YES - L.A. FORUM 1991: MIKE MILLARD MASTER TAPES(3CD) [Virtuoso 497/498/499]

YES - L.A. FORUM 1991: MIKE MILLARD MASTER TAPES(3CD) [Virtuoso 497/498/499]

販売価格: 4,500円(税込)

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商品詳細

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The Forum, Inglewood, CA, USA 15th May 1991 ULTIMATE SOUND

 YESミュージックをこよなく愛した絶対名手マイク・ミラード。そのマスター・コレクションの最終章ともなる8人YES篇が新発掘。永久保存プレス3CDでリリー決定です。
 そんな本作に吹き込まれているのは「1991年5月15日イングルウッド公演」。ミラードの庭とも言うべき主戦場“ザ・フォーラム”で記録された超極上オーディエンス録音です。ミラードは同じバンドを繰り返し録音するのを好まなかったとも言われる一方、その逸話に反するようにお気に入りバンドは何度も入念に録音していました。ZEPやストーンズが有名ですが、プログレも好んでおり、GENESISファミリーやYESも名作を大量に残しました。特に「いろんなツアーを録音した」という意味においては、YESこそが最多。ABWHも含めて8つものツアーを記録しており、本作はその最終章となるのが1991年の“UNION Tour”なのです。もちろん、当店では逐一ライヴアルバムとしてアーカイヴしてきました。良い機会でもありますので、ミラードのYESコレクションを一望してみましょう。

●70年代(7作)
・海洋地形学の物語ツアー:L.A. FORUM 1974(Virtuoso 439/440)
・リレイヤー・ツアー:HOLLYWOOD BOWL 1975(Virtuoso 445/446)
・究極ツアー:LONG BEACH ARENA 1977(Virtuoso 418/419)/L.A. FORUM 1977 1ST NIGHT(ギフト)
・トーマト・ツアー:L.A. FORUM 1978 2ND NIGHT(Virtuoso 470/471)
・10周年ツアー:LONG BEACH ARENA 1979 1ST NIGHT(Virtuoso 464/465)/2ND NIGHT(Virtuoso 486/487)
●80年代以降(3作)
・ドラマ・ツアー:LOS ANGELES 1980 1ST NIGHT(Virtuoso 486/487)
・ABWHツアー:LOS ANGELES 1989(Amity 636)
・8人YESツアー:★本作★

 以上、1974年の“TALES FROM TOPOGRAPHIC OCEANS Tour”から1991年の8人までの10作品。ミラードはポップな”90125 YES”に興味がなかったようですが、シンフォニックなプログレ・ツアーとなると足繁く通っていたことがよく分かる。『L.A. FORUM 1977 1ST NIGHT』はカセット・マスター自体が劣化していたため、ABWHの『LOS ANGELES 1989(Amity 636)』は大元ではなく1stジェネ・マスターなために永久保存とはなりませんでしたが、それ以外の8作品はプレス化が実現しているのです。
 そんなコレクション最終章となる本作は、まさに超極上。ミラードの大元マスターなのですから超極上でも当たり前になってしまうのですが、やっぱりスゴいものはスゴい。「芯が○○」「ホール鳴りが◇◇」と言葉にする気力も失せると言いますか、ぶっちゃけ「完全オフィシャル級」。それこそ正真正銘のオフィシャル『UNION LIVE』と混ぜて再生しても「ミックス・バランスがチョット違うかな?」くらい。曲間の喝采やヴォーカルの伸びに極々僅かなオーディエンスらしさも吸い込まれていますが、それさえ神々しい降り注ぎ感にこそなれ、曇りや距離感には一切なりません。
 恐らくは、ミラードの技術に加えて「1991年」という時代性もあったのでしょう。休止期間から復帰したミラードの手法に変化があったのかは断言しかねるところですが、世界は確実に変化していた。現場PAが格段に進化しており、本作はその出音の美しさを正確無比に捉えきっているのです。
 そんなオフィシャル級オーディエンス・サウンドで画かれるのは、公式作『UNION LIVE』とも趣の異なるフルショウ。ここでショウのポジションも確認しておきましょう。

●1991年
・4月9日ー29日:北米#1a(16公演)
《4月30日『結晶』発売》
・5月3日ー21日:北米#1b(15公演)←★ココ★
・5月29日ー6月30日:欧州(20公演)
・7月5日ー8月8日:北米#2(28公演)←※公式UNION LIVE
●1992年
・2月29日ー3月5日:日本(5公演)
《8人YES解体》

 これが世紀のユニット「8人YES」のワールド・ツアー。公式『UNION LIVE』となったマウンテン・ビュー公演もカリフォルニアでしたが、あちらはレッグが異なる終盤の「北米#2」。本作のイングルウッド公演は約3ヶ月前にあたる「北米#1」の26公演目にあたるコンサートでした。そして、レッグが異なればセットも変わり、本作では『UNION LIVE』で聴けないレパートリーも楽しめます。ここで比較しながら整理しておきましょう。

●70年代クラシックス
・こわれもの:Heart Of The Sunrise/Long Distance Runaround(★)/Roundabout
・その他:Yours Is No Disgrace/I've Seen All Good People/And You And I(★)/Awaken
●90125時代
・ロンリー・ハート:Owner Of A Lonely Heart/Hold On(★)/Changes(★)
・その他:Rhythm Of Love/Make It Easy
●その他
・結晶:Shock To The System(★)/Lift Me Up(★)
・ソロタイム等:Clap/Mood For A Day/Solly's Beard/Whitefish/Amazing Grace
※注:「★」印は公式ライヴアルバム『UNION LIVE』で聴けなかった曲。

 複雑怪奇なYESヒストリー……いや、プログレッシヴ・ロック史全体でも他に類を見ない超豪華ユニットだった「8人YES」。本作は、二度と復活することのない奇跡のショウをミラード・サウンドでフル体験できる文化遺産です。まさにプログレ者の「夢の結晶」を永久保存したプレス3枚組。どうぞ、心ゆくまで存分にご堪能ください。

★「1991年5月15日イングルウッド公演」の超極上オーディエンス録音。絶対名手マイク・ミラードの大元マスターで、そのサウンドは「完全オフィシャル級」。それこそ公式品『UNION LIVE』と混ぜて再生しても「ミックス・バランスがチョット違うかな?」くらいです。PAが進歩した「1991年」だからこその出音の美しさもあり、ミラード・コレクションでもバツグンの銘品。8人の英雄が並び立つ奇跡のツアーを極上フル体験できます。



Disc 1 (57:03)
1. Firebird Suite
2. Yours Is No Disgrace
3. Rhythm Of Love
4. Shock To The System
5. Heart Of The Sunrise
6. Clap
7. Mood For A Day
8. Clap(reprise)
9. Make It Easy
10. Owner Of A Lonely Heart

Disc 2 (63:59)
1. And You And I
2. Drum Solos
3. Hold On
4. I've Seen All Good People
5. Tony Kaye Solo
6. Changes
7. Solly's Beard
8. Long Distance Runaround
9. Whitefish
10. Amazing Grace

Disc 3 (44:26)
1. Lift Me Up
2. Rick Wakeman Solo
3. Awaken
4. Roundabout

Jon Anderson - Vocals
Bill Bruford - Drums
Steve Howe - Guitars
Tony Kaye - Keyboards
Trevor Rabin - Guitars
Chris Squire - Bass
Rick Wakeman - Keyboards
Alan White - Drums