TINA TURNER - ROCKEFELLER'S 1983(2CDR) [Uxbridge 1936]

TINA TURNER - ROCKEFELLER'S 1983(2CDR) [Uxbridge 1936]

販売価格: 2,500円(税込)

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商品詳細

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Rockefeller's, Houston, Texas, USA 25th April 1983 STERE SBD

 ハードなロック色を強めつつ、ソロとしての再ブレイク前夜にあった1983年のティナ・ターナー。歴史的カムバック目前の歌後を脳内に流し込んでくれるサウンドボード・マスターが新発掘です。
 そんな本作が記録されたのは1日2公演。「1983年4月25日ヒューストン公演」のアーリーショウをDISC 1、レイトショウをDISC 2に配した2枚組のサウンドボード録音セットです。ティナのカムバックと言えば、1984年の『PRIVATE DANCER』大ヒットに尽きるわけですが、その予兆は1983年から始まっていました。その辺の状況をご説明するためにも、まずは当時のスケジュールから紐解いてみましょう。

・1月12日ー29日:北米#1(9公演)
・4月8日ー25日:北米#2(4公演)←★ココ★
・5月13日:グローナルンド公演
・6月10日ー27日:北米#3(3公演)
・7月13日:トラルゴン公演
・7月25日ー8月4日:北米#4(3公演)
・8月24日:ヘルシンキ公演
・9月26日ー10月9日:北米#5(20公演)
・10月13日:オスロ公演
《11月:シングル『Let's Stay Together』発売》
・11月1日ー12月22日:欧州(12公演)

 これが1983年のスケジュール………とは断言し難い。例によってティナの記録は資料によって大幅に異なっており、まるっきり矛盾している事も多々。上記はあくまで「ある資料によると」というレベルでして、信じないでいただきたいです。では、なぜ掲載したかと言えば、シングル『Let's Stay Together』の発売タイミングとの関係を把握していただきたいから。1983年11月にリリースされたシングルが全米26位/全英6位のヒットになったことでCapitolレーベルが『PRIVATE DANCER』製作を指示。あの歴史的カムバックへの扉を開いたのです。本作のヒューストン公演は、そんなシングル発売の約半年前。再ブレイクの扉を開くポテンシャルを十分に溜め込みつつ、栄光の未来を知る由もない挑戦者の時代の歌声がたっぷりと楽しめるのです。
 そして、それを伝える本作はティナの訃報を機に公開されたマスターで、そのクオリティは超極上の直結系。ひと口にサウンドボードと言っても個性は様々なわけですが、本作はオフィシャル作やFM放送のような作り込み系ではなく、ミックス卓から直接録音したような生々しさが強烈。家庭用オーディオでの再生を気にするそぶりさえなく、現場PAが吐き出しているであろう出音がそっくりそのまま飛び出してくる。
 正直なところ、バランス的には荒っぽく作品感に欠けますし、コンサート会場を追体験するような演出もありません。しかし、それは欠点ではなく、むしろ美点。無加工なムキ出し感は生演奏の機微をこれ以上なく鮮やかに描き出し、ギターの弦/ドラムの皮の振動まで感じるリアリティは圧倒的です。そして何よりヴォーカル。耳元レベル……と言いますか、もはや頭の中でにティナが叫んでる。全身がPAシステムに接続されているかのような異次元のシンクロ感。小綺麗に整ったオフィシャル品でも、現場リアリティを正確に再現するオーディエンス録音でも味わえない異次元感覚。まさに卓直結サウンドボードだけの醍醐味を存分に味わえるのです。
 そんな灼熱サウンドで脳みそに流し込まれるのは、再び全世界を振り向かせようとしていた女王の絶唱。1日2ステージはほぼ同じセットなのですが、実はアーリー・ショウ(DISC 1)はセット後半が未収録の不完全版だったりもします。ここで整理しておきましょう。

●2公演共通(9曲+α)
・Cat People (Putting Out Fire)(★)/Acid Queen/River Deep, Mountain High/Hot Legs(★)/Get Back(★)/Take A Little Pain(★)/Rock 'N' Roll Widow(★)/Nutbush City Limits/Givin' It Up For Your Love/Night Life(★)
●レイト・ショウのみ(DISC 2:4曲)
・Help!(★)/Proud Mary/Music Keeps Me Dancing/Hollywood Nights
※注:「★」印は公式映像『NICE 'N' ROUGH』で聴けなかった曲。

……と、このようになっています。再ブレイク前だけあって当時だからこその貴重なカバー曲が満載。80年代序盤のライヴと言えば、公式映像『NICE 'N' ROUGH』が象徴ではありますが、フルセットの約半分となる7曲が異なるレパートリーなのです。
 独り立ちを果たしただけでなく、更なるスターダムへと登り詰めようとしていたティナ・ターナー。シンガーとしても脂が乗り、燃え上がる情熱まで宿した熱唱に火傷しそうな灼熱サウンドボード・アルバムです。彼女を失って穴の空いてしまった胸を熱く熱く焦がしてくれる2枚組。どうぞ、存分にお楽しみください。

★「1983年4月25日ヒューストン公演(夕・夜の部)」の強力サウンドボード録音。超極上の直結系で、現場PAが吐き出しているであろう出音がそっくりそのまま飛び出してくる。無加工なムキ出し感は生演奏の機微をこれ以上なく鮮やかに描き出し、ヴォーカルは耳元レベル……と言いますか、もはや頭の中でにティナが叫ぶ異次元サウンドです。公式映像『NICE 'N' ROUGH』でも聴けないレアな名曲群も美味しい2公演を楽しめます。


Disc 1(40:12)
Early Show

01. Warming up.
02. Cat People (Putting Out Fire) / Acid Queen.
03. MV
04. River Deep, Mountain High
05. Hot Legs
06. Get Back
07. Take A Little Pain
08. Rock N' Roll Widow
09. Nutbush City Limits
10. Givin' It Up For Your Love
11. Night Life

Disc 2(75:10)
Late Show

01. Warming up
02. Cat People (Putting Out Fire) / Acid Queen
03. MC
04. River Deep, Mountain High
05. Hot Legs
06. Get Back
07. Take A Little Pain
08. Rock 'N' Roll Widow
09. Nutbush City Limits
10. Givin' It Up For Your Love
11. Night Life
12. Band introductions
13. Help!
14. Proud Mary
15. Music Keeps Me Dancing
16. Encore
17. Hollywood Nights
18. Rockefeller's outro 1:09

Tina Turner - Vocals
James Ralston - Guitar, Backing Vocals
Bob Feit - Bass, Backing Vocals
Kenny Moore - Piano, Backing Vocals
Jack Bruno - Drums
Michael - Keyboards
Annie Behringer - Dancer, Backing Vocals
Lejeune Richardson - Dancer, Backing Vocals

STEREO SOUNDBOARD RECORDING