BOB DYLAN - FLEADH FESTIVAL 1993(1CDR) [Uxbridge 1923]

BOB DYLAN - FLEADH FESTIVAL 1993(1CDR) [Uxbridge 1923]

販売価格: 2,500円(税込)

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商品詳細

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Fleadh Festival Finsbury Park, London, UK 12th June 1993 TRULY PERFECT SOUND

 今回同時にリリースされるディランの93年ライブ音源はニューオリンズから二か月後、今度は同年二度目のヨーロッパツアーの初日に出演した『Fleadh Festival』の模様を捉えたウルトラ・クオリティのオーディエンス録音。
 これがまた実に音像の近い録音状態でして、もしリアタイでリリースされたとしたらニューオリンズと共に間違いなくプレスCDでリリースされたであろうクオリティ。
 ですが、1993年当時にこれほどまで秀でた音源がトレーダー間に広まっていなかったというのも事実。皮肉なことに30年もの歳月が経過したからこそ、こうして降臨してくれたのでした。

 そんな別格のクオリティで記録されたこの日の演奏がまた強烈。何しろオープニングのアコースティックな「Hard Times」からしてディランがエンジン全開。既に二回のツアーをこなした後というタイミングからバンドもしっかりとディランを支えている。
 実際エンジン全開なディランを「All Along The Watchtower」でバンドががっぷり四つに向き合ってニューオリンズの時から演奏が進化。よりスリリングな演奏がこれまた最高な音質で聞かれるのです。
 そして今度は「One Irish Rover」において作者ヴァン・モリソンが登場。まるで物真似番組の「ご本人登場」的なタイミングと盛り上がりには笑ってしまいますが、89年からディランがステージで何度も歌っていたヴァンの曲を作者が一緒に歌ってみせたのは何とこの時だけ。
 その超貴重な場面も完璧な音質で捉えてくれているのですが、ここでの堂々たるヴァンモリの存在感まで伝えてくれるのが圧巻。YouTube上にはこの場面を捉えたオーディエンスショット映像も存在しますが、最初は別々のマイクで歌い、次に一本のマイクで二人が歌う様に会場は凄まじい盛り上がりを見せていたのでした。

 このサプライズ・ゲストでさらにテンションが上がったと思われるディランは「Mr. Tambourine Man」になるとキレッキレ。リアタイでは93年序盤のステージを捉えた音源ばかりがリリースされたことが同年のライブの印象をマニア間で薄くさせる原因になったと思われますが、この日のようなハイテンションなステージがリリースされていたら…と思わずにはいられません。
 その点においては見過ごされがちな93年ディラン・ショウの真価を捉えた極上音源ともいえ、フェス出演らしいショートステージ故に一枚のディスクでサクッと聞けるのも大きな魅力。奇しくも今回は93年のディランがフェスのステージに上がってゲストが登場する極上音源が同時にリリースされることになりました。
 この絶好調な一日を締めくくるに相応しく、フィナーレが「It Ain't Me, Babe」まさかのスロー・バージョンというのが面白い。このようにショートステージながらハイテンションな演奏は聞きどころ満載、おまけにヴァン・モリソンまで登場という93年の魅力を凝縮したようなマニア感涙の極上オーディエンス・アルバム!

(77:16)
1 Hard Times
2 Stuck Inside Of Mobile With The Memphis Blues Again
3 All Along The Watchtower
4 You're A Big Girl Now
5 Tangled Up In Blue
6 One Irish Rover (with Van Morrison)

https://youtu.be/cH50zRyPLgg

7 Watching The River Flow
8 Jim Jones
9 Mr. Tambourine Man
10 Maggie's Farm
11 It Ain't Me, Babe

Bob Dylan - vocal & guitar
Bucky Baxter - pedal steel guitar & electric slide guitar
John Jackson - guitar
Tony Garnier - bass
Winston Watson - drums & percussion