie / Star 3. Heroes 4. What In The World ? 5. Golden Years 6. Fashion
7. Red Sails 8. Breaking Glass 9. Life On Mars? 10. Sorrow 11. Cat People (Putting Out The Fire)
12. China Girl 13. Scary Monsters (And Super Creeps) 14. Rebel Rebel 15. White Light, White Heat

Disc 2 (54:13)
1. Station To Station 2. Cracked Actor 3. Ashes To Ashes 4. Space Oddity 5. Member Introduction
6. Young Americans 7. TVC 15 8. Fame 9. Stay 10. The Jean Genie 11. Modern Love

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★★特別企画

★世界的権威のテーパーがボウイ絶頂の刹那を捉えた名録音『MILTON KEYNES 1983 2ND NIGHT』。その初回限定ナンバー入りステッカー付きに限り、ミルトン・キーンズ公演を特集したテレビ特番『MILTON KEYNES 1983 TV DOCUMENTARY』が特別に付属いたします。

DAVID BOWIE - MILTON KEYNES 1983 TV DOCUMENTARY(Special Bonus DVDR)

Milton Keynes Bowl, Milton Keynes, UK 3rd July 1983 PRO-SHOT
Broadcast on TV Programme "South Of Watford"

 ボウイ史上、最大級のワールドツアーとなった“SERIOUS MOONLIGHT TOUR 1983”。その本国ハイライトとなったミルトン・キーンズ公演は、空前のスケールを誇る一大イベントでした。本編プレス2CD『MILTON KEYNES 1983 2ND NIGHT』は、その熱狂を肌触り感覚で活写したライヴアルバムです。しかし、そこから聞こえる光景は、テーパー1個人を通してのもの。そこで、ボーナスにはショウ全体のスケール感、時代感を目で見せてくれるテレビ特番をお贈りします。
 本作は、当時のドキュメンタリー番組『SOUTH OF WATFORD』を収録したもの。2パートに別れており、前半は一大イベントとなった“ミルトン・キーンズ・ボウル公演”での模様を、後半は映画『戦場のメリークリスマス』をフィーチュアしています。
 前半の“ミルトン・キーンズ・ボウル公演”もライヴ映像ではなく、あくまでドキュメンタリー。パフォーマンス・シーンもあるものの、メインは会場でのインタビューです。まず登場する会場の光景からして圧巻。“ミルトン・キーンズ・ボウル”は、巨大なすり鉢状の地形なのですが、そこにビッシリと詰めかけた人、人、人の群れ。喩えは悪いのですが、まるで夢の島のゴミのよう。それも、1つ1つが意志を持って蠢いている光景なのです。地上からの撮影でも、群衆に埋め尽くされた地表はまるで肌色の地形。しかも、これは3日間のうちの1日に過ぎない。いかにボウイ人気が絶頂を極めていたのか、その凄まじさが一目で分かる強烈な映像なのです。
 そして、そこに集った人々のインタビューからは時代感覚が吹き出す。ニューウェーヴなファッションの若者はもちろん、ワイルドなロック野郎、ボウイの親世代くらいの老婦人、子連れの家族等々など。老若男女がボウイやこのイベントについて想いを語る。特に衝撃的なのは、一糸まとわぬオールヌードで日光浴をしている女性。しかも性別を忘れた中高年ではなく、スタイルもバツグンな女性。最初は寝ているようにも見えますが、テレビカメラに気づいてもその姿のまま、普通にインタビューに応えているのです。まったくもって我が目を疑うシーンですが、現代では絶対に放送できない光景がテレビで放送されていた。これだけでも猛烈な時代感覚です。
 前半のミルトン・キーンズが老若男女に愛された“ポップスター・ボウイ”の現実だとすれば、後半は“ムービースター・ボウイ”に焦点が当てられている。映画『戦場のメリークリスマス』の名シーンをふんだんに使ったドキュメンタリーです。この映画がイギリスで公開されたのは、この年の8月。ミルトン・キーンズ公演の時点で日本公開はされていますが、イギリスでは封切り間際でした。そんな『戦メリ』の宣伝でもあったのか、有名シーンの数々と俳優ボウイの演技を語る関係者のインタビューが流れるのです。ボウイのシーンを凝縮して並べ、日本語台詞に英語字幕が乗る編集は、言わば“イギリス人視点の『戦メリ』”。お馴染みの映画でも違って見えてくるから不思議です。

 ポップスターとしての顔、銀幕スターとしての顔を加えて人気の頂点を極めた1983年のボウイ。現代の視点から振り返れば、これもまた七変化の真骨頂でした。本編プレス2CDの熱演は、なぜああも熱いのか。プレス銀盤の向こう側にいる観客たちの表情と共に、時代の熱風を届けてくれる衝撃映像。世界的な傑作ライヴアルバムと併せ、ぜひボウイ史上でも絶頂を極める大気を思いっきり吸い込んでください。

1. Part One 2. Part Two

PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.25min.

Special Bonus DVDR for limited numbered stickered edition of "MILTON KEYNES 1983 2ND NIGHT"(Wardour-182)