PETER GABRIEL - THE ROXY 1977 1ST NIGHT (EARLY SHOW) : MIKE MILLARD MASTER TAPES(2CDR) [Amity 720]

PETER GABRIEL - THE ROXY 1977 1ST NIGHT (EARLY SHOW) : MIKE MILLARD MASTER TAPES(2CDR) [Amity 720]

販売価格: 2,500円(税込)

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商品詳細

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Live at The Roxy, West Hollywood, CA, USA 9th April 1977 ULTIMATE SOUND★FM放送よりも音が良い!!

 ロバート・フリップと組み、初のソロツアーに臨んだ1977年のピーター・ガブリエル。その現場を真空パックした絶対名手コレクションが登場です。
 そんな本作に吹き込まれているのは「1977年4月9日ウェスト・ハリウッド公演(アーリー・ショウ)」。伝説クラブ“The Roxy”でマイク・ミラードが記録した極上オーディエンス録音です。「ガブリエルのロキシー・ライヴ」と言えば似たタイトルが何作もあり、本稿に目を留められた方なら「前にもなかったっけ?」と既視感を憶えているかも知れません。もちろん、本作もそれらと無関係ではないものの、アップグレード版ではなく完全新作。その辺の事情をご説明するためにも、まずは「ガブリエルのロキシー公演」をおさらいしてみましょう。

●1977年 “CAR Tour”
・4月9日アーリーショウ ←★本作★
・4月9日レイトショウ ←※THE ROXY 1977 1ST NIGHT
・4月10日アーリーショウ
・4月10日レイトショウ ←※THE ROXY 1977 2ND NIGHT

●1978年 “SCRATCH Tour”
・9月30日:アーリーショウ ←※THE ROXY 1978 1ST NIGHT (EARLY SHOW)
・9月30日:レイトショウ ←※THE ROXY 1978 1ST NIGHT
・10月1日:アーリーショウ
・10月1日:レイトショウ

 以上、4日間の8公演(資料によっては“1977年4月8日”入りの9公演説もあるのですが、ここではより有名と思われる「8公演説」に従っています)。ガブリエルがロキシーで行ったのはこの2年間だけです。本作はその中でもイの一番となる「1977年/初日/アーリー」だったわけです。なお、1977年のロキシー公演はFMサウンドボードも有名で、以前からどのショウなのか議論されてきましたが、実は本作と同じ「1977年/初日/アーリー」。つまり、あの大定番サウンドボードの現場をマイク・ミラードが真空パックしたライヴアルバムなのです。
 おっと、ここで「なんだ、サウンドボードがあるならいいや」と思われた方はちょっとお待ちを。通常であればその通りなのですが、本作を記録したのは「あの」ミラード。しかも、本作は大元カセットからダイレクトにデジタル化されており、発掘を担っている名門「JEMS」自身が「FMサウンドボードよりも音が良い」と送り出してきた銘品なのです。
 実際、その言葉に偽りなし。生々しい現場感も正直に吸い込んだサウンドは明らかにFM放送と異なっていますし、スネアの鳴りやヴォーカルの伸びにもオーディエンス録音の証は刻まれている。しかし、その芯の力強さはFM放送にも負けておらず、セパレート感や鮮やかなディテールは(数段)勝ってさえいるのです。元々FMサウンドボードがオフィシャル級ではないというのもありますが、間違いなくベスト録音の栄誉を奪取する新王者の録音なのです(そもそも放送版のベストであるPreFMマスターを発掘したのも「JEMS」。その当人が「放送より良い」と断言しているのですから、比べるまでもなかったのかも知れません)。
 そんなサウンドボード超えのリアル・サウンドで画かれるのは、プログレ史の両雄が肩を並べるクラブ・ギグの現場。セットはFM放送やレイト・ショウ等と同一だったりしますが、一応ここでも再掲しておきましょう。

●CAR
・Here Comes The Flood(2テイク)/Moribund The Burgermeister/Waiting For The Big One/Excuse Me(★)/Solsbury Hill/Humdrum/Slowburn/Modern Love/Down The Dolce Vita(★)
●その他
・SCRATCH:On The Air/A Song Without Words (Indigo)
・カバー他:Ain't That Peculiar(★)/All Day And All Of The Night/Back in N.Y.C.(★)
※注:「★」印はこのツアーだけの限定曲。

 ショウ自体はすでに馴染んだものですが、その生演奏が掻き立てる熱気はえらくフレッシュ。前述のように、本作は現場の喝采も正直に吸い込んでいるのですが、それがえらく熱く、ユーモアたっぷりなガブリエルのパフォーマンスに笑い声さえ起きる。そして、GENESISの名曲「Back In N.Y.C.」が始まったときの熱狂と言ったら! フリップ一流のギターで綴られるGENESISナンバー……まさにプログレ者の夢の結晶となる1曲。その素直な換気に全身を包まれ、演奏が始まるや1音1音を聞き逃すまいとする現場ムードと精神が一瞬にしてシンクロする。そんな醍醐味を名手ミラードの極上サウンドで体験できるのです。
 1976年には本家GENESISがビル・ブルーフォードとツアーを行い、翌1977年にはガブリエルがロバート・フリップと初ツアーに臨んでいた。思えば思うほど奇跡のような時代を、伝説クラブで本生100%体験できるライヴアルバムです。絶対名手ミラードの大元マスター・コレクションから飛び出したサウンドボード超えの新名盤。どうぞ、存分にご堪能ください。

★「1977年4月9日ウェスト・ハリウッド公演(アーリー・ショウ)」の極上オーディエンス録音。定番FMサウンドボードと同じショウですが、絶対名手マイク・ミラードの大元カセットから起こされた別録音。発掘を担った名門「JEMS」も「FM版より音が良い」と太鼓判を押しており、実際FMサウンドボード以上に鮮やかでリアル。ロバート・フリップとガブリエルが並び立つクラブの現場に本生100%の極上サウンドで立ち会えます。

Disc 1 (42:24)
1. Intro
2. Here Comes The Flood (piano)
3. On The Air
4. Moribund The Burgermeister
5. Waiting For The Big One
6. A Song Without Words
7. Excuse Me
8. Solsbury Hill
9. Ain't That Peculiar (Marvin Gaye)
10. Humdrum

Disc 2 (39:34)
1. Slowburn
2. All Day And All Of The Night (The Kinks)
3. Here Comes The Flood
4. Modern Love
5. Band Introduction
6. Down The Dolce Vita
7. Back In N.Y.C.

Peter Gabriel - Vocals, Piano, Flute, Tambourine
Dusty Roads (★Robert Fripp) - Guitars
Steve Hunter - Guitars
Tony Levin - Bass, Stick, Tuba, Vocals
Alan Schwartzberg - Drums, Vocals
Jim Maelen - Percussion, Vocals
Larry Fast - Synthesisers
Phil Aaberg - Keyboards, Vocals